Goto利用で鯨三昧､初クジラに家族も満足。 : 魚屋の台所 下の一色 ニシキ店

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10月最初の土曜。就職で浦和勤務の上のガキが帰省して来たので､久々に家族4人で会食。ただ名古屋パルコに一旦集まる格好なんだけど､夜は8時前後になるかもってだけで､何時になるか決まらず､予約にGOが出たのが前日､金曜の夜。10月に入って｢Go To Eat｣が使えて､夜は1人千円分のTポイントがもらえるらしいけど､内々決めてた､焼鳥の大銀杏だと､残念！前日Web予約出来～ず！改めて｢Go To Eat｣OK店を再検索して､8時で｢下の一色/ニシキ店｣に予約。実質､矢場町から丸の内に移動。てっきりチャリ利用のつもりで店選びしたから､結果､20分弱歩くはめになっちゃったけど､パルコの用が7時40分迄かかったから､人通りの戻った栄の中をジグザグ歩いて､空きっ腹で店まで行くってのも､それはそれで楽しんじゃえたかも。で予約ジャストの8時に到着。予約済と告げるとカウンター席の奥のテーブルスペースにご案内。

客席はまずまずの埋まり具合？(ただ俺達以降､来客ほぼ無し) 取合えず名物の鯨物何品か頼んだら､ギネス600円x2･スーパードライ中590円･デコポンソーダ390円で乾杯。●お通し320円x4人分は､タコと胡瓜の和え物。てっきり酢の物だと思ったら､酸っぱさほぼ皆無。軽い酸味はあるんだけど､塩ダレで食べてる感じで､プリップリのタコにショクシャクの胡瓜の良さが引き立ってられてる。驚いたことに､胡瓜は匂いが移ったものもダメだった上のガキも､この位なら俺でも食えると平らげちゃった。まぁ仕事飲みとかでも鍛えられてんのかな？と思ってると､おろしニンニクと甘味のある真っ黒な漬けダレの小皿が先に出て来て､鯨のヒゲを器代わりにした★鯨三種盛り1500円の提供。●｢赤身｣(背肉･腹肉から採取する筋の最も少ない部位)/おろし生姜添えの★｢本皮｣/脂のさしが鹿の子状に入った★｢鹿の子｣(ヒゲクジラの下あご周りの肉)。

それぞれ4切れずつだから､あぁでもないこうでもないとか言い合いながら食べる。鯨お初の女房と下のガキには食べ易くて美味しいと大好評。ちなみにどれも気に入ったって言う下のガキの一番は､肉の刺身みたいな｢赤身｣。上のガキは実質脂だろうけど､えらくサッパリしてる本皮がお気に入り。女房は霜降り牛の刺身みたいな｢鹿の子｣。以前､鶴舞の下の一色本店でランチのレアステーキ丼は食べたことがあるけど､やっぱ下の一色で扱ってる鯨､質が良過ぎて､俺の中の｢ザ･鯨｣ってのとは随分違う。筋張った鯨肉をクチャクチャ食ってたガキの頃の記憶が強烈な俺は､こんなの鯨じゃない！って叫びたいとこだけど､生レバーも食えなくなったご時世､実質肉刺を美味しく食えるのもありがたいし､これならガキ達も美味しく食える。ちなみに赤身はレアステーキに近いからお初って感じがしない。

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その分､却って薄いスライスの｢本皮｣･｢鹿の子｣は甲乙付け難いくらい気に入ちゃった。■鯨の鉄板レアステーキ950円。鉄板(ジュージューでもない)に､みぞれおろし添えに水菜トッピング。鯨肉は4～5㎝カットで赤身の残った鰹のたたき状。ただ出て来た時につい｢小さ｣って口から出ちゃった。コスパ考えたら妥当なんだけど､居酒屋千円皿としたらパっと見､寂しく感じちゃう。ヒゲを器にした鯨三種盛りみたいな演出があれば､もっと満足度も上がるんだけどね。鯨肉自体は赤身同様､筋の無い食べ易い肉だから､家族には概ね好評なんだけど､サイコロステーキを意識したのか味付けが濃過ぎ。4人だからまだいいけどこのメニューを2人でとかだと､明らかにくど過ぎ。ランチ丼は､柚子こしょうが利いてて､鰹のたたきを食わせる様な仕上がりだったけど､こいつは､鉄板とかステーキって名称に引っ張られ過ぎ。

あっさりサッパリ食わせる仕様がいいんじゃないかな？■鯨レアカツ950円。粒マスタードにウスターソースの小皿。5切れにカットされた赤身鯨肉。1980円の特大レアカツってのが押しメニューだけど､こいつはノーマルバージョン。だからって訳でも無いけど､これも出て来た瞬間､｢しょぼ｣！って思っちゃった。特に千切りヤベツに､俺があんまり得意じゃないオレンジ色のフレンチドレッシングがどっぷりかかってるから､食欲減退しちゃいそう(食うけど)。カツ自体は柔らかい赤身肉で､刺身･ステーキとそう変わらない。って意味じゃ､刺身で充分かな？って言うのも付合せのウスターソースがまた美味しくない…酸味強過ぎ。好き嫌いだろうけど､折角のカツなのにって俺には残念に思えちゃた。でここで寿司､■海鮮太巻4貫1280円(＠320)。赤身白身､玉子に揚げ巻に､イクラのこぼれ乗せ。ちなみにワサビは付かないので別出しで依頼。

まぁ見たまんま､美味しい海鮮巻物。女房も大満足。居酒屋だしコスパ的にもこんなもんか。寿司物は後何品か頼んでるけど､ここで､また鯨物。●鯨ペラカツフライ540円。やや大きいとは言えカツ2枚だけ。しかも酸味の強いウスターにフレンチドレッシングキャベツ。俺的にはちょっと萎えるけど､食べると､肉厚じゃない分､サクサクの揚がり具合で､レアものじゃない分､ちゃんと歯応えもあって美味しい。下の一色だと､調理鯨はレアじゃない方が美味しいんじゃないかな？と女房も｢これ､今日イチ｣！値段考えたらコスパも悪くないしね。返す返すもウスターソースとドレッシングがこれじゃなかったら､と思うとちょっと残念。続いて▲鯨の竜田揚げ680円。揚げシシトウにレモン添えで､竜田揚げの下には揚げ春雨が敷かれてる。美味しかったペラカツの後だし､本当の今日イチはこれだろうっと期待しながら食べる。

が､こいつ､何故だか鰯みたいな味がする。お陰で肉系じゃなくて､魚食ってるって感じ。下味も付き過ぎてて､竜田揚げ感すらしないかも…。ダメじゃないけど､期待の反動､女房も俺もかなりがっかり。■焼き穴子握り850円。炙り穴子4貫でこの値段だとちょっと高い？とも思うけど､回転寿司レベルより1段上だし､居酒屋コスパとしたらこんなもんか。～みぞれ酒580円～。続いて■焼さば棒寿司980円。これも4貫だけど､こいつは豪快は見栄えで中々萌える。注文してから炙ってのせて棒状に丸めたのをカットしたんだろうけど､鯖が脂のりのりで香ばしいから､〆て数時間たったのとは違う良さ！美味しい。ボリューム満点で､追加で何か頼もうって言ってた上のガキもこれでいいやってなる位､こいつは価値あり。ただ逆に腹に来るから2人とかじゃ他のメニューが食べられなくなるから､2貫で半額がベストな量かも(穴子も)？

で時間がかかりますって予め言われてた■ハツ刺し980円。他を食べ終わっても出てこないから催促してようやく。女房いわく､解凍に時間がかかるんじゃない？確かに食べると､何切れか､シャクっと軽いシャーベット感。でレバ刺しみたいに､塩入りのごま油がかけてあるんだけど､これが塩かけ過ぎ！ただレバ刺しの様な舌触りのくせに､心臓らしい歯応えもあって中々美味しい。レバ刺しを知らないガキ達も結構お気に入り。ってことで以上で〆。ドリンク2杯ちょっとずつで腹一杯。税込16137円(＠4034)。Go To Eatで1人千円Tポイントがついて､実質＠約3000円。元々､下の一色は､若い女性常務取締役(韓流の化粧映え)を広告塔に､優良コスパを売りにして､地元TVにバンバン出てるチェーンだから､Go To Eatなしでもお得なのは知ってるんだけどね。鯨食文化維持のためにも無くなって欲しくないし､下の一色には頑張って欲しい。

ちなみに食べログのポイント配付は翌月10日以降…次回は別サイトで予約しよ。と思ってたら10月末､食べログポイント配付は､来店から8日前後に変更だって。そもそも早期GoTo実現のためとは言え…以下割愛。

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