なぜかクセになる・・・・グリーンカレー!その他アジアンな麺たち! : バサノバ

この口コミは、TOMASSOONさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

最新の情報とは異なる可能性がありますので、お店の方にご確認ください。 詳しくはこちら

3.5

~¥9991人
  • 料理・味3.5
  • サービス3.0
  • 雰囲気3.5
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク-

3.5

~¥9991人
  • 料理・味3.5
  • サービス3.0
  • 雰囲気3.5
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク-
2015/01訪問1回目

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.0
  • 雰囲気3.5
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

3.5

  • 料理・味3.5
  • サービス3.0
  • 雰囲気3.5
  • CP3.0
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

なぜかクセになる・・・・グリーンカレー!その他アジアンな麺たち!

<2015.01> グリーンカレーソバ+小ご飯

 
【スープ:王道のクリーミー&スパイシー!そしてハーブ感!】


 こうも毎晩同じ店に通って同じようなエスニックを食っていれば、だいたい書くことが無くなるので冗長になります。大まかな特徴は過去レビューに譲ります。グリーンカレー自体は、つけソバのつけダレとほぼ同じ味わいで、粘度も少し緩い程度で、濃厚といえば濃厚な感じがします。ただ、気のせいだろうが・・・ベーススープに鶏の豊かさが少し分かりやすくなっているような感覚。しかし、こちらのウリは「豚濁汁」だったのよね〜・・・・。カレーになってしまえば豚も鶏もだんだんエキス感に違いを見失ってしまう私です。


 それにしても、今回もトッピングに降りかかっている香ばしいフライドニンニクめいた深い褐色の正体はつかめなかった・・・。グリーンカレーで多少ふやけて、歯に引っ付いたりしたのだがね・・・・やはりほんのりのニンニクだったような記憶。麺と具を平らげて、グリーンカレースープにして味わうところから、このトッピングの味わいが深まるという感覚・・・。


 ココナッツミルクのマイルドな甘さと、スパイスハーブのキリリとした香ばしさのバランスは、アジアンエスニックならではの味わい。だから病み付きになってしまうのでしょうね。次回訪問する時は、追加パクチー100円を投入して、もっとエスニック度合いを高めてもよかも。


【麺:つけめんタイプと同様な平打ちやや捩れなクッチリ麺】


 つけソバと、汁系のそば。そして、グリーンカレーとトムヤムの汁。この2✖️2の4つの組み合わせがある中で、どやら極細ストレート麺は、「トムヤムソバ」のみでありました。てっきり、汁系は極細ストレート麺だと思い込んでいたのですが、つけソバと同様の、平打ち状のやや捩れた麺でして、多少ボコボコとしたウェーブを生じさせる。それがまたスープによく絡む。持ち上げるというより、絡むといったほうが近い。


 これも先日の「グリーンカレーつけソバ」のデジャブのような啜り加減。そして歯ごたえ。悪くないどころか、「すごくイケる」。ま、違いといえば「あつもり」になっているということぐらいか。前歯のあたりがスパっと刺さるように千切れ、そして奥歯でのクニリとした反発感はより淡くなったような印象。いずれにしても、麺密度がしっかりしていて、麺の風合いがしっかりしているので旨い旨い!


【具:香ばしく甘辛の柔らか鶏チャーシュー】


 これは旨い鶏チャーシュー。炙りがとても効いていて香ばしくそしてソフティーな歯ごたえがたまらない。タンドリーのようなシャープさはなく優しい丸い味わい。どちらかといえば甘い味わいだが、甘ったるいわけではないタレの染み込みが、グリーンカレーのハーブ感にはすごくマッチしていると思えます。これは、白飯よりも、確実に白ワインとか焼酎・・・・シャープな味わいがする辛口の酒とともに属すると旨いでしょうね〜。


【その他:グリーンカレーおじやにしてフィニッシュ!】


 最後は、迷ったけれども「白飯をどんぶりの方へ投入」しておじや風にしてみました。本当は、もう少し食べやすいレンゲであれば、少しづつ丼にあまったスープを、白飯の方にまわしかけながら、小口にして食うはずだったが・・・小さいお茶碗と、平べったくて大きめのレンゲがどうもぶつかりましてね・・・・食べにくいかもと。ま、実際投入してみると、そこそこのスープカリー飯のように見えて、見栄え的にもそうおかしくないかもね。


 やはり・・・・カレーに白飯は王道です。もとから固めのご飯が好きな性格な私。こういう飯だからこそ、「汁を吸い込んでもベタベタにならない」のがとてもグッドです。これを無心で一気に平らげて・・・・ここ数日の「BASSANOVA」の旅をそろそろ終えてもいいかな〜・・・などと、満足感の余韻に浸りました。


 総じまして、「少し高くても・・・寒くても、雨が降っても、時々無償に食いたくなる魔力」を持ち合わせるのが、グリーンカレーというやつですね。特に、ここ数日は「ライス割」という食べ方に追加でハマってしまったものですから、バカ丸出しで連日訪問してしまいました。比較的空いている時間帯に訪問しましたので、お店の方にはとても不思議がられたかもしれませんが、あしからすです。毎回言いますが、これは応援気分でやったことですので・・・・。なので詠います!


   雨降れど
   病みつきカリー
   そぞろ食う


   とことんハマって
   連日満腹


 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


<2015.01> トムヤムつけソバ+小ご飯

【タレ:濃ゆい酸味とハーブのジリジリ感!食う程に味重ね!】


<計算された「濃度」と「温度」?>


 先日の汁系(トムヤムソバ)の汁が好印象のため、それが濃縮されればどんな風合いになるのやら・・・・と自ら少しハードルを上げてしまったのかもしれませんが、やや濃厚という程度のオーディナリーポタージュな風合いです。トムヤムクン系でポタージュというのも妙な気がしますが・・・。さて、こちらのお店でつけ麺系を連日食ってみて分かったことだけど、つけダレは常に超熱々でなければならない・・・わけでもないなと、少し発見しました。そこそこの熱さ温度が、よりスパイス感を引きてることもあるのだな・・・・。ぬるいわけではないが、この温度感にこだわりも感じます。


<ベースの豚濁和出汁が効いているのか・・・・>


 ここまでインターバルを極力少なくして「トムヤムクン系」を食ってきたので分かってきたことなんですが、わりとさっぱり系ベーススープで、シャープなハーブ感を効かせるのが多いかも。それと比較すると、とても馴染みやすいと思うのは、「ベースが豚系の煮出しでしっかりとしている」ということかしらん。スパイスや薬味が効きまくっていても、しっかりと馴染みやすく感じるのは、食べ慣れた豚コクがしっかりと下支えしているからかもと、少し思えてくる次第です。


<それでも遠慮なく攻めてくるハーブ系>


 パクチー三昧な、本格的エスニックとはまた違う・・・ハーブのパンチ力がいい感じです。パクチーを予感さえる清涼感もたまりません。最初のつけダレの様相は、まさしく「つけダレ味わいの一本勝負!」。器にはタレしか入っておりません。具材が入ってもっこりしているとか、具のエキスが補助して滲むとか一切関係なし。スープというか・・・タレの味メインで召し上がれ・・・と訴えかけますかな。そして狙い通りといいますか、パクチー系の苦味が混じる。そしてそれがジリジリ〜と舌を刺激します。「あ!アウトローでも王道系!」と感じる・・・・それが、エスニック系ラーメンの醍醐味というやつかもですね。


【麺:それにしてクッシリ歯応えと〆具合がベストです!】


 ますます、気に入りますな!こちらのつけ麺は!!こういう雰囲気の店ですから、自家製麺がどうのこうのとか、カリスマ製麺所とかは知りませぬが、流水の〆めと、水切りの素晴らしさが・・・くどいようですがうまさを高めますよ! 今回も〆めが決まっていて密度感の高まりを感じるほどに、言いつくされた「クッシリ感」がとても際立ちます。 そして、冷たい地肌が、熱を帯びた舌べろにヒタッ!と張り付くような感覚がたまらん! ・・・・これ以上はくどいので、過去レビューをご参考ください。きっと同じようなことを、ただ叫んでいるだけで参考にならんけど。


【具:揚げ餃子を早めにタレ浸して食ってみた〜^_^】


 さて「揚げ餃子」・・・きっと本当の名前があるはずですが不明。トムヤム味にはこれを付けるのが、どうもこのお店のこだわりのようです。てっきり、先日の「グリーンカレーつけソバ」のトッピングが出てくると思い込んでいたのですが(笑)。設定価格は統一されておりますが、予定原価は不統一かもしれません。月締めでは原価差額で調整してするということで。


 さて、実は少し気にかかっていた点は、この餃子の冷たさ。なので今回はわりと早めにつけダレにこいつを投入してしまい、温度感やパリパリ感がふやけるところを試してみたいと考えました。結果はそこそこ成功。揚げた皮が少し汁を吸い込んでふやけるところは、面白い味わいだったかも。そして少し残して・・・・ライスを投入したわけだ。


【その他:〆にご飯投入!米の固さが気に入った】


 今回も、あまったつけダレを計算に入れて「小ご飯@100円」をつけダレ投入です。その味わいは・・・・「酸っぱい系のおじや」でしたが決して失敗ではありませぬ。何故だろうか・・・・ご飯は何にでも調和するのですな。またこのご飯が少し固めに仕上げているようで、汁のサラサラしたのが吸い込んでもベタつかない。そこがまた美味いのです。出来ることなら、この中に生卵黄を投入してみたいかもと思ったけれど・・・・それはかえって酸味と喧嘩するかもね。


総じまして、「なぜかクセになる・・・病みつきエスニックつけダレ!ご飯のお供にそうぞ!!」とおすすめしたい次第。正直申して少し価格が高いので敬遠しがちなのだが・・・・どうしても食いたくなるのだな・・・・。ええい!こうなれば、もう一度3年前に食ったあの一杯をもう一度食うか!? なので詠います!


   小雨ふる
   急ぐ家路の
   人避けて


   傘せず目指す
   亜細亜の刺激


 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!


<2015.01> グリーンカレーつけソバ+小ご飯

【タレ:まさに求めていたグリーンカレー!円やかなパンチと清涼感】


<スープのようでスープでない「濃ゆさ」がたまらんね〜>


 意外とグリーンじゃないけど、グリーンカレー。このちょっとした風合いの違いと粘度の薄さが、エスニック・カレー感を高めます。とは言え、つけ麺ようの「つけダレ」ですから、そこそこ濃ゆい仕立てになっているという絶妙さ。そして汁(タレ)以外何もなしという直球勝負な感覚が潔いというか、食べてに訴えかけますね〜。などとゴチャゴチャと食う前に考えながら写真撮影するのですが、もう待ちきれないという感じで手がブレたり、ピンとが合わなかったりいたします(すでに興奮状態)。


<円やかなスパイスパンチ!>


 まずひと啜り・・・・。う!うまい!!合格!!!すでに心の中のボーダーラインはすっかり超えたと瞬時に確信ですよ!ココナッツミルクのクリーミーでまろやかな味わいが響くと同時に、溶け込んだスパイスがジリリジリリと、徐々にヒートアップ。しかしマイルドな甘みにコーティングされて、その後ハーブの芳しさが鼻腔と舌を支配します。その広がり方が実にまったりとした感覚。スパイスもかなり効いているようだけど、ココナッツのまったりさが少し勝つかな。でもそれも悪くない。


<グリーンカレーのキモはエスニック系の清涼感!>


 何といってもハーブ感がとても濃ゆいようでバランス感ありますね〜。私、これまでエスニック系のハーブや味わいは、すぐにパクチーと受け止めてしまいがちだったんですが、これはこれで、グリーンカレー用の別のハーブがきっとあるのでしょうね。薬味としては面白いエスニックなカレー香草が、いろいろな辛さと甘みに染み渡ります。その味わいは実に清涼感あり!非常に健康的なジリジリ感がたまりません。すでに麺を考えず、タレばかりレンゲで啜り上げようとする私がそこにあります。


【麺:冷たさ、水切り、歯応え薬味が完璧!】


<風味よし!そして歯ごたえ、締め具合どれも決まっている!>


 この麺見て思い出した!かなり以前食ったグリーンカレーラーメンは、確かこんな感じだったな〜と・・・。少しスリムな感じがする平打ち系の麺で、適当に捩れがありますが基本的にはストレート系。加水は程よいクッチリとした中〜多といった感じで、前歯では淡いテンピュールのようにクチクチと千切れます。そして奥歯ではほんのりとクニリと横ずれして潰れこむ感覚。麺の密度感はそれほど高くないけど、風合いとしてとても爽やかに楽しめます。それに、〆具合がとてもいい!キリリと冷えて締まっているとこがナイス!・・・つけダレにつけてしまうとカレー味に支配されてしまうので、麺だけを少し引っ張りだして何もつけずに食った感想はこんなところです。


<水切りもよく、また香ばしい薬味がとても合う!>


 それにしても水切りが完璧であります。麺の最後はレンゲで器ごとさらえるのですが、水溜まりが一切ないのにみずみずしい地肌感がとても印象的です。なので汁自体も滑らかですが、つけこんでから啜り上げてもとても心地よく、抵抗感少ない感じで滑ります。また・・・麺に降りかかっている薬味がすばらしい!揚げニンニク??オニオン??少しハードにフライされている微塵ですが、これが淡くコリコリとしたクリスピーな感じで、地肌に張り付いたところを奥歯で潰すのがとても面白い感触になります。


【具:カリカリ表面の香ばしさ楽しい!ビールも飯も進む!!】


 豚と鶏の二種チャーシュー? ・・・・というかこれも少し手が込んでいます。豚はカリカリな表面の仕上げが印象的で、よくある中華系のチャーシューとは別物。エスニック料理屋ででてくる豚の一品のようなクリスピーな仕上がりで、少し甘めの外側仕上げがとてもうまし。これはビールには合うこともちろんだけど、白飯もよく合いそう。そして鶏肉も似たような味付けだけど少し薄めの味わいで、肉がとても柔らかい。バーナーで炙ったところも香ばしく、これも酒にも飯にも絶対合う。もちろん、グリーンカレーのつけだれに浸して食ってもよく合う。少し風変わりだったけどうまし。


【その他:小ご飯で完璧なフィニッシュ!】


 少し申し訳ないと思うのは・・・最後の最後に、余ったグリーンカレーのつけだれに、小ライスを投入したのがとても美味かったというところ。これが一番美味かったと言えばちょっと嫌味になってしまうかも。しかし・・・・やはり、カレーはライスが一番だよなと・・・最後の最後にそう感じてしまった(笑)。申し訳ない。


 ライスは少し固めに炊いてあるのが印象的。これがむしろ功を奏している。胚芽もあったような記憶だが、これは勘違いかもしれません。また、つけ麺の〆でご飯割をする場合、少しスリムな麺だったら、最後の一口は残しておいたまま、ライスを投入した方が美味いと思うのだけど、それは私だけ?ライスの合間に麺が少しだけ泳いでるほうが、ご飯割としては美味いと思うのですが・・・・。


 総じまして、「グリーンカレー・・・・恐るべし」というまさに圧巻であった一杯。いや、一杯と半ライス。いつもより写真とるのは控えめ。いや・・・・撮るのも億劫になるほど食うのに没頭してしまった次第。グリーンカレーは魔力であります。はっきり言ってまた見直してしまった。世は「台湾まぜそばブーム」が少しピークを迎えた後?のような気もするが、春夏あたりに「グリーンカレー麺」ブームが来ないかな〜・・・なんて考えつつ帰路につきました。ほんと・・・今回は興奮してしまったぜ!240g程度の麺と小ご飯で、私レベルは腹パンパン!なので詠います!


   たが外れ
   飲み込むような
   爆食いに


   食欲覚醒
   成すがまま也


 お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでいした!!!


<2015.01> トムヤムソバ

【スープ:日本向けアレンジがセンス良く効いてるトムヤム風】


 トムヤムクンヌードル(ラーメン)ならぬ・・・・「トムヤムソバ」。どこか抜けているような曖昧な気持ちを引きづりながら、その配膳の瞬間は、お!・・・日式拉麺という印象。和のオーラを留めているような「エスニックの一歩手前な寸止め海峡」という印象(何のことかわからんよね)。最近、すっかりエスニック方向に気分が振れていたところに、ググーーっと落ち着きを感じます。それはきっとスープの「濃ゆさ」がどこかしら馴染みを感じさせるためでしょうな〜。スープだけ見ると濃厚赤味噌汁のようなニュアンスもありなむですから。


 実際に味わいだすと・・・・アジアン・エキゾチック・スパイシーなシャープな切れ味よりは、ズドンと来るようなスパイシー感。やはりトムヤムクンの香りと味わいが広がるものの、レモングラスの酸味と苦味溢れる爽やかさはどこか低めで、辛さのジリジリ感がメインな感じ。そして・・・パクチーの風合いはとても抑え気味です。それでも、しっかりとタイ風のパンチは聞かせているといった感じか、


 日本人にも合うにアレンジもハイセンスながら、ベーススープのスタイルに和を感じさせる。それは豚骨メインの出汁かと感じています。この動物系のコクがとても馴染みがある雰囲気で、きっとこのスープの中では甘みを担当しているのでしょう。少し熱が足りない気分もありますが、辛さや酸味、苦味で意識が飛ぶことなく、しっかりとしたコク甘みも感じることもできる、落ち着いたスープ感です。ちなみに・・・これ食ったあと、無性に生ビールが飲みたくなって、たまらず吉祥寺で一人ビアホールで一杯。こちら量的には微妙に少ないけれども、ビールをやりながらなら丁度良い寸法となっておりますので是非、ビールとともに。


【麺:まさに蕎麦なのだわ!だから「トムヤムソバ」!】


 この麺を見て、この一杯、トムヤム「ソバ」たるアイデンティティーをしっかりと理解しました。これは実に質実さ溢れるストレート細麺、そして低加水系です。ラーメンでもヌードルでもなく、「そば」という雰囲気を醸し出しており、実に親近感を覚えます。


 前歯で千切るところは、クツクツクツっとしつつも、角がある麺を引き上げるたびにその姿が流麗で綺麗。奥歯に運び込んでプレスしてもクシリとした淡白な潰れ方の後に、ほわんと粉感を感じる部分もあり。このトムヤムの味わいと、和の細麺といった若干乾いたグルテン風合いが、すごくマッチします。


 さてさて・・・実は数年前、このお店でグリーンカレーラーメンを食ったことがあるのだが、果たしてその当時はこんな麵であったろうか。もっとゴワゴワっとしていたような記憶だが、それは間違いか?これは再食してたしかねばなりますまい。


【具:あえてパクチー排除、そこへエスニック揚げ餃子?!】


 また、トムヤムソバたる所以は、「あえてパクチーをトッピングでアピールしなかった」といったところ? 代わりに青ネギを付しているところがまた独特。それでも、トムヤムスープと青ネギを一緒に食えば、どこかしらパクチーを思い出すから面白い。そして、海鮮やチャーシュー排除で、エスニック風な揚げ餃子を配置。揚げているのか、あとから焼き目入れたのか、焦げ目が美味しくて餡もなかなかスパイシー。特に生ビールと一緒に食うと絶妙に合うかもという一品です。ビールも頼みたいけど、デフォルトで英世1枚ですからちょっとこれ以上のお財布の紐は緩まらんかな・・・・。


 総じまして、「うまくトムヤンクン風にアレンジされた日式そば」というそのままの感覚でごめんちゃい。ただ、タイ料理より、やっぱり日本のラーメンの方が食べなれているのは事実ですし、馴染みもあってこんな感じの方が食べやすいというのが本音なんですよね~。だから、頑張っていただきたい次第。前回訪問からかなりインターバルが空いての訪問ですが、今回は再発見といった感じでした。これなら・・・・また、グリーンカレーにも食指がわくのだが(汗)。なので詠います!


   アジアンを
   小粋にアレンジ
   蕎麦ライク


   どっぷりハマって
   明日もまた食う


お粗末!ということで家族にも感謝しながら合掌!!今日もほんとうにごちそうさまでした!!!


<2012.02> グリーンカレーラーメン

【寒い夜だから~♪】

 明日を待ちわびるまでもなく、麺をすすりたい!しかも、温まる奴!味噌か激辛系かカレーしかないでしょ!というわけで、「味噌」と「激辛」を兼ね備える神田のお店に行くのです。しかし、・・・・・・店内でまた待たされる。しかも、回転が遅いので2回目の訪問も諦めて退転してしまいました。そしたらもう・・・・・カレー系しかないですな。ということで、以前からアタクシの心の中でブックマークしておいたこちらの店へと踵を返しました。


【BARかと思いましたよ・・・・】

 表がそう見えるのもありますが、店内もやや暗めな感じで、まぁ夜的にはエエ感じやな・・・・と思うと、券売機が場違いのように感じられます。「トムヤンクン」系のラーメンと非常に迷いましたが、初志貫徹で「グリーンカレーラーメン」のボタンを押しました。時間帯のせいか、男女のカップルが約半数を埋めてまったりと過ごすてはります。そんな中、アタクシだけは、実に久しぶりのグリーンカレーラーメンに心を躍らせてニマニマとしておりました。

 なぜって・・・今は無き、大阪・福島のとある店のグリーンカレーラーメンを思い出したから。関西転勤時代に(っても去年か)、初めて大阪でラーメン仲間のオフ会に参加して、そのとき参加メンバー内で盛り上がったのが、グリーンカレーラーメンだったのです。あれは、独特な柔麺だったっけ??? 関西のみなさん、そしてお師匠・・・・元気でやってはりますでしょうか?


【スパイスとココナッツと調味料の生態系を感じるスープ】

 たまたまこのメニューを注文したのがアタクシだけだったのか、久しぶりなのか・・・・・、実はちょいと待たされたけど、混雑してたから十分許容範囲内。とはいえ、腹減り状態でカレーの香りを嗅ぐと・・・・食欲が爆発状態でっせ!と待ちわびた一杯がこの添付写真。実はちょいと小ぶりな丼で、カクっとくる(笑)。写真を撮るのも面倒くさいとパパパとすまし、一気に銀色のレンゲでスープを流し込みます。その印象はというと・・・・

「旨いがな!(*゜0゜)ハッ・・・・めっさ旨いがなぁぁぁぁ・・・・ 」
「甘さと辛さのせめぎ合いというより・・・主張と相乗といった感じでんな!」


1)この甘さなら全然OK!ココナッツのまったりさがナイス!

  このスープの一口目は、「あ!甘い!」「あ!ココナッツ!」と比較的ダレにも分かりやすいシンプルな甘さから入ります。通常、甘いスープはネガティブなイメージが先行するのですが、このココナッツだけはどういうわけか・・・許せるのです。でも甘いだけだったら嫌になる・・・・。と思いかけたら、「スパーッ!」と別角度から鋭く「辛さ」がせめて来ます。「あ・・・・辛いの来た?」と思わせといて、すぐさま別のニュアンスが広がります。 


2)パクチー系でんな!ほんのり程度の香草が、アジアンな雰囲気!

  次の別のニュアンスとは、「パクチー系香草」です。ミントにも通じる独特の清涼感と、茗荷にも似た強い風味が持ち味のあれです。ま・・・そんなに如実にはっきりと輪郭を現すわけではないのですが、アジアンな風味と苦みをスープにプラスします。またその風味と苦みが行き過ぎないように抑えているのが、ココナッツの存在でありまして・・・、実に上手い具合に、「スパイスとココナッツと他調味料の生態系」を形成しているのです。


3)それでもカレーのまとまり方が日本人としては身近に感じる

  ではその生態系を改めて考えてみるに・・・ラーメンの範疇をぶっとんでるかと言われると・・・「否」と答えます。これは、やっぱり「ラーメン」ですな・・・。やはり、ベーススープの存在が下支えにあると思うのです。豚系のコク豊かなスープだと思いますし、鶏ガラのさっぱりさもあると思います。それにちょっぴりかもしれませんが魚介など。ラーメンスープたる見栄えも味わいも考えて分かるものではないけど、感じるものはあるのだよな・・・・。

 ※味のまとめ:ココナッツの甘み>アジア系カレー系の辛さ>パクチーの爽快感>豚鶏の出汁>一味・唐辛子の辛さ>その他


【最初・・・博多麺かいなとおもってたら、三河屋製麺でっか!】

 テーブルセットが「すりごま器」「紅ショウガ」「おろしニンニク」という3点セットが準備され、オプションで「替え玉」が表示されてたため、てっきり博多麺のグリーンカレーか?と思ってました。しかし、博多麺でなく、良い意味で肩すかしでした。

「あーーー!やっぱりこういうのも好き!(*′ω`)b゛大OK!!」
「こういう系統って柔麺ばかりと思ってたら・・・・・実に質実な麺ですやん!」


1)ちょっとだけハンドメイド感があるだけで引き立つ!

  麺をリフトして・・・名店の味噌ラーメンか?チャンポン麺か?とすら思える風貌です。実は、博多麺はオーバーにしても、カレースープの持ち上げを想定して、もっと細めの麺かなと想像していたのです・・・。それが見事に肩すかしです。それに、この縮れとまではいかないウェーブ!アタクシ個人的には「捩れ麺」とでも呼びたい風貌です。手もみ風な感じと、微妙に平打ちかと思わせるフォルムが・・・・「ハンドメイド感」と結びついてしまいます・・・。個人的に好きな要素です。


2)熟成度合いだけ感じるような・・・ちょい「モチモチ」感覚!

  歯ごたえの特徴が・・・擬音語で例えると「くっさり(前歯)」&「もちもち(奥歯)」な感じです。もちもち麺!と声を張り上げるほどでもない。それでいて、クッシリ麺ですとコシを謳うほどでもない。ようするにバランスがいいと言ってしまえばそれまでです。個人的な感じ方で言うと・・・・・・「麺の熟成度を感じる」タイプ??? カレーなので風味までたどり着けませんが、歯ごたえが「自然体」と言う感じでしょうか?


3)薄皮表層一枚だけ、高速にヌメるような舌触りがいいね!

  歯ごたえに断層があるとしたら、二層か三層。もちもち感とクッシリ感で2層。のこり一つあるかないかとしたら・・・表面のヌメり層かと思います。非常にわずかです。この若干のヌメリが、カレースープを程よく持ち上げます。こんなのは、計算でなく偶然できた産物でしょうが、とにかく全体のまとまりとか感性度合いには貢献していると思うのですよね・・・・。

 ※麺のまとめ:程よい熟成が、コシと弾力を生むばかりでなく、スベリと持ち上げもランクアップする!


【カレーにもはや・・・・トッピングは不要かもしれない!】

 今にして思えば、すごくシンプルなトッピングだったんですね・・・。すっかり、あるトッピングに気を引かれて・・・・そんなことすら忘れてましたわ・・。

1)不可思議な薬味トッピング・・・・正体不明

  こいつの正体がつかめません・・・。ご店主にお伺いいたしたいところですが、いつもよくある雰囲気でなく・・・或る意味ストイックな雰囲気だったので聞けず・・。玉ねぎを細かくしてギトギト具合に揚げたものか?それとも鷹の爪も微妙に入っているか??などといろいろと考えます。フライドガーリックのような分かりやすさではないんです。しかしながら、それでも一癖あるカレースープには事情にマッチングするから憎いじゃないですか!

2)鶏肉チャーシュー

  豚濁和出汁が得意のお店らしいのですが、意外にも・・・豚じゃないのです。しかも少々深く味付けしたような風貌なのです・・。ももの部分を軽く汁に浸して、あとはこんがりと仕上げたような風貌です。ジューシーな焼き鳥程度の歯ごたえで、割とクッサリとしているのが印象的かと・・・。されど脂分が微妙にありまして、確かにチキンカレーのごとくのトッピング。それに醤油系のフレーバーを少し足したような味わいでした。

3)薬味(糸とうがらし・葱小口切り)

  もはや語るところも少ないいつものメンバーですな。糸とうがらしって、いつもチョビッとだけあってどんだけ全体に貢献しとんねんと思うのですが、ここではグリーンカレーの辛さとちょい違うわけか、食べている最終に微妙に「あ!トウガラシ!」と感じるポイントがありますね~。また、葱の小口切りについては、スープのパクチーと結びついて、葱をパクチーと錯覚してしまうかもしれません。やや太い麺に絡みつく葱ってのは・・・・美しいね~♪

 ※具のまとめ:カレースープより目立たないような抑えめなシンプルさがナイス!薬味の複雑さがスープにとても貢献!


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 総じまして、グリーンカレーというマイナー系、変化球系なれど、実にしっとりとした感性と遊び心がマッチした実力ラーメンと言えましょう!ココナッツが入ってこれほど旨いと思ったラーメンはありませんでした。ただ・・・個人的には、もう少し量をいただきたかったのと、900円というのが痛かったけど・・・・。しかし、デートで行くならありなラーメン屋かもしれませんな。

 また、一年前に大阪で食った「グリーンカレーラーメン」。そして、この日東京で食した「グリーンカレーラーメン」。この一年の間の出来事や環境の変化につき、実にしみじみとしたものを個人的に感じさせていただきました。人も仕事も会社も国家も・・・・変化をもっと前向きに進めんといかんなとね・・・。グリーンカレーラーメンも一般のラーメンから変化を求めた一品!亜流な一品かもしれんが、そのチャレンジ精神に、深く感銘を受けましたぜ! 店長!ありがとっす! なので詠います!

  
  ちはやぶる
  神の仕業か
  激動を

  会社のリストラ
  憂う暇なし
 
・・・ちょっと重いな・・・・。もういっちょ!

  つきやぶる
  華麗な発想 (カレー)
  世界観

  甘さと辛さで
  味をリストラ 

お粗末!ということで合掌!今日も本当にごちそうさまでした。

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  • バサノバ - グリーンカレーラーメン

    グリーンカレーラーメン

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    グリーンカレーラーメン 麺顔アップ

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    トムヤムソバ

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    トムヤムソバ トッピング

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    グリーンカレーつけソバ つけダレ

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    グリーンカレーつけソバ 麺薬味

  • バサノバ - グリーンカレーつけソバ+小ご飯(つけダレにライス投入)

    グリーンカレーつけソバ+小ご飯(つけダレにライス投入)

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    トムヤムつけソバ+小ご飯

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  • バサノバ - グリーンカレーソバ 麺顔アップ

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    グリーンカレーソバ 鶏チャーシュー

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    グリーンカレーソバ スープアップ

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  • バサノバ - グリーンカレーソバ 薬味トッピング

    グリーンカレーソバ 薬味トッピング

  • バサノバ - グリーンカレーソバ 小ご飯をスープに投入1

    グリーンカレーソバ 小ご飯をスープに投入1

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    グリーンカレーソバ 小ご飯をスープに投入2

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TOMASSOON

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店舗情報(詳細)

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店舗基本情報

店名
バサノバ(BASSANOVA)
ジャンル ラーメン、つけ麺
お問い合わせ

03-3327-4649

予約可否

予約不可

住所

東京都世田谷区羽根木1-4-18 新代田たちばな荘 1F

交通手段

井の頭線新代田駅から徒歩2分

新代田駅から118m

営業時間
    • 11:00 - 22:00

      L.O. 21:45

  • ■定休日
    無休
予算

¥1,000~¥1,999

¥1,000~¥1,999

予算(口コミ集計)
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード不可

電子マネー不可

席・設備

席数

14席

(カウンターとテーブル席2席)

個室

貸切

不可

禁煙・喫煙

全席禁煙

駐車場

お店の南側の路地先にコインパーキング有(21/12月時点)

空間・設備

オシャレな空間、カウンター席あり、無料Wi-Fiあり

メニュー

ドリンク

日本酒あり、焼酎あり、ワインあり

特徴・関連情報

利用シーン

家族・子供と 一人で入りやすい 知人・友人と

こんな時によく使われます。

サービス

テイクアウト、デリバリー

お子様連れ

子供可(乳児可、未就学児可、小学生可)、ベビーカー入店可

全てのラーメンにハーフサイズあります。
スタイ、子供用カトラリーの用意あり。
但し、一部辛いメニューがありますのでご注意下さい。

ドレスコード

なし

公式アカウント
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笑の大学笑の大学(2)

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