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四季は巡り 宇部じゃ古参店に
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
閉店
カトル・セゾン 本店
|
|---|---|
| ジャンル | パン |
| 住所 | |
| 交通手段 |
宇部新川駅から597m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 個室 |
無 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
無 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
|
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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私が宇部に住みだした頃にできたパン屋。宇部のオシャレ系パン屋の草分け。店名からしてそうだもんね。
それまでは、松月堂とか丸仲製パンなんて屋号が巾をきかせてたのが宇部だった。
唯一「メルシー」が横文字屋号だった程度。
そこに登場したカトルセゾン。意味が即答できた人なんてそうはいなかったろう。私もそのクチ(^^;)
蚊取り効果が加わったトイレにセボンか？ 程度の仏語知識なもんで。
蛇足ながらカトルセゾンとは「四季」。この屋号、日本国内にメチャクチャ多いっすネ。
場所は宇部の一等地、中央のバス停から50m東寄り。縦にヒョロ長いビルにある。
このミニビルも屋号同様にカッコイイ。安藤忠雄ライクなコンクリ打ち放しの外観は、およそパン屋らしくない。
ブティックかと思って入れば、TVで見るような長いバゲットがニョキニョキと置いてある。
おおー！ついに宇部にも金妻に出てくるような店がやってきたかー。と、感激したもんです。
その後３０余年。いろんなパン屋が出ては消え、出ては消えの変遷。
カトルセゾンは、今も同じ場所で普通にパン屋さんやってます。
平日の昼休み、近所でメシ食った後に覗いてみた。
以前２階にあった店は、今は１階。
フロア面積は特に広くもない。客が押し寄せる店でもないので、分相応ってとこか。
しかし並んでるパンの種類は多い。売り切れがチラホラあるも、品数は十分。
ひととおり眺めての感想は、この手のパン屋価格に比べて安いってこと。意外だった。
食後でなければ、ドッサリ買って帰りたいとこ。その日は3個に留めた。
W杯開催中からか、ブラジルのパンなるものが3種並んでて、そのうちの「ポンデケージョ」\60と「ソニョ」\80、
あとは、定番品から黒糖レーズン\60を。
職場に戻ってデスクでさっそく食べてみた。
ブラジルパン2個、いずれも小ぶりでテニスボール大。
ポンデケージョはチーズの味と香りが実にいい。弾力があるソフトさがたまらん。何個でもいけそう。
ソニョは揚げパン。かぶりついた瞬間シナモンの微香。中にはカスタードクリーム。
クリームの甘さは弱くしてあって、パンにまぶした砂糖で甘さを感じる。うまいこと作ってあるパン。
揚げパンの香りもちゃんとする。
一気に2個食べて、最後に黒糖レーズン。これは王道の味。今さら解説するまでもない。
ときおり、表面がシャリっとくるのが、えもいわれぬ快感。
そう、ミスドのオールドファッションで感じるあの食感です(^^)
宇部中央のパン屋と言えばカトルセゾン。食べログ未登録だったのが不思議。
駐車場ないので、車で買いに来るのが難点なだけ。もっとレビュー出てきてほしいもんです。
近所には100円パーキングたくさんありますから。
実は、この数日前、新川駅近くにオープンしたばかりのパン屋Bに行ってみた。
12時半だったが、並んでるパンはほとんどなかった。11時開店なのに、ナニコレ状態。
場所と、営業時間からして、昼休み時間帯はこの店にとっての勝負どきなはず。
それがもう、悲しいくらいの店頭在庫。売り切れ含めて種類を数えても10種もなかったろう。
以前から、このような「趣味の延長パン屋」をレビューで徹底的に糾弾してまいりました。
最近、投稿もマルくなったワタクシ、少しは反省して、そんなパン屋でも紹介していこうかと思ってた矢先。
来客ピークタイムに商品がないんじゃ話になりません。
無添加、天然酵母、国産、石窯焼き、etc. 新規開業するパン屋が使う惹句は数知れず。
さぞかし美味しいパンなのでしょう、ズラリと並べて客を待っててくれるんですね。と期待は膨らむ。
ところが、朝食にと8時に買いに行けば10時から、ランチパンを昼休みに買いに行けば残り物のみ、
明日食べる分をと夕方行けば何もない。
あんたらヤル気あんのかと言いたい。失礼、ヤル気なんてそもそもないんですよね。
「趣味の延長パン屋」、別の言い方をたくさん思いつきました。
良いほうから順に並べると、「マイペースパン屋」、「自己チューパン屋」、「無気力パン屋」。
「顧客満足」というキーワードとは、およそ無縁の店です。
やっぱり、私はこれからもパン屋に対するスタンスは変えまいと決意を新たにしました。
カトルセゾンは、オープンからずっと、この場所で、ブレることなく良質なパンを作り続けてます。
お昼に行っても、食パン、菓子パン、調理パン、あらゆるパンがより取り見取り。なおかつ安い。
いいパン屋さんです。下関大丸地下にもドンクと並んで出店されてますので、そちらへもどうぞ。