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店名 |
たちばなや食堂(たちばなやしょくどう)
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、食堂 |
お問い合わせ |
0820-77-0132 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
車、バイク |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
20席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
オープン日 |
1955年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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山口県って県名に山が付くから山あいだと思われてる方もいらっしゃるかもしれませんが、少しでも地理に明るい方ならお分かりのように、ほぼ四角形の三方は海で、中国山地の入り口たる山の口に過ぎず、1000m級の山は広島や島根との県境にしかありません。
といって、行かれたことない方のために平野、要は山なし県かと言われればまるで違い、ほんの小さな丘や小山が広がる台地だらけという感じ、しかも秋吉台に代表されるような、ゴツゴツした岩が剥き出しな感じがあり、土も結構赤い、いわゆる赤土だらけです。
つまり、三方を海に囲まれたところ、となると山よりも海の物が豊富なわけで、同県が全国的に知られてるフグは言うまでもなく、知られてないだけで色んな海産物があります。
しかも日本海と瀬戸内海の2つの海に面してますから魚種も中々で、その割に人口はさほどでもないんで、知人によると釣り場も空いてるそうです。
特に同店『たちばなや食堂』さんがある周防大島は釣りは勿論、海水浴など結構な穴場があり、いや、穴場というより、岸壁から釣り糸を垂らせば夕食の肴、鯵ぐらいなら入れ食いでかかりますし、潜れる人ならアワビはさすがに難しいものの、サザエぐらいなら、なんとか見つけられるでしょう。
海水浴にしろ、岩だらけの海沿いにもコソっと砂浜があったり、近くに無数ある無人島には、まさにプライベートビーチみたいなのがあったりします。
そう考えると楽園みたいですが、残念ながら離島ですから広い河川と平野がありません。
河川がないと水がない、おまけに平野がないと稲作ができない、いや、棚田を作ればまだしも、それよりも温暖な気候に適したミカン栽培が今となっては主流のようです。
水に関しては以前『オーシャン』さんのレビューで記載しましたように全国ニュースにもなりましたが、外国船が大島大橋の下にある送水管に衝突して破損、島全体が暖水しましたし、またいつ同じことが起こるかもしれませんので、まあ、島民の方々も思うところがあるでしょう。
そんな周防大島町は、昔は4つの町に分かれており、その一つ橘町の役場があったのが、同店『たちばなや食堂』さんがある安下庄(あげのしょう)地区です、
ここと久賀と小松という3地区が規模が同程度の街で、と書くと旧東和町民がムっとされそうですが、まあ、他の旧3町の方々なら異論ないでしょう。
しかしながら合併後、小松には町役場が、久賀は国道437号線が島のメインストリートになったし、旧東和町にも『道の駅 サザンセトとうわ』が出来たというのに、安下庄は特に変わらず、橘トンネルが出来て国道と往き来しやすくなったぐらいで、県道は昔のままの狭路で離合困難、往時は映画館まであったという島随一の商店街も閑散としています。
そんな商店街でも一二を争う昔のバス停留所の斜向かいにあるのが、同店『たちばなや食堂』さんです。
確か以前近くに三松(西安下庄)地区に現在もある『幸進堂』さんがあったと思いますし、同店にしろ、今でこそラーメン屋さんみたいですが、もっと大衆食堂っぽかったと記憶してます。
とはいえ、一応まだ橋が出来る前から安下庄は知っているワタシですけど、同店をちゃんと知ったのはラーメン屋さんとして約15年前、実際食べたのも同時期ですから、なんとも曖昧な記憶ではありますし、他のレビュアーさんによると50年以上の老舗らしいんで、最初から今と変わらぬスタイルだったのかもしれません。
そんな同店に行くのは10年振り3度目で、1度目から大好きだったものの、なかなか行く機会がなかったし、前回ちょっと色々話し込んじゃったんで、あまり顔を憶えられてたら迷惑かかる関係もあるから、ちょっと待ってみた次第です。
で、やはり10年一昔なのか、どうやらご夫婦が忘れられたか元から憶えちゃいなかったのか、それとも単にワタシが老けただけなのか、話しかけてみたものの、なんともありませんでした。
そんな同店は前述のように県道沿いにありますが、橘トンネルから下り坂で海岸にドンつきの三叉路からの大きめな道ではなく、一つ前の交差点を右折する狭い道沿いですから、くれぐれもご注意ください。
昔はバスの停留所だった場所が今では町営駐車場になっており、まさに同店は斜め前ですから大助かりでしょう。
ご存知ない方のために最初から明らかにしとかなきゃいけませんでしたが、とにかくイニシエ系過ぎ、まるで潮風で傷んで鄙びた漁師小屋、奥に網とかありそうな雰囲気です。
照明もほの暗く、異様に年季の入った傷だらけのテーブル席だけだし、壁に飾られてる写真はこれでもかと見事に色褪せています。
ですから、まあ、お世辞にも綺麗とは言えないんで、お嫌いな方は最初から避けといた方が無難でしょうし、味にしたって、その雰囲気を毛嫌いされる方は、まず気に入ることはないと思います。
そして営まれてるのも老夫婦、最初に行った15年前からも、なんだかあまり変わられてないような気もするぐらいの時の止まりようです。
『中華そば 650円』
若干変わったのは度重なる増税に因る多少の値上げと、さすがに寄る年波に勝てないからか定休日が増えたぐらいで、メニューは以前から他はいなりと餃子、あとキツネうどんだったと記憶してます。
いや、これはご主人にも訊いてみたんですが、近くでバイパス工事みたいな新道を作ってるのが、同店と安下庄の最新ニュースでしょうか?
同店に行く際に見たんで、たぶん先の西安下庄まで突き抜けるバイパスかと勝手に想ったんですが、退店してから見るに、どうやら同店の先からの短めな新道のようでした。
で、ラーメンに戻ると、これが不思議と多少変わったように思え、かつてはいりこが前面に出た、悪く言えば臭みさえ感じられたほどだったのに、意外と洗練された、よりさっぱりした万人ウケする味になったように個人的には感じられました。
風の噂によると何年か前に全国放送のTV番組に出て、ちょっとしたバブル状態となったそうで、そのとき広島はおろか東京や関西圏辺りからの来客で洗練されたのかもしれません。
ただ、スープの表面を覆う油っぼさは相変わらずな昭和の男な見た目だし、もやしはクタっとしてるし、脂っぽいチャーシューは塩漬けされているのか妙なガテン系の汗の代用品になりそうだし、あくまでも時代や片田舎を抜けきってはいません。
かといって、それが大好きな滋味系の味わいでもあり、中くらいの太さで、なんとも言えぬヤワなストレート麺も忘れがたいし、とにかく済んだ色合いの黄金色なスープはえも言われぬ塩梅で、ワタシにとっては完璧な飲む点滴です。
ってまあ、この周防大島産のいりこを中学生時分に何kgか入った白い頭陀袋から摘み出し、口慰みなスナック菓子代わりにボリボリ大量に食べ、夏休みだけで8㎝も身長が高くなったワタシだけに、冷静な判断は到底できませんので、以下の評価は、あくまで参考にしないでいただきたい。
ですから今でも出汁はいりこに限り、すなわち手足の一本くらいは出来てるもんですから、そういう人間に公平な評価なぞ出来ません、あしからず。
● 個人的 食べログ 評価点・・・4.1