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店舗基本情報
| 店名 |
奥藤本店 甲府駅前店
|
|---|---|
| ジャンル | そば、郷土料理、鳥料理 |
|
予約・ お問い合わせ |
055-232-0910 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
JR中央本線「甲府」駅(南口)駅前徒歩２分。駅前ロータリー脇。 甲府駅から165m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算 |
￥1,000～￥1,999 ￥1,000～￥1,999 |
| 予算（口コミ集計） |
￥2,000～￥2,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード可 （JCB、AMEX、Master、Diners、VISA） 電子マネー可 |
席・設備
| 席数 |
76席 |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 大型バスのみ。要相談。駅となり及び周辺に時間貸しパーキングあり。 |
| 空間・設備 | 座敷あり |
メニュー
| ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、ワインにこだわる |
|---|
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
2011年3月12日 |
| 備考 |
通常営業中のため修正 |
| その他リンク | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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3泊4日食べログの旅＠山梨県。
最終日の夕食＠甲府。
連休中日、19時20分来店。
店内満席のため、外で15分待ってから入店。
掘りごたつ席に案内される。
ここは蕎麦屋にあって蕎麦屋にあらず。
名物は「鳥もつ煮」という甲府の郷土料理（以下参照）だからである。
■鳥もつ煮について
→鳥のレバー、砂肝、はつ、きんかん、ひもなどを甘い醤油のたれで煮詰めたもので、戦後まもない昭和25（1950）年頃、甲府市にある大正2（1913）年創業の蕎麦屋「奥藤本店 国母店」の二代目主人が、肉屋から「捨てられてしまう鳥のもつをどうにかできないか？」と相談されたのが始まりと言われる。
当時はまだ食べ物にも不自由している時代で、安くておいしいものになるよう試行錯誤し、当時は貴重だった醤油と砂糖でこってりと煮た「鳥もつ煮」を開発した。
甘じょっぱい味付けで、お酒にも白ご飯にのせてもあうと今では居酒屋や定食屋、蕎麦屋などで定番になっているほど甲府市民の庶民の味である。
「もつ煮」というと長時間煮込んだ汁ものの印象があるが「鳥もつ煮」はレバーなどを少量のタレで、強火にて短時間で照り煮し、鳥もつの旨味や甘みをぎゅっと閉じ込める独特の製法である。
具材にある「きんかん」もその名の由来が面白い。
キンカンは産卵鶏としての役割を終えた雌のひね鶏(廃鶏)の卵巣や卵管内にある未熟な卵や卵の素。
直径3㎝くらいのオレンジ色の玉なので見た目が柑橘類の金柑に似ていることからこの名前が付いたとされている。
また、雌鶏の未熟卵や卵子、輸卵管をさす部位なので「腹玉」とも呼ばれることがある。
以上、「鳥もつ煮」の説明。
ということで、オーダーは、以下の通り。
■甲府鳥もつ煮セット【1300円】
→鳥もつ煮1人前、ごはん、一品、香の物、もりそば
15分強で配膳。
改めて配膳されると、蕎麦もご飯もあり、結構ボリューミーである。
まずは、蕎麦から。
残念なことに、手打ち蕎麦なのに、蕎麦の香りがせず、そば粉の感じも弱く、全く美味くない。
蕎麦つゆも、味がぼやけていて、本当に蕎麦屋の出すつゆなのってレベルのクオリティ。
店選び失敗したかなと思いつつ、いよいよ鳥もつ煮に移る。
照り煮になっていて、部位は レバー、砂肝、はつ、きんかんの4種類。
醤油、砂糖、酒でかなり甘辛く濃い味付けになっている。
しかし、この濃い味付けもご飯と一緒に食べると美味いこと美味いこと。
肉もレバーはパサパサしておらず、実に美味い。
量も多く大満足。
鳥もつ煮は、やはり下馬評通りだった。
ご馳走さまでした。