お料理の具材が多すぎるので、全てを細かく、感想を述べるのは断念しました。お値段はそれなりにします。ただし、見かけだけではなく、お味は良いと感じました。 : AWOMB

印象に残る店名(意味は知りません)ですが、ホテルから近かったので、訪問いたしました。
京町家をお店にしたのですね。

最近、インスタに夢中の妻はインスタ映えすると言って、喜んでいました。
題名にも書きましたが、見掛け倒しのお料理ではなく、意外と言っては失礼かもしれませんが、
お味もちゃんとしていました。多分、普通のレベルの材料を使っていても、味がたくさんあり、
相当、考えての組み合わせであろうし、味的に変な組み合わせでもないので、
おいしく感じるように出来ているのだと思います。

結構なお値段がする(以前よりはお値段がかなり上がったようですね)と思いますが、
若い方々でお店はすごく混んでいました。ランチは予約して訪問した方が無難です。
現時点では夜は比較的空いているそうです。
他にない形態で成功しているお店のようです。
他のところにもあるお店のようですね。
いろいろ考えるものですね。


よくあるレビューでメニューだけ書いて、はい終わりにしたいくらい、
オーバーフローしてしまいます。でも、それじゃ、書く意味がないので、
いくつか面白かったものを中心に取り上げて、印象を述べます。
多分、ご参考にはなりません。あまりに具材が多すぎるので。
情報が多すぎて、何が何だか頭で消化しきれないまま、食べるというのが
正直なところです。ところが、味的にはどれもおいしくないものは
なかったというのが正直な感想です。
手織り寿司(手巻き寿司)にするには、
海苔の枚数(7枚くらい)が圧倒的に足りないので、
もっともっと、海苔の枚数がたくさんあると嬉しいです。
途中から、ご飯と一塊の具材を食べるという感じになりました。
ちなみに一塊ごとに食べる必要はなく、組み合わせは各自自由だそうです。


(1) グレープフルーツスカッシュ(660円)

今年、初めてのグレープフルーツかもしれません。
湿度が高く、重苦しく、非常に暑かったので、グレープフルーツ
の味がストレートに感じられる、とても美味しいものでした。
甘さも甘すぎず、炭酸も心地良かったです。クオリテイーの高いものでした。
後日、アンソレイユ様に行き、イチゴの炭酸水をいただきましたが、それよりは
全然クオリテいーが高かったです。お店の雰囲気で味の感じ方が左右されるような
ことは決して、してはならないと肝に命じています。


(2) 手織り鮨(3267円)

(a) ブルーベリーとドライミントの白和え、パプリカ、ミント

くるみが入っていて、それが一番目立ちます。果物、野菜、香り、
くるみの食感、思索の後が感じられます。

(b) さわら、パイナップル、パラフ(アイスプラント)

これはどれも普通ですかね。味の悪い組み合わせとは
感じませんでしたが、美味しくもまずくもないですかね。


調味料はどの食材でつけたか覚えていませんで、
適当につけていましたが、醤油自体は丸い旨みの
ある良いものと感じました。花鰹もちゃんとした
美味しいものでした。
酢飯はご飯は硬めでしたが、粒が大きく感じ、
ご飯だけで食べてもおいしく感じるものでした。

(c) ブロッコリー、しめ鯖、紫蘇のラスク

ブロッコリーは必要かな？とは感じましたが、しめ鯖と
紫蘇が入ったラスクは意外に行けました。しめ鯖が
鯖の味と酢が旨味を足している感じです。ラスクが主食に
なっている感じです。

(c) キウイ、カツオ、長ネギ醤油漬け、ガリ、タイム

もはや、なんだか分かりませんが、実際に食べてください。
全然まずくはないです。


頭が整理されないので、おそらく再訪は難しいと思います。あまりにも
数が多いので、頭の中で、お料理が短時間で構成できないので、
私的には頭的にgive upでした。ただし、味的にはgive upではありませんでした。
また、同じお値段を出せば、ちゃんとした
お店のフレンチのランチも行けるかと思いますので、
そちらにと個人的には思ってしまいます。
味的には不満は持ちませんでした。
面白い経験でした。結果的に個別に記憶に残ったのは
しめ鯖の味
と
レビューしていませんが、ヤングコーンのスパイス焼きで記憶違いでなければ、
そのスパイスの味がクミンに感じたたこと
と
酢飯の味が良かったこと
と
飲み物がとても美味しかったこと
と映像的に華やかだったことですかね。

最後にはなりますが、いただいた物からは、お寿司の可能性を感じますので、
常識に囚われず、既存の鮨店様も握りでも少しは野菜を取り入れて欲しいとは
個人的には常日頃から思っています。枠に囚われず、どんどんチャレンジする、
その点は素晴らしいと思っております。


兎にも角にも、たいへんごちそうさまでした。