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★×4 山田チカラ
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店名 |
山田チカラ(ヤマダチカラ)
|
---|---|
ジャンル | 創作料理、日本料理、カフェ |
予約・ お問い合わせ |
03-5942-5817 |
予約可否 |
完全予約制 |
住所 | |
交通手段 |
最寄り駅は麻布十番 麻布十番駅から587m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥40,000~¥49,999 |
予算(口コミ集計) |
¥20,000~¥29,999
¥8,000~¥9,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 |
席数 |
8席 (別途、個室あり(茶室)) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | オシャレな空間、落ち着いた空間、カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり |
ドリンク | 日本酒あり、ワインにこだわる |
---|
利用シーン |
|
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
ホームページ | |
備考 |
2008年6月~9月の限定:土曜・日曜 朝食営業 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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山田チカラ。創作和食。麻布十番。
白金高輪よりの繁華街からは外れた住宅街の一角にある。目立たない入り口で振りではいる人はまずいないと思われる。店内は茶室がある落ち着いた和のたたずまい。カウンター6席のとても小さなお店。
店主はエルブジで修業した経歴の持ち主で、和食と分類したが洋の要素もふんだんに取り入れた料理。10時までは15000円(サービス料10%別)のコースのみ。お凌ぎ、お造り、椀物など懐石のような構成。最初はご飯、味噌汁、お浸しのお凌ぎ。とても素材の持ち味を生かしたシンプルな料理。次はオリーブをゼリー状にしてオリーブの形状にしたてたものとバラのお水。どちらも香りを楽しむ料理。とてもさわやかな香りで癒される。お造りはマグロ、才巻エビ、サヨリなど。一口大にカットされている。醤油はなく、醤油のムースと一緒にいただく。次は白子の椀物。キノコ数種類、蟹などうまみたっぷりの料理。次はスパニッシュオムレツ。まったく原型をとどめておらず、カクテルグラスで出てくる。半熟の卵とかなり香ばしく炒めた玉ねぎをよく混ぜていただく。これは味が濃い目であまり好みではない。次はフォアグラを凍らせそれをパウダー状にして、出汁としてコンソメのスープをかけていただく料理。南米のキノアという植物をイメージして考案したものらしい。フォアグラの香りとコンソメの濃厚な味わいがぶつかりあい口に入れると印象が強いが意外と後味はさっぱり。次は穴子をスモークした穴子ずしのようなもの。ふたを開けるとスモークが玉手箱のようにもくもく出てきて一瞬驚かされる。香りがよい。次はメインで3種類から選べた。宮崎牛のさぶとんを頂いた。バルサミコのソース。脂がとても上品でわさびとよく合う。付け合わせは何種類もの野菜をかつおだしで炊いたもの。これは本当に美味かった。お凌ぎを除き、どれも手の込んだ創作がはいったものだったが、最後にこういったシンプルなもので、それでいながらしっかり仕事がされている料理が出てくる、これまでの創作料理の説得力が増す。〆は五島うどん。キンカンと桜エビが具の春らしい料理。さっぱり。デザートはメロンソーダのムース。ムースなのに口の中で炭酸がはじけて面白かった。
最後はお茶が3種類から選べる。茶室でいただくこともできるので、茶室で抹茶を頂いた。緑寿庵清水の金平糖がお茶菓子で出てきた。抹茶のレベルはよくわからないが、非日常の雰囲気を味わうにはとてもよい。和装の女性の接客もとてもよい。値段は高いが満足できる。