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0293-22-2012
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ふわふわサクサク奇跡のカツカレー
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ロースカツカレー。ヒレカツカレー、何れも650円。
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音楽大好き！
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ロースカツ。ふんわりした食感に驚きます。
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クローズ直前のタイミング。
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揚げ油が香ばしく、甘いのです。
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煮込まれていて、甘味が訴求しつつ、スパイシーなカレーです。
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ほどほどの厚み。
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往年の翠月さん。
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隣接する精肉店
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高萩駅前。
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高くて旨いは当たり前
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
翠月
|
|---|---|
| ジャンル | カレー、とんかつ |
|
予約・ お問い合わせ |
0293-22-2012 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
常磐線高萩駅前 高萩駅から174m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
～￥999 ～￥999 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 お店の方に聞いたところ、お店の裏手を教えて頂きました。 |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| サービス | テイクアウト |
| ホームページ |
http://www.it-service.co.jp/cgi-local/multi_view.cgi?TNO=1894&menw_flg=1&GROUP=00000&right_menu=02 |
| 備考 |
セルフサービスのお店 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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茨城県北・高萩(たかはぎ)。
この街もご多聞に漏れず、日々の買い物客は何処かの大型SCに流れているのか、旧市街はいたって静かなものです。
夕暮れの駅前通りに佇む、昔から続く地元密着の精肉店「翠月」さん。
建物は街路整備のときに建て替えられたようですが、実はこのお店、明治26年創業で、かつて鰻と牛鍋のお店だったと言うから凄いものです。
肉屋さんのお隣に、旨いカツカレーが食べられる併設食堂が。
日避けテントには「クイックカレールー」と大書きされているのですが、これは、何時ぞや肉屋さんでカレールーを開発して売ろうとしたのでしょうか。
ちょっと通りかかっただけでは、拘りのカツカレーが食べられることはおろか、カレーショップだという訴求すら、あまり伝わってきませんね。
恐る恐る、お店に入ってみると、がらんと誰もいません。
厨房の扉を開けて、隣の肉店からひょっこり顔を出したのが、此処の若旦那。
うーん、ちょっと今風で、年寄りとってはとっつきにくい感じ？
でも、話してるうちに、とても親切な人だということがわかります。
世間話の折々に、料理への素晴らしい情熱も、だんだん垣間見えてくるわけです。
メニューの値段は、どれも驚くほど安い。
安いねぇ・・と水を向けてみると「良いものを安く出す努力をしないんじゃ、この世界でやっていく意味ないでしょ？」と、きっぱり。
「昨日なんか、東京駅の駅ナカでとんかつ定食を食べたら、1,780円ですよ！うちなんか、1/3で、絶対旨いんだから・・」
「僕一人、ワンオペでやっているから、うちはできるの！」と、いきなりテンションは上がりっぱなしです。
頼んだのは「ロースカツカレー」や「ヒレカツカレー」で、何も650円です。
何時も、注文が入ってから、カツを揚げ始めるというご主人。
此処のとんかつは、値段に似合わず物凄い拘りかたですね。
揚げ油に使うのは、お肉屋さんとしてきちんと仕入れた「素性の知れた豚」から自分で搾取するラード。
私が「揚げ物に使う油は素材と同じ由来のものを使うのが一番だ」と水を向けてみると、「よくご存知で！」とすっかり打ち解けてしまいました。
さてさて、揚げたてのロースカツを口にした瞬間、ふんわり柔らかくてサクサク、これは旨い！
いやはやこんなに旨いカツ、ちょっと吃驚です。
肉の旨さ、脂身の甘さといった素材的な要素もさることながら、肉のほどほどの厚み、衣とのバランス、そして揚げの技術、全て秀でている感じです。
市内のパン屋さんから直接パンを買ってきて荒挽きにするという生パン粉が実に柔らかく、キメ細かく、そしてふんわりとした食感を醸しだします。
ソースは、有機野菜をじっくり煮込んで作るもの。
手作りソースならではの優しく繊細な甘さが素晴らしいですね。
それに、此処の主義として、カツとカレーはそれぞれ別皿に盛られてきます。
かつにはキャベツもソースもちゃんとつけてくれますから、最初はカツライスとして楽しんで、その後カレーライスを楽しみ、そして最後にカツカレーとしてじっくり味わう。
そんなことが出来るわけです。
なにより、拘った衣のサクサク感を、最後まで楽しめるわけですね。
まだ若いご主人は、以前都内で飲食関係に従事され、あるいは保険会社勤務などを経ておられます。
やはり、飲食の世界に活路を見出したいとして、高萩に戻って店を継がれたとか。
並々ならぬ食へのこだわりは、明治創業の老舗料理屋の血筋を脈々と受け継がれるだけのことはある。
これからの展開がどうなるのか、ちょっと楽しみですね。