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店名 |
小作 甲府駅前店(こさく)
|
---|---|
ジャンル | ほうとう、郷土料理、鍋 |
予約・ お問い合わせ |
055-233-8500 |
予約可否 |
予約可 土日祝日予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
JR中央本線・身延線「甲府」駅(南口)から徒歩1分 甲府駅から198m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (VISA、Master、JCB、AMEX、Diners) 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席数 |
130席 |
---|---|
個室 |
無 改修後個室なし |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 終日禁煙 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、座敷あり、掘りごたつあり、バリアフリー、車椅子で入店可 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、ワインにこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、健康・美容メニューあり、ベジタリアンメニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、テイクアウト |
ドレスコード | 無し |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1972年 |
備考 | |
関連店舗情報 | 小作の店舗一覧を見る |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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初回訪問は2007年。山梨で"ほうとう"といえば小作が有名ですが、小作も支店が増え、ロードサイド店舗はメニューの均質化が進んで没個性な面もあります。事業規模の拡大ゆえ避けづらい経営課題だよね。でも甲府駅前の店は、ほうとう以外の単品料理が充実してるので個人経営の店っぽい楽しみ方が出来ます。
この店で先ず紹介したいのは居酒屋メニューの充実ぶり。紙メニュー以外にもホワイトボードにお奨め料理が10品以上も並んでます。甲府駅前の立地なのでビジネス客も想定しているんだろうなぁ。
私が目を付けたのは"もつ料理"。山梨B級グルメの"甲府鳥もつ煮"を筆頭に"馬もつ煮"や"豚の焼きもつ"までありよる。ええぃ。全部食べちゃえー。
"甲府鳥もつ煮"は水分少なめの甘露煮。甘辛さが強いので七味をガンガン投入してパクつきます。内臓もたくさん入ってて、レバー/ハツ/砂肝が確認できます。甘露煮なので熱いうちは美味しいけど、冷めると固くなるので一番最初に食べきるのが吉。
"馬もつ煮"って山梨の人も食べるのね。南信州-伊那飯田の"おたぐり"が本場だと思ってたら「山梨では"桜もつ煮"と呼ぶんです」と店員が教えてくれました。武田信玄つながりらしい。
また味に関しては、獣臭くてコテコテの飯田おたぐりと違って、山梨の"馬もつ煮"はアッサリプルプル系で香りは弱め。きっと臭いを抜くために長時間下茹でするんだろうなぁ。個人的には飯田おたぐりの方がユニークで好みです。
"焼きもつ"は豚の内臓。タレは"甲府鳥もつ煮"とほぼ同じ。でもコチラの内臓はシロ/テッポウが多く、コリコリではなく良く噛む系。一緒に炒めた長ネギがいいアクセントになってます。
続いては、ホワイトボードのお奨め料理から"長芋とろとろ焼き"。紙メニューにも"山芋のふわふわ揚"ってのがあって迷ったけど、迷った時はホワイトボードを優先注文。和風を想像してたら意外にもチーズをたくさん使ってて、パルミジャーノリゾットっぽい仕上がりで美味。"甲府鳥もつ煮"のタレを数滴たらした味変も美味しく、コンビ注文がお奨めです。
居酒屋メニューで腹がこなれたら〆は"ほうとう"です。やっぱ餺飥はシンプルな"かぼちゃ"でしょ。具は10種類で、かぼちゃ/サヤエンドウ/わらび/ごぼう/里芋/じゃがいも/人参/椎茸/ネギ/白菜と野菜ふんだんなのが嬉しいです。
厚くて幅広で硬めの麺をガシガシ噛みしばきながら野菜も織り交ぜていただきます。そして味噌スープをゴクリ。たまに食べると、しみじみウマいね。かぼちゃほうとう。
ほうとうの味比べで山梨県内の歩成/奈良田本店/天下茶屋/ほうとう不動/大豊などを食べ歩いても、結局、小作が最も美味しくてCPも良いっちゅう判定になります。ダシの深さと具材のボリュームの差が勝因だと思う。
また小作のほうとうは1人前の量がデカいので、私と嫁で2人前を食べるのは無理。2人でほうとう1人前をシェアする前に単品料理の選択肢が多い甲府駅前店の評価が高くなるのは当然といふもの。古民家風の店内も落ち着くし、店員の老若もテキパキしてて地元ウンチクもあるので郷土料理屋としてもGoodです。
なにより私が小作を最も評価している点は、東京に出店しないこと。函館のラキピみたいなビジネスモデルで、山梨県内でしか食べられないご当地の味としてこれからも輝き続けて欲しいです。ご馳走さま。
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とりもつ煮(\550),馬もつ煮(\450),焼きもつ(\470),長芋とろとろ焼き(\600),
かぼちゃほうとう(\1,150)