【広島】宮島名物「あなごめし」TOP9、広島在住食べロガーが宮島に通って選んだ珠玉のお店

【広島】宮島名物「あなごめし」TOP9、広島在住食べロガーが宮島に通って選んだ珠玉のお店

宮島観光と言えば『厳島神社』と『食べ歩き』ですが、せっかく訪れるなら120%楽しみたいもの。 宮島名物として思い浮かぶのは、「あなごめし」、「牡蠣」、「紅葉饅頭」等々ですが、本命の「あなごめし」TOP9をご紹介します。

更新日:2023/02/05 (2023/01/11作成)

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このまとめ記事は食べログレビュアーによる3837の口コミを参考にまとめました。

「あなごめし」は宮島島内だけでなく「宮島口」を含めて選抜しました。2軒以上食べ歩くなら『ご飯半分』で注文するのがオススメです。

宮島名物「あなごめし」が誕生してから120年、様々な進化を遂げた「あなごめし」。
広島在住の食べロガーが宮島に通って食べ比べた感想とオススメを皆さまにお届けします。

岩むら

一流のお鮨屋さんで使う長崎県対馬列島産の筋肉質でマッチョな特上真穴子を炭火焼き。
お店のインスタグラムに焼いている動画が上がっていますが、初期は穴子から滲み出た脂の泡が大きく脂が出過ぎているのが分かります。
これが最近の動画になると泡が小さくなり、脂を出す量の調節を改善した様子が分かります。
個人的にはもっと泡を小さくして脂を切らずに身に纏わせ揚げ焼きにするともっと美味しくなると思うので、今後、更なる焼き方の改善を期待。
穴子よりも鰻が好きな方にオススメ。
鰻百名店レベル。

ふじたや

朝11時の開店前に並んで食べるのが無難。
事前に素焼きした穴子を提供直前に継ぎ足して作る特製タレ(濃口醤油&味醂&砂糖)を付けて2度焼き。
焦げ目が付いた金色の穴子、表面に脂が滲む
焼き方は丁寧で身は軟らか過ぎず、脂のりは穏やかで天然らしい野趣のある滋味を感じます。
鰻の脂よりもあっさりとした穴子が好きな方にオススメ。
瀬戸内海産の穴子を使用。

他人吉

「あなごめしうえの」系列の創業した上野他人吉氏の名前を冠した『予約可能』なお店。
「あなごめしうえの」と同じ「あなごめし」を食べられるが、個人的には焼き穴子&牛蒡の釜炊きご飯が好み。
使用する穴子は韓国産主体で国産が混じる。

いな忠

魚屋さんが40年前に料理屋さんに業態転換して「あなごめし」を得意とする飲食店となる。
穴子を店頭で生から焼いて、厨房でタレを付けて2~3度追焼きしています。
穴子の頭等で出汁を取ったタレは穴子に付けて焼くだけでなく、炊き込みご飯の味付けにも使われています。
穴子は長崎県産を使用。

みこと屋

黄金穴子重は煮穴子をサラマンダーで焼き、ふっくら厚い出汁巻き玉子をお重にドーン!と載せています。
白ご飯はタレを掛けるのを考慮して微かに硬めに炊いてあり、穴子と出汁巻き玉子とのバランスが良い。
九州産穴子を使用。
牡蠣フライも揚げる前にバッター液に浸けてからパン粉をまぶすのでパン粉が立っています。
オープンキッチンで丁寧に作っているのが見えますし、店主ご夫妻も感じの良い方で、表参道商店街にあるお店の様なお客さんを捌く様な接客ではなく、人情味があります。
そういう意味でも旅の途中で立ち寄るのにオススメしたいお店です。

あなごめし 和田

焼き方は丁寧で身は軟らか過ぎず、天然らしい野趣のある滋味はありますが、脂のりは穏やかで、少し大人しめな印象です。
白ご飯の上に焼き穴子を載せ、とろみのないサラッとしたやや甘めなタレは穴子自体の味わいを楽しむためのものでしょう。
以前は宮島近海産でしたが現在は瀬戸内海産の穴子を使用。

あなごめしうえの 宮島口本店

1901年創業、宮島の「あなごめし」発祥のお店上野他人吉氏が1897年に開通した宮嶋駅の駅売弁当として販売したのが始まり。
観光客でいつも満席&行列、開店は朝10時だが1時間前に並ぶのが無難。
使用する穴子は韓国産主体で国産が混じる。
焼いた穴子と特製タレ、穴子のアラ出汁で炊いた醤油味飯、三位一体のハーモニーが嬉しい。
トータルバランスの良さがポイント。

お食事処 大和屋

穴子は脂がのっており、丁寧に香ばしく、且つ、軟らかく焼かれています。
白ご飯はミルキークイーン、ご飯は硬めながらモチモチふっくらしています。
宮島産蜂蜜を使ったタレは自然で優しい甘みと深みがあり、このタレが白ご飯に染みるとこれまた良い感じです。
宮島産蜂蜜使用というタレの物語性とバランスが良いことに加えて、宮島参道商店街や厳島神社から離れ、ゆっくり寛げるのも大和屋さんの魅力ですね。
穴子は長崎県対馬列島産を使用。

お食事処 梅山

驚きの宮島近海産穴子を使用。
お値打ちプライスで非常にコスパが高い。
宮島近海産穴子は甲殻類やゴカイ等を食べるので滋味が強い。
朝活き〆したような弾力があり、焼き方は丁寧で身がブルンと弾むような弾力、少し寝かせても良いような。
タレは粘りが薄くて醤油強め、折角の滋味を味わうには強めかな。
白ご飯の炊き上がりが少し軟らかい。
穴子にタレと白ご飯とがマッチせず残念。

※本記事は、2023/02/05に更新されています。内容、金額、メニュー等が現在と異なる場合がありますので、訪問の際は必ず事前に電話等でご確認ください。

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