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店名 |
杵屋 おのだサンパーク店
|
---|---|
ジャンル | うどん、そば |
予約・ お問い合わせ |
0836-81-2115 |
予約可否 | |
住所 | |
交通手段 |
南中川駅から669m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
~¥999
~¥999
|
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
---|
利用シーン |
|
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ホームページ | |
関連店舗情報 | 杵屋の店舗一覧を見る |
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山口県には「どんどん」という難攻不落のうどん屋チェーンがある中、杵屋はいろんな商業施設内の
テナントうどん屋として、昔から頑張ってる印象強い。
加えて、最近はロードサイドに「丸亀製麺」なる新ライバルも登場し、往時ほどの勢いはないかもしれぬ。
日曜の夫婦晩飯、小野田サンパークで食べることになり、本館外のグルメストリート散策。
ここも、いろんな店が出たり入ったり。その中にあって杵屋はサンパーク改装以来入ってる数少ない店の一つ。
店頭のサンプルに、うなぎメニューあるのを目ざとく見つけた女房主導で、ここに決定。
店内は意外と広い。全席テーブルで、狭苦しさはない。
18時半、客の入りは半分くらいか。お好きな席へということで、4人がけ卓へ。
卓上のメニュー見て、というか、店頭でほぼ決めてきた注文メニューは、
私が「きつねうどん定食」\732、女房が「うなとろご飯定食」\1000。(いずれも税抜き)
それにつけても、ちゃんと席について注文できる心地よさは何なんだ。
こんな普通のことができないうどん屋が多すぎるね、今は。
店に入れば立ったまんまで、壁の上の品書き見上げ、たかがかけうどん一杯頼むにも、やれ「あつ」だ、やれ「ひや」だとわけのわからぬ専門用語を覚えねばならず、「あつ」も「ひや」も汁と麺のニ種類あるのに困惑し、「ひやあつ」と「あつひや」は違うことも学習し、なんのことはない、わしらが普通に食べてるかけうどんは「あつあつ」だということが判明し、やっとのことで、注文できたと思いきや、ネギとしょうがの要不要まで回答させられ、第一関門から解放、その足で、トレイ取って皿を載せ、おにぎり取るか稲荷を取るかで悩み、おにぎりの種類で悩み、おにぎり乗せて完了とはいかず、次なる選択はズラリと並んだ天ぷら各種からと知り、かけうどんに合いそうなのは何かとまたまた悩み、値段はどれも同じかと思えば、種類によって違うことを知り、はて、さっき頼んだかけうどんと、皿の上のおにぎりと、この竹輪天を足すといったいいくらじゃ、500円以内で納めようとしてたのに、どうなんじゃ、えーい、めんどくさい、結局千円札で払うハメになったわい、こんちくしょうめ、あーくたびれた。うどん一杯食べる前から肉体的、精神的にヘトヘトだ。
そんなうどん屋が普通になってきた今日この頃。私はこれを一億総讃岐化と命名する。
さあ、杵屋のうどんが来ましたよ~\(^^)/
きつねうどん、美味そうじゃござんせんか。揚げ、デカ! ド迫力。
一味を振って、まずは麺をひと啜り。うん、立派な手打ち麺。ラーメン用語で言うと「カタ」ですな。
外周部は滑らかモッチリ、中心部の3割分くらいに歯応えが残る感じ。
かといって、名古屋煮込みうどんほどの生煮え麺じゃない。ほどよいアルデンテ(^^)
揚げをリフトアップしガブリ。杵屋特注の油揚げか、きめ細かい組織に甘汁しゅんで、ぶちうま。
うどんの具のCPからすると、やっぱきつねに勝るやつはおらんね。
汁を啜る。美味し! ベースはカツオと昆布。王道の関西風味。
杵屋のうどん汁って、たぶんこんな味と予想してそれを裏切らない。安定感抜群。
ダシの旨さはもちろんだが、ちゃんと醤油や味醂で仕事がしてある汁にプロフェッショナルを感じます。
定食についてるのは、かやくご飯。これがまた上出来。ダシ加減、醤油加減が絶妙。この味もお店ならでは。
具でいいのが鶏肉。ちゃんと鶏肉とわかり、箸でつまめる大きさのものが、適量入ってる。
それのどこがいいのかと言うなかれ。
かやくご飯の鶏肉、その姿を見た方ありますか? あってもハナクソみたいな大きさじゃなかったですか?
少なくとも、杵屋のかやくご飯の鶏肉は、そのようなことはなく、具の中で堂々と主役を張ってます。
女房のうなとろご飯もおいしそう。ご飯の上にとろろがかかり、その上にミニ蒲焼が数枚乗ったもの。
にこやかに食ってます(^^) その表情で100%満足なのはアンダースタンド。
そっちの定食にもうどんが付いてて、「かけ」か「ぶっかけ」かが選べます。
ちなみに、杵屋ではうどん各種の半玉増量は無料です(^^)v
ズルズルパクパクでご馳走様(^人^) 杵屋のうどん、ナイスですね。
うどん屋と言えば「どんどん」のイメージある山口県ですが、うどんレストランと言えば、やっぱり杵屋でしょう。
各地のショッピングモールに根強く頑張ってる良店、リピーターは多いはずです。