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飛びっきりの地物を江戸前の技で。 満足、満足の“江戸前鮨”
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かづらきのをに
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店名 |
健寿司(けんずし)
|
---|---|
ジャンル | 寿司 |
予約・ お問い合わせ |
0898-24-0141 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
せとうちバス西条方面行き、衣干神社前下車 伊予富田駅から1,498m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥10,000~¥14,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX、Diners) |
席数 |
89席 (カウンター8席、小上がり25席、座敷50席、掘りごたつ6席) |
---|---|
個室 |
有 |
駐車場 |
有 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
備考 | |
初投稿者 |
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スシ・ポリス参上!?・・・・・って話題もありましたが、国内でも“江戸前すし”は多種多様。
本家本元東京なら、本物の江戸前鮨に出会えるか?これもまたカッコつき。あまたの街場・駄寿司屋
をかき分けて、本物を探すのも大変です。さらに、“本物”が問題で、魂こめた江戸前鮨も、古典
的なものから現代的なものまで、実に様々、これぞ本物といえば角が立ちます。
そんな中、近所田舎の世田谷・代沢で、屋台の雰囲気を色濃く残すのが小笹寿し。毀誉褒貶などど
こ吹く風、気に入らない喰い方には、低い声で駄目を出す先代親方。その親方に叱られるのを楽し
みに(???)、長年通いつくした身としては、“鮨屋”は鮨をつまむ場所。料理屋でも居酒屋でも
ないのです。酒だけ飲んで、だらだら談笑なんて、とんでもない。
ところが各地で変貌を遂げた“江戸前鮨屋”、地方の多くの店では、鮨を食いに来たんだーーー、
と叫びたくなることも多いのです。でもここなら、まずは心配ご無用。
店はカウンター7席と座敷。つけ場は、親方と2番手。店内を支配する、凛とした空気。
酒は「銀河鉄道」で有名な、亀岡酒造の特注品。多くの銘柄を並べる、無粋なやり口とは無縁です。
ハモとエビの冷やし鉢をお友に、濃醇な冷酒を頂きつつ、まずは〆たものから一貫ずつ。
〆サバは軽い味わい。ママカリは出色。軽く〆た爽やかな香りの後に、はらりとほどけるシャリ。
一粒一粒の形を感じながら噛み締めると、しみじみメシの旨みを想います。
続いて、白身は、マダイ、アコウ、ハマチ、生サバ。すべて地の天然もの。
マダイは時期的にいまいち。来島のアコウ(キジハタ)は絶品。夏の超高級品。専門漁師も少なく、
数が揃わないので、大消費地にはなかなか送られません。築地で見かける活け物とは、一味もふた
味も違う感じ。透き通った身の中に、凝縮された旨みがあるのです。やや甘めのシャリは、こうい
うネタのためにあるのか、などとも思います。天然ハマチは、きれいな味でこりこりとした食感。
ヅケ風に出された生サバがまたすっきりした旨さ。ここで、もう一度ママカリをつまんで口直し。
次に、テナガダコを塩・酢橘で。マイカ(スミイカ)のエンペラも一口。
続いて貝。まず目に留まったのが、鮮やかな色のバカガイ。口中に広がる海の景色。この貝、こち
らではトリガイと呼ばれます。一方、普通の鳥貝は黒トリガイ。今の時期は、日本海産。さらに、
アカガイ、ナミガイ(白ミル)、ヨナキガイ。どれも、貝の宝庫、燧灘の香りを伝えるもの。
さてこの当たりで一休み。冷酒を追加。何か肴を、と頼むと、かわいらしく並べられた6つの小皿。
茶ぶりのナマコは名産品。真竹と鱧卵の和え物などつつきながら、のんびり飲んでくつろぎます。
一息ついたところで仕上げ。大きな天然クルマエビ。宮窪の赤ウニは、軍艦ではなく握りです。
マグロのヅケ2貫。そして、焼きアナゴ。ちょっとシャリの存在感が薄いかな。
最後は煮たもの。子持ちの小イカ。さらに、蒸しアワビ。ネタはどれも旨いものの、シャリがやや
負ける感じ。味わいの強いシャリがほしいところ。〆は玉子にカンピョウ巻。満足、満足。
親方は、東京・柳橋で修業の後、30年ほど前に開店とのこと。固めのシャリは柳橋譲り、甘めなの
は今治風。ネタの種類が違っても、バランスよいシャリは江戸前の粋。旨いシャリがあってこそ、
上質のネタも生きるというもの。唯一ワサビが難点としても、江戸前の心を味わえます。
冷酒4合に、握り22個と細巻1本で、勘定は13200円。握り1貫あたり450円ほどか。