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熟成された味わいの全てが、年輪を感じさせるご馳走だった♪
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料理メニューで雑然とした店舗外観
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入口脇の無造作に並んだ料理メニュー どれが店のオススメか、絞り込めない!
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店舗外で椅子に乗った料理メニュー
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カウンターからの店内
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カウンターで最初に目に入った料理メニュー どんな料理か分からないが、これに決めた!
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店内メニュー①
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店内メニュー②
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店内メニュー③
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店内メニュー④
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店内メニュー⑤ 注文したあと、大好きなクジラ料理に気づいた!
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カウンター目の前が調理場だった。
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後に入ってきた女性客 結局この後は、客は続かなかった。
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店内の注意書き
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スタフードフィッシュ（1080円）にライス（324円）
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もっちりとしたライス
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味噌汁が付いた!
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サラダは葉もの中心だった。
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店舗情報（詳細）
「みんなで作るグルメサイト」という性質上、店舗情報の正確性は保証されませんので、必ず事前にご確認の上ご利用ください。 詳しくはこちら
店舗基本情報
| 店名 |
掲載保留
味利（和洋レストラン味利）
|
|---|---|
| ジャンル | 洋食、居酒屋、フレンチ |
| 住所 | |
| 交通手段 |
立会川駅から徒歩２分 立会川駅から108m |
| 営業時間 |
|
| 予算 |
￥1,000～￥1,999 ～￥999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥1,000～￥1,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
| サービス料・ チャージ |
なし |
席・設備
| 席数 |
20席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 店外に灰皿あり |
| 駐車場 |
無 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
メニュー
| 料理 | 魚料理にこだわる |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
| お子様連れ |
子供可 |
| ドレスコード | なし |
| 備考 |
渋谷東武ホテルで料理長として腕を奮ったシェフが、大井競馬場近くの商店街の中に開いた洋食屋。 |
| お店のPR |
元某ホテルの総料理長が作る、テレビに引っ張りだこの本格フレンチ！
店長は元某ホテルの総料理長で数々の料理コンテストで優勝してきた、その道40年のベテラン。 味には絶対的な自信があり、味では、高級店にも負けてません。来ていただいて後悔するようなことは御座いません！ |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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時間調整で入った街の街のパン屋では、思いのほかに美味しい珈琲を楽しんだ。
時計を見ると12時ちょうどなので席を立ち、勾配のある階段を下りてレジでトレーを返却した。
駅前から続く立会川西商店街を歩き、赤信号が変わるのをしばらく待った。商店街は一旦国道で分断されていた。
どこか昔ながらの、人気（ひとけ）の少ない商店街とは対象的に国道を走る車の往来は多かった。
国道を横断し商店街に入り直すとすぐのところに、見るからに雑然とした外観の店舗が視界に入った。
店舗前には年期を感じる、紙で書かれたメニューが並んだ。店内に入る前にメニューを眺め、料理を決めようとした。セピア色に焼けたメニューの料理は、どれもが主張していて結局絞り込めなかった。
店内は外観同様、あるいはそれ以上に雑然としている。自分が、本日の口開けの客だったのが意外だった。
人の気配を感じたのか、奥から老店主が現れひとり客であることを確認した。
店内はガラガラであるにも関わらず、2卓並んだ狭いカウンター席を促され、それに従った。
店主は相当な年齢なのだろうが、キビキビした動き、姿勢、しっかりした口調から年齢の想像が皆目つかない。
店主はすぐに調理場へ引っ込んだので、その間に急いで料理を決めた。結局、カウンター目の前にあった料理にしたが、どんな料理かは見当もつかなかった。
店主が水の入ったグラスを置いたので、“スタフードフィッシュ”に“ライス”を合わせ注文を終えた。
その間に若い女性ふたり組が入店すると、余程嬉しかったのか、店主は弾むような口調でテーブル席を促していた。
女性たちの注文を聞いた上で、店主は調理場の奥へと引っ込んだ。どうやら店主以外には、従業員はいないようだ。
カウンターの反対側が調理場になっているが、雑然としていて調理場の中は見えない。それでも店主が調理する音が時折聞こえてくるので、店主の調理の姿を勝手に想像した。
途中、電子レンジが、チンと鳴る音が聞こえてきた。
まずは“味噌汁”、すぐに“サラダ”、“料理”、“ライス”と狭いカウンターへと乗った。
味噌汁をまず口にした。特に出汁が効いているわけではなく、印象が残る味ではなかった。
サラダは葉もの中心で、瑞々しくシャキシャキした。ただドレッシングは業務用のようで、味は凡庸だ。
スタフードフィッシュは、テレビの情報番組に依頼され急遽作った料理だそうだ。
内容はノルウェーサーモンに、カニクリームを合わせたフライだった。
小さいながら、オリジナルで個性的な洋食に仕上がっている。サクサクした食感で、サーモンフライはコクのあるカニクリームが絡み楽しめる。多少生臭さが、残ったのが残念だった。
食べ終えた後の感想は、“飛び切り良い”とは思えなかった。
食事をしている最中、若いサラリーマンが入店した。ひとり客であることを確認すると、店主はふたり席のカウンター、ボクの隣を促した。
どうやら、店主の話し方もあったのか、気を悪くして帰ってしまった。
ボクが店主に確認すると、ひとり客ならカウンターは当たり前と言った。
気難しいが、芯のしっかりとした店主のようだ。それ故に、誤解も多いだろうが、店主の昔ながらの職人気質の片鱗を感じた。
店主の返答に、“ごもっとも”と頷（うなづ）いた。
年齢を聞くと、店主は75だと言う。
店主はその昔、某ホテルレストランで総料理長で指揮していた。
帰り際、表情を変えずに、“ありがとう”と朴訥（ぼくとつ）に言った言葉が印象に残った。