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素晴らしき千枚漬け
再訪。2回目。
京都の四条河原町駅近くにある、漬物の老舗。
12月に訪れた際に購入した千枚漬けが美味しかったので、またまた訪問して購入。
「千枚漬」(1,000円)
前回は、自宅で発酵させすぎてしまったため、今回は温度を低めにして発酵を抑えて保存。
恐らくベストな状態。
その甲斐あってか、素晴らしいお味。
外から加えられた甘みも酸味も控えめで、
聖護院かぶ本来の辛味が発酵で変化して生まれた仄かな甘みと仄かな酸味が主役。
聖護院かぶ本来の旨味も、たっぷりの昆布の旨味も、イキイキ。
そして、全てが素晴らしいバランス。
トゲトゲしさが全くなくて円やかな味わい。見事に調和している。
いや〜、すごいな。マジで。
使用されている昆布の質もいい。
美味しかったので、根昆布に相当する部分まで全部頂いた。
化学的な旨味は一切なし。
化学的な旨味が好きな人には物足りないと思われる千枚漬け。
なお、千枚漬けは2月末まで。
漬けることができる季節が限られているのは、本物である証。
漬け物は発酵食品
京都にある千枚漬けの老舗。
以下の2点を購入し、自宅で頂いた。
「千枚漬」(1,000円)
「うりの奈良漬」(760円)
「千枚漬」は、個人的に発酵を進ませた方が好きなので自宅で暫く保管していたのだが、
開けてみると酸味が全開。思っていたよりも発酵のスピードが早かったようで、ちょっとやり過ぎた。苦笑
ただ、発酵が進み過ぎている部分と、そうでない部分とがあり、そうでない部分は素晴らしく美味しかったのでポテンシャルは充分に感じた。
次回はもう少し上手にやりたい。
一方、「うりの奈良漬け」は、バッチリの発酵具合。
最高!
粕を削ぎ落として、半分は半日置いて、もう半分は3日置いて。
粕は、日本酒のアテにしてちびちびと。
まがい物の奈良漬けばかりが流通している中、これはまさに本物の奈良漬け。
昔、婆ちゃんちで漬けた奈良漬けの味。いや、もっと洗練された上品な味だな。
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ノバンディ
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店名 |
村上重本店
|
---|---|
ジャンル | その他 |
お問い合わせ |
075-351-1737 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
四条河原町南東入る 京都河原町駅から157m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (JCB、AMEX) 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
利用シーン |
|
---|---|
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
オープン日 |
1832年 |
備考 |
漬物屋:飲食スペースなし |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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再訪。3回目。
京都の四条河原町駅近くにある、漬物の老舗。
もう最近、京都に行く度にこちらに立ち寄っている気がする。
食べログの評価は全然高くないけれど(現時点で3.09)、
今や数少ない、ホンモノの漬け物の味わいが楽しめるお店だ。
食べログレビュアーの味覚って一体どうなっているのかと思ってしまう。
食べログ初期の頃は本物の味が分かるレビュアーが多かったけれど、
今やそういう人たちも離れていってしまい、
こういう本物の味が分かる人はほんの一握りになってしまった。
ていうか、それよりも問題なのは食べログの評価ロジックだよね。
この手の本物のお店を埋もれさせて、チャライお店ばかりが高評価。
本当に美味しいものにスポットライトが当たらないクチコミサイトって一体・・・。
閑話休題。
今回は、
「きゅうりの奈良漬」(810円)
前回頂いた「きゅうりの奈良漬」とはまた違った味わい。
落ち着いた味わいながら、若干の若さを感じるもの。
もう少し熟成させた方が、個人的に好きだけれど、
こういう個性を楽しめるのが、本物の漬け物の楽しみ。
漬け物って、
素材によって味わいが異なるし、
漬けている間の気温によっても味わいが異なるし、
だから、季節によって味わいが異なる。
だから、漬け物に四季を感じるのだ。
だから、漬け物って面白い。