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店名 |
閉店
燈の車(ひのくるま)
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、つけ麺 |
住所 | |
交通手段 |
西武新宿線「狭山市」駅(東口)より、徒歩15~20分 狭山市駅から975m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
9席 (カウンター9席のみ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
オープン日 |
2002年6月1日 |
備考 |
夜しか営業しない店なので、来訪時は見落とさないように注意です。 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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<2016.07> らーめん
【しっとり円やかな動物感にほのかな魚介の優しさか・・・・肉の香ばしさも移ってナイス!】
ディープな店かなと思ったけど、入店した途端、ご店主の愛想がとても気持ち良く、一瞬で「この人いい人!」と感じ取ってしまいました。後から奥様?らしき方が出てきて、これまた接客が気持ちよい! 明るい店やん!と思いかけてた頃、BGMと言うか、ビデオクリップと言うか、結構面白い洋楽のPVが液晶テレビとそのスピーカーから流れているのに気がついた。かなりレアな分野の音楽好きな方なんですね。PVが示すようなトッポい所を感じさせないのですが。そのギャップが魅力的。そんなこんなで入店してから思考停止してたので、今回は定番の「らーめん」とさせていただきました。
さてそのらーめんですが、配膳の瞬間、素朴をベースとしたミスマッチ感に溢れているようで、一方でまとまりがあるというイメージ。素朴といえばそのスープ。これは「醤油系」なのか「豚魚系」なのか、はたまた別なのか・・・。しかし初めて会ったような感じもしない。個人的には、この動物系の味わいには、鶏と豚の両方が入っていると思うけど、鶏が比較的強めなのでは??という印象。周囲の泡立ちなどは、豚骨っぽいんですが、コクのしつこくない部分と、口の周りへの貼り着き加減が、鶏の影響を比較的多く受けたものと推察します。滑らかな食感と、口の周りの貼り着き加減で、単純に「鶏!」と習性的に感じてしまう癖かもしれませんが・・・。
また醤油ダレと・・・その円やかさが気になるかな。思うに魚介を否定していない一杯として、実はうまいこと魚介を甘みの活用していると思ったりしています。。しかも、炙り肉の香りがとても映ります。酒のアテとしては最高。この炙り肉の香りがどこか・・・マー油の香ばしさと似てたりして、食欲を刺激する一因かと。
さらに言うと、魚介の溶け込み。これを意識させないほどの縁の下の力持ちと思える一方、動物系が表に出ている割には、全体的な落ち着きがある。それと、ほのかな甘さが、どうしてもそれを意識させるよう。隠し味が隠し味になってなく、尻尾が出ているくらいかな・・・。だから、分類的に「醤油」か「豚骨魚介」か迷ってしまうが、本音は、「鶏豚微魚介」と言ったところかな(笑)。
【妙に素朴なプリプリモチモチ感!やっぱり解りやすい麺の魅力!】
汁系にしては太めの麺。中太捩れで加水が高め。表面の光沢が印象的で、潰しこみ程度感も低め。いわゆるプリプリ感と、モチモチ感で、万人ウケするタイプで、ツルツルと喉越しも程よいという・・・・実に欲張りな麺(笑)。しかし、個人的にはどこか「素朴感」を感じてしまうところがいいねー。製麺所は確かではありませんが・・・菅野製麺だったっけ?麺箱にそうあったような記憶。
健康的な淡目の黄色い見栄えと、縮れと言うより捩れと言った方が正しそうなウェーブ感。やや遠慮がちに吸い込むスープの浸透で、ツルツルしている割に、喉越しとか舌触りにも、しっかりとメッセージを与えてくれる抵抗感が、素朴でいいなーって感じた次第です。また、歯切れの瞬間も「プツリ!」というような淡白な印象も、素朴さを個人的には感じているかも。これなら、つけめんにも期待ができそうです(つけめんは、あつもりのみというこだわり。あつもりの食感をアピールしているのか? 単に〆るオペレーションを気にしているのかは不明ですが)。
【炙りの豚肉と酒があれば永遠に居続けたくなる・・・炙りチャーシューは最高!】
すでに述べましたが、炙りの肉は酒のアテにもなるかと思えるほど、美味いです。直火の香ばしさはもちろん。加えるなら、塩加減がほんのりとしている上に、肉汁自体が甘いようで旨味が芳醇。そして柔らかく肉厚なところで、噛み締めて楽しめるというもの。大きなものだけでなく、カット肉も投入してくれるから、肉感に溢れる一杯です。
またこのタケノコがなかなか、肉とはコントラストある歯ごたえと風味を与えてくれて、これまた楽しい上に、麺顔にもアクセント。これ・・・なんという名前だったんだっけ??また忘れてしまいました(また教えて下さい)。カイワレと玉子は、単なる飾り付けと言うなかれ・・・。あるとないでは、全然違うと思いますし、箸休めには丁度良いですし。
総じまして、「おらが街の名物らーめん!素朴な質実さがとても嬉しい!」というような・・・なんだか自然に応援したくなるような一杯です。ガッツリと満足感あたえつつも優しいタッチ・・・しかも、ご店主夫妻の気持ちよい接客が、とてもアットホームに感じたりして。地元にあれば、吸い寄せられるように通うことになりましょう。流行りじゃなくとも、きっちりと心を込めていれば、いい店になるんだな・・・と、そんなことを思いながら帰り道の運転をしておりました。次回はカレーつけめんかな。ということで・・・なので詠います!
週末の
静かな街の
暗闇に
なぜか安らぐ
肉エキス感
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!