すきじゃないのにそこにあるからつい寄ってしまう。 : すき家 東雲晴海通り店

2022/12　追記　【今年はこの店、2度利用 篇】

昨年12/01、骨付き鶏もも肉が載ったほろほろチキンカレー680円込というカレーメニューが登場。
前を通りかかるたびにタペストリーの写真が気になりながら3ヶ月が過ぎようとしていた今年2月末、意を決して店内に突入した。
しかし、期待に反してというか予想通りというか自爆、またもやガッカリ。
それはほろほろというより、旨味が抜けた出がらしのような軟らかさなのでした（涙）
でもそれは、半年後の9/28に販売終了するまで、一般的には人気商品だったようなのであった。

そして2ヶ月間の空白を経た12/01、今度は焦げ目がついた炭焼きほろほろチキンカレーというのが登場した。
並盛の価格は10円アップの690円込。
ワタシ、炭焼きという言葉にはチト弱い傾向にあるらしく、よせばいいのにまたもや店内に吸い込まれ、撃沈。
かすれたインクみたいな焦げ目に炭焼きの香ばしさなどがあるわけがなく、また肉はあの肉。
脳裏をあの日の焼き鳥丼が何往復もよぎる中、涙がこぼれないように上を向いて食べた。
人間、いくつになっても学習しないとだめだ。
今年の『すき家』は、ゼンショーならぬゼンパイ。

おまけの近隣情報。
新店舗のオープンは『てっちゃん』跡地の『バリ男』（2020/11）くらいかな。
前回、閉店を伝えた『フォレスト』は、もともとフィットネスクラブ併設の食事施設だったので、そのまま吸収されてしまったようだ。
『志道』は一昨年10月にコロナ禍のため休業に入ってからずっと放置されていて、お化け屋敷のようになっている。


以下、2020/06投稿　【いろいろ篇】

以前と比べるとこの『東雲晴海通り店』もだいぶ良くなったと思う。
そこで「2回目」の投稿画面を利用して評価を見直すことにした。
相変わらず外国人従業員中心にシフトは回っているようだけれど、低レベルの店員は見かけなくなった。　
ただし、会計作業が終わると、お客が立ち去る前に店員が背中を向けて厨房に去っていくのは、少々いただけない接客だと思う。　こういう部分は日本の客商売のやり方をちゃんと教えたほうがいい。
システムとしては当初と比べるとクレジットカードをはじめとした各種支払いやポイントカードに対応するようになり、使い勝手はよくなった。　
しかし、最近導入された持ち帰り用の注文タッチパネルなど、初心者や高齢者には店のルールが分かりにくいのが玉に瑕。（どうせタッチパネルで注文するなら、そこで支払いまでできればいいのにできない。）

前回、周辺についての変遷を記したので、その後について。
『あなたのウエアハウス』跡地は2012/11/30から『123+N』という大型パチンコ店になった。　
その3階に2015/09、『フォレスト』という水炊きの店が開業したが1年1ヶ月ほどで閉店（20/07現在、当サイト掲載保留中）している。　
2016/09、南隣に『ラーメン志道』がオープンし健闘している。
2018/10/27、その反対北側の並びにエリア初のホテル『Hotel　MONday』がオープン。　
翌年5/15、ホテルの3階に『門』というしゃぶしゃぶ店がオープンした。


①牛丼・豚丼
正直言って、牛丼の味は御三家の中では最下位だと思っている。　
牛肉の質なんかどこもそんなに大差ないだろうから、単に割り下の味が好みでないってことなのかもしれない。　
味的には甘めなので牛より豚丼（とんどん）の方が合ってるような気がする。

②カレー
牛丼が本業の店だからビーフカレーなのかと思いきや、ポークカレーがベースになっている。
て、一口大の豚肉・じゃがいも・人参が結構たくさん入っている。　大きさも揃えられてて食べやすい。　
カレーソースはドロッとしているタイプ。　ご飯の量は多めで、自分はカレー店でカレーを食べるといつもソースが余ってしまうヒトなのだけれど、『すき家』の場合はそれがない。　
このポークカレーにいろいろなトッピングを組み合わせて、カレーメニューのバリエーションとしている。
こういう店だから仕方ないことなのかもしれないのだけれど、オクラカレーのオクラのような冷凍感ありありの野菜をトッピングする場合は、解凍法などにもうひと工夫が必要だと思う。　とにかく触感が悪い。
サラ旨ポークカレーは、文字通りサラッとしたタイプで食感が異なるせいか、よりスパイシーさも強く感じる。　
トッピングについてはまあいろいろな意見もあろうが、結局のところ普通になにも載ってないカレーがいちばん。

③うなぎ
ずっと避けてきたうなぎメニューだったが1度は食べてみないといけないかなと思い、まずはうな丼並盛を試してみたところ想像したほど悪くなく価格相応のうな丼のレベルはちゃんとキープしている。　
けど、ワタシはそもそも年に１～2回しかうなぎを食べないヒトなので、それを牛とともにあいのせにすることと『すき家』で食べるということが正しいのかどうか、それはまた別の話だ。

基本的にこの地域を評して “不毛の地” と表現する方が多いが、ここに住む人間として言わせてもらうと
よそ者が使ってるとしたら失礼な表現だな。　自分はその不毛の地の住人。　だからこそ、そういう感じの
場所が他所にあっても、自分はそういう表現はしないようにしている。　
でもたしかにここは不毛(笑)。　以前は隣に「ファミリーマート」（東雲一丁目店）があって結構便利だったのに、
2006年７月に閉店してしまった。　ついでにこのあたりのファミマについて言うと、東雲イオンの向かいの
パチンコ屋の隣にある東雲橋店は以前は24H営業ではなかったが、イオンが開業したあたりからようやく
24Hに変更になった。　また、東雲キャナルコートにあった「ampm」は吸収合併により、2011年のはじめ、
ファミマに転換され、江東東雲一丁目店となった。
そしてコンビニついでに言うと、十数年前この地に自分が転居してきた時からあった「サンクス」（しののめ店）
が2012年２月に閉店し、３月からローソンに生まれ変わった。
つづいて2012年５月、並びの大型アミューズメントの「あなたのウエアハウス」が閉店。
そして同年９月、イオン１Fの『源火』の閉店、10月の『東雲食堂』の閉店に伴い、この東雲で深夜営業している
飲食店はここと駅前の『ゆで太郎』だけとなった。
と思ったら、同年１２月、「あなたのウエアハウス」の１Fに居酒屋『はなの舞』がオープン。

そんな不毛地帯の牛丼店がここなのだ。

この項追記
【'13/02/20　利用】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ここの店、しょっちゅう期間限定ってやつが掲げられてるが、今回はちょっと食べてみたくなった。
ねぎキムチ牛丼がそれ。　並の健康セット（みそ汁＋冷奴）で計５００円。
個人的にねぎが好き、キムチが好き、（あ・・・牛丼はあんまり好きじゃない）なので、ねぎのキムチは
青臭くて気に入った。（ほんとはもっと旨いといいんだけど：笑）　牛丼ともよく合う。
ただこの店、こういうトッピングものは特にそうなんだけど、もう少し見た目を考えた盛り付けをしては
どうかといつもながら思うね。　ボテっとただ載っけてる、そんな感じで、美味しそうには見えない。　
とはいえ、この組み合わせ、並でも結構満腹になるのでびっくりした。

ちなみに隣にできた新しいマンションの住人に聞いたところによると、牛丼臭が上まで立ちのぼって
きて、とにかく凄いそうだ。


【'12/06/06　利用】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
TVCMで見た海鮮中華丼とやらを食べてみた。　価格は並で４８０円、いつものようにとん汁サラダセット
にしたので、１６０円加算の６４０円。　ストレートな感想を言うと、具の歯ごたえはレトルト丸出しであり
味の方もまた然り。　見た目もメニュー写真とは大違いであり、これは無しだね。　ご飯が見えてる。
こういう店ではいつもなにも期待していないのだが、参ったという感じである。　オススメしないぞ。
（写真追加３枚目）


【'12/02/27 利用】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
久しぶりの利用であったが、この日初めて日本人の店員に遭遇。　変なところでまず驚いた。
なーんとなくカレーの気分だったため、チーズカレー（並）４００円をとん汁サラダセット＋１６０円で
いただくことにした。　チーズカレーは３月半ばまでの特別価格で、通常は４８０円なのだと書かれている。
さて、ここのカレーは初めて。　昔ながらのどろっとしたタイプで、辛口ではないが甘くもない。
ただ、ご飯の分量とのバランスを考えると、もうちょっとルーが多いほうがいい。　チーズは、冷蔵庫から
出した冷たいシュレッドタイプのものをトッピングしたようで、表面は冷たいままルーとの接地面だけが
とろけている状態。　口に入れるとやや粉っぽさがある。　チーズは３種類のミックスなのだが、もともと
こういうタイプのチーズは熱を加えるものだと思うので、個人的にはあまり美味しいとは思わなかった。

ちなみに'09/09投稿分に記載した隣の空き地については、新しいマンションが建築され、ほぼ完成している。


【'11/05/13 利用】･･･････････････････････････････････････････････････････････････・・・・・・・・・・・・・・・・・
この日、日にちまたぎの深夜の利用となったが、０時を過ぎたとたんドドーっと若者達が入ってきた。
そうか、隣にある大型アミューズメントの「ウエアハウス」が０時で閉店するからだな。
彼らは席に着くと、“メガ牛丼”を注文。　深夜にメガ！　さすが胃袋が若いナ。

自分は白髪ねぎ牛丼を食べた。　メニューではそんな名前がついているが、あとでレシートを見てみると
単純に牛丼（並）２８０円に白髪ねぎ１００円のトッピングという扱いになっていた。　個人的な好みで言わせて
もらうと、ねぎに変なたれはかけないで欲しいナ。　牛丼自体の味が変わってしまうし、たれとして考えても
決して美味しいものではないと思う。　しかも今回一緒に注文したとん汁、以前とレシピが変わっていない
のだとしたら、商品にムラがありすぎると指摘されても仕方ないようなヒドさ。　薄いし、具がほとんど無かった。
ともにあまりオススメはできない商品であった。


【'10/12/15 利用】･･････････････････････････････････････････････････････････････････・・・・・・・・・・・・・・
１年前の自分のレビューを読みかえしてみたが、店の前の路上駐車の状況は今も変わっていない。
でも、隣の空き地はマンション建設工事が始まり、金属の白いフェンスで覆われてしまった。　
関係ないけど自分の住むマンションには１年に１回高級外車を乗り換える夫婦が住んでいるのだが、
この夫婦が現在の愛車メルセデスベンツCLS550（！）で乗り付け、カウンターで牛丼を食べている姿を
よく見かける（笑）

それはいいとして、ひさしぶりの『すき家』。　13045167,新木場南口店]のご飯がほんとに美味しくなかったので、以来
遠ざかっていたが、我々の世代で言うゴリさん（竜雷太さん）たちのポスターにちょっと惹かれて入ってみた。
（子供の頃きれいだな、と憧れていた酒井和歌子さんがおばあちゃん役というのも、時の流れを感じる・・・。）

カウンターに座り、食べラー・メンマ牛丼のサラダセットを注文。　並３８０円にプラス１００円、計４８０円。
実は今年の大ヒット商品である“食べるラー油”というものをまだ食べたことが無い。　初体験である。
程なく、見た目は美味しそうなアレンジ牛丼が登場。　食べラーとメンマが載っている。　ちなみに自分は
あんまりメンマというものが好きではない（香りがいやだ）のだが、それを抜きにしても、とりたててメンマが
牛丼に合うとは思えなかった。　一方の初体験、食べラーは牛丼に合う。　カリカリと香ばしくてうまい。　
価格的にもみそ汁とコーンサラダがついて、５００円玉でおつりが来るのはなかなかのコストパフォーマンスを
感じる。　ご飯が美味しくないなんていうこともなかった。

中国人の店員は国民性の違いもあって、ちょっとオペレーションが雑でガチャガチャとやかましいが、無駄口を
ひとことも発さずに黙々と働いているのは、前回と違って好印象。　なのでサービスの評価２から０．５アップ。


【'09/09/18 （'09/06 訪問）】･････････････････････････････････････････････････････････・・・・・・・・・・・・・・・
ここの一番の問題点は駐車場がないこと。　晴海通りが銀座から直線で湾岸道路とつながったとはいえ、
この店の前の、旧？晴海通りはまだまだ幹線。　都橋通りをお台場方面からやってくるクルマも頻繁に
左折してくるし、先には大型アミューズメントのウエアハウスの駐車場入口や都営ﾊﾞｽの停留所もある。
店の前の駐車は交差点内なので非常に危険。　辞めていただきたいと思う。
となりの空き地（「ファミリーマート東雲一丁目店」跡地）の計画については何も知らないが、利用できないものか？

季節によって旬と思われるものを題材にしたメニュー作りは、いつも同じ牛丼ばかりというよりは選択ができて
楽しい。　毎回毎回、新メニューがクリーンヒットというところまではいかないが、時折なかなかいいものを出す。
全体的に味付けが濃い目。　肉体疲労時の塩分補給にはいいかも。

ところで、この店の店員教育は昔からあんまり良くない。　外国人従業員であるから、ある程度は目もつぶれ
るが、言葉が通じないんでは困る。　接客ももっと明るく笑顔のある日本式を教えたほうがいい。

不思議なことに、この店に客が入っていない状態に遭遇したことがない。　いつも誰かしらがごはんを食べて
いる。　ただの利便性からか？　それとも密かな人気店なのか、真相は知らない。