九州系・おいしい鶏肉のお店。個室テレビで親子もＯＫ？ : 山内農場 尾張一宮東口駅前店

駅前なので、アクセスバッチリ。
よく目立ってます。
この周辺はとにかく飲み屋が増えましたが、良い所も「絶対行くな！」な地雷もありまして（苦笑
どこに行くか迷っちゃいますが、迷ってここに入ったならば、おめでとうございます。
大正解です。
経営はどこにでもある飲み屋さんチェーンらしいですが、そのチェーンのよくあるお店とは随分と別路線のようで。良いです。

ただ、お店の紹介ページに書いてある「ご予算４０００円以内」というのは…
飲む量にもよりますが、ちょっと飲む人がいると足りないかな…？
男４人（＝のんべえ一人、普通な二人、一杯で限界な自分（笑））で飲み食いすると、１０％引きクーポンを使って一人４４００円なので…ね。
ちょっとお高い、というかどのお料理もやや少なめ、小さめ。
量より質。味で勝負。そういう感じです。
飲み物のサイズは普通。
果物系・梅酒系のお酒が充実していました。
九州とあって焼酎も色々。その辺はメニューをご覧ください。

色々食べた中でも印象が強いのは、やっぱり鶏肉。
九州に「山内地鶏」という鳥ちゃんがいるそうで、そのお肉を使っているからこの名前なのだそうですが、さすが。
炭火焼き、プリップリです。
唐揚げとかになると、お肉そのものよりも揚げ方やらなんやらの要素が強くなっちゃいそうな気がするのですが、
この炭火焼きは味付けも薄めで、ストレートに肉の良さを出している感じ。
たぶん、良いお肉だからこそできることなのだと思います。
おいしゅうございました。

それから、手羽先…と頼んだら、確か訂正されたので別の名前だったと思いますが、いわゆる手羽先。
これまた味付けは薄めですが、愛知的な普段慣れ親しんでいる手羽先とはまるで別物。
かなり大ぶりの手羽が２つ、ドーン。
４，５本並んで出てくるイメージなので、まずそこで「なんか違う…」
それ以上に違うのは肉質。
皮の弾力が強すぎて、某やまちゃんが教えてくれた「上手な食べ方」をしようとすると、全然ポキっとできない。
頑張ろうと思ってもアツアツで頑張れない。
そして、その間にも見たことのない量の肉汁がじわじわあふれ出てきます。
めちゃくちゃジューシー。なのに嫌な脂っこさはまったくありません。
ただし指はベッタベタになるので、ご注意を…（苦笑

この他、馬刺し。
付け合わせの玉ねぎスライスと一緒に、あまーい醤油に付けて食べると、まぁおいしいですよねぇ…。
馬刺しのおいしさが分かる歳になっちゃったんだなぁ…（笑
なんだったか、もう一品このお醤油で食べたものがありましたが、醤油にしても香辛料的なトッピングにしても、ちょくちょく色々出てきました。
味にもこだわっている、という感じですよね。

最後にプリン。
男４人でデザートにプリンを頼みましたが、パッと見茶碗蒸しでしかないシブーイ器が、場の雰囲気にぴったり（笑
木製のスプーン（これまた茶碗蒸しっぽい）を入れてみると、表面が何やらサクサク。
カラメルがカリカリになって、表面で膜みたいになっているんですね。
こういうの、飲み屋さんでは初めて見ました。
甘さ控えめの大人味。これもまたおいしい。


そんなこんなで、どれを頼んでもきっとハズレはないと思います。
店員さんも文句なし。
正月三が日で忙しい中、ボタンを押すとストレスにならない速さで毎回来てくれましたし、表情も自然な笑顔で良い感じ。
勘違いなカラ元気対応もありません。
飲み物が出てくるのはわりかし早めで、料理もそれほど待つことがありませんでした。
大体のお店では、頼んだ物がなかなか来なくて「あと何か頼んだっけ？」となりますが。
ここではスムーズに出てくるので、逆に「まだ頼んでたっけ？」。
そういうのは初でした。

最後に…個室。
仲の良い者同士にはちょうどいい狭さですが、がっつりスポーティボディな方が４人集まって個室に入ると、かなり狭苦しいかもしれません。
親睦を深めるのにはいいと思うんですけどね。
体格的な問題が絡むと、やや面倒さはあると思います。

それから、注文用パネルにしてはでかすぎるし壁掛けだぞ…と一瞬思ってしまう？テレビ。
シーズンがシーズンなら、スポーツ中継を見ながら飲みたい人にはありがたいサービスですね。
子ども連れファミリーには、いい番組さえやっていれば、つかの間ののんびりタイムを楽しむお供にもなってくれるでしょう。