水餃子に黒酢を出してもらえた : 謝々餃子

2023.05 夜

２人分
・中華丼+餃子(水) 850円
・焼き餃子定食 680円

　１ヶ月ぶりの4度目。
　奥さんのお気に入り餃子。
　僕は水餃子に黒酢を出してもらえるかな？
　と、少し尻込み。
　黒酢を出してもらえた。嬉しいな。


・中華丼+餃子(水) (4.0)
　水餃子を黒酢で、最高だ。
　東北らしいツルモチな皮は現地比で薄め。
　日本の餃子より少し厚い。
　この微妙な皮の厚みバランスがとても好き。
　餡は肉と野菜のバランス良し
　(両方の存在感、歯応えと味)
　野菜のサクサク感が残っている。
　餡に少し塩味付けされていて、
　黒酢だけで抜群に旨い。
　黒酢の酸味とコクがツルモチで、
　サクジュワな餃子をブワッと広げる。
　中華丼は薄味で少し甘め、
　玉子味がしっかり、玉子丼具入りトロみあり。
　☆黒酢水餃子、○+中華丼。

・焼き餃子定食 (-.-)
　奥さんは毎回これ。
　ここの焼き餃子が好きらしい。


　黒酢をだしてもらえるなら、
　僕には北九州で餃子最優先店。

2023.03 夜
2023.04 夜

２人分
・中華丼+餃子(水) 850円
・焼き餃子定食 680円

２人分
・ジャガ丼+餃子(水) 850円
・焼き餃子定食 680円

　ほぼ１年ぶりの２～３度め。
　水餃子を食べなきゃ、と思い出して。
　お客さんはひっきりなしに来る。

　東北菜(中国東北部料理)の良さを
　活かしたまま、日本人向けに
　適切にアレンジしている印象。
　中国人厨師(ｺｯｸ)さんがやる、
　日式(中国にはない日本の中華)の
　お手本となるべき庶民中華。

　八角控えめ、辛さと油抑えめ、
　柔らかな食感で薄めの味付け。
　それで素材の味が適度に出て。
　誰にでも受け入れられやすい
　食べやすい美味しさ。
　特に水餃子、日本で食べた中で
　黒酢で食べたらトップクラス。

　３度めは黒酢は無い、と年配女性に
　無下に言い切られてガッッッカリ。
　こういう中国っぽさは大嫌いだ。
　２度めは若い女性店員が厨房から
　小皿に少しわけてくれた。感謝。
　水餃子には黒酢を出せるように
　して欲しい。


・中華丼+餃子(水) (4.0)
・ジャガ丼+餃子(水) (3.5)
　水餃子を黒酢で、最高だ。
　(現地では黒酢だけで食べるのが普通)
　１度めは黒酢で、２度めは白酢+辣油。
　東北らしいツルモチな皮は現地比で
　薄め。日本の餃子より厚い。
　餡は肉と野菜のバランス良し
　(両方の存在感、歯応えと味)
　野菜のサクサク感が残っている。
　餡に少し塩味付けされていて、
　黒酢だけで抜群に旨い。
　黒酢の酸味とコクがツルモチで、
　サクジュワな餃子をブワッと広げる。
　白酢だと、どうも広がらずに、
　ツンと来るだけでダメ。大差あり。
　中華丼は薄味で少し甘め、
　玉子味がしっかり。
　白米が前より良くなっていた。
　ジャガ丼は、実に東北菜らしい味、
　予想通りの番茄炒土豆の丼もの。
　トマトとジャガイモのピリカラ炒め。
　知らなければ思いのほか美味しいよ。
　☆黒酢水餃子、○+中華丼。
　〇白酢水餃子、○+ジャガ丼。

・焼き餃子定食 (3.8)
　前回より餃子の味のバランス向上。
　水餃子のと同じだと思う。
　僕は水餃子の方が好き。
　漬物が泡菜(パオツァイ)っぽく
　大連の食堂にいるような、
　妙なリアリティーがあった。
　漬物はちょっとクセがあるので、
　なれてなければ好みが分かれそう。


　中国東北部は正月に家族総出で、
　餃子を作るんです。
　寒い哈尔滨(哈爾濱、ハルピン)では
　作って直ぐに外に出して。
　外は－30℃、一瞬でかちーん。
　冷蔵庫より寒いからって。
　一旦凍らせた方が美味しいって。
　厚い皮に少し具入りの主食。
　凍らせた方が皮がモチムチで
　良いんだろうな、と思う。
　ここのはそれより薄い皮で、
　より柔らかく、具が多く。
　日本人の好みを押さえてるよね。

　中国の北東は餃子、南西はワンタン。
　何れも茹でるのが基本。

　黒酢が出せるなら、北九州で餃子なら
　我が家はここで決まりなんだけどな。
　別府のお店は黒酢が卓上常備だった。

2022.04 夜

２人分
・炒飯＋ワンタン 850円
・焼き餃子定食 680円

　北九州市八幡西区相生町の中華屋、
　シエシエジアオジ、自然と北京語読みする
　雰囲気がある。
　20時過ぎ、周辺のラーメン屋２軒に
　フラれ、たどり着いた。

　割りと大箱、簡素な雰囲気、
　中国の食堂に似ている。
　メニューは良くある居抜きの台湾料理
　と言う名前の東北人日式。
　でも、菜譜(写真付き)じゃなく、
　菜单(文字だけ)のメニューにおや？
　一般的東北人日式と違うかも。

　違いました。餃子は考えられて、
　作り込まれて、東北菜ベースに、
　日本人向きのアレンジ。
　こりやイケますね。
　今回食べた他のは普通だけど、
　他にも当たりメニューがありそうな
　良い日式中華屋。


・炒飯＋ワンタン (3.0)
　チャーハンは油多くご飯硬め、
　味付け薄く炒め加減強め。
　初めてチャーハンで塩を追加でかけた。
　(薄い塩味はたまたまかも)
　ワンタンは厚い皮に小さな餡。
　まるで小さな水餃子。これはイケるのに、
　平坦なインダストリアル風味のトンコツ。
　この妙竹林的組み合わせ、
　何処が？ってところは無いけど、
　何故か大連人？とか思ったりして。

・焼き餃子定食 (3.7)
　餃子が良い。
　奥さんのを分けてもらった。
　厚い皮がモチモチして、焼きめ芳ばしく、
　硬過ぎず柔過ぎず、絶妙中庸。
　餡はシットリ系でしっかり火が通って、
　肉と野菜の味が半々、歯応え半々、
　汁が飛び出すでもなく、ジュワ。
　ニンニクやニラに頼らない素直な味。
　焼きでも良いんだけどさ、
　水餃子の方が絶対に美味しそう。
　満州の餃子の日本向けアレンジ。
　黒酢なら何個でもイケそうな主食。


　次は絶対水餃子。
　コックさんは大連人らしい。
　前は吉林人だったみたいだけど。
　最近、コックさんの出身地が妙に当たる。
　それだけ中国現地の味は特徴があるって
　ことなんだろう。

　大連には10年間以上前だけど良く行った。
　残業中に色々出前でとってくれるんだよ。
　ザリガニのドブ煮みたいなのとか、
　ロバのバーガーとか。反応が薄くてなんで？
　九州は馬肉の刺身が普通だよって。
　大連人は目が点になっていた。ははは。
　Teamsで大連と打合せしてたら、次は
　いつ来ますか？って。行く予定は無いけど
　手ぐすねひいてまっててくれる。
　最近大連では海腸餃子が流行ってたって。
　大連では普通に海鮮で良いよ。

　餃子はコックさんが食べ歩いて、
　到達した味なんだそうな。
　あー、ね、言われたらそんな感じ。
　北九州でウケる味をちゃんと掴んでるよね。