己のハートを強く持て！ : 山の田ラーメン

山の田交差点にあった頃も、蒲生野交差点に移転した今も尚、独特な接客が続く。

駐車場に入ると外まで出迎えてくれ、席まで案内してくれて、席には既に水が用意してある。

煮玉子チャーシュー麺をお勧めしておりますと、

圧倒的な接客。

お店の写真を急いで撮ろうとしたら、店員さんが出てきて、いらっしゃいませ～と。

お写真撮られますか?って聞かれたけど、とても撮りますとは言えない威圧感。

ラーメンはしごする予定だったので、サイドメニューは頼まないつもりだったけど、餃子やおにぎりは良かったですか？と言われ、その圧力に負け、おにぎりを注文。

しかし、これだけは譲れない。

どんなに圧力に圧倒さるようとも、今日こそはチャーシュー麺を食べるんだ！

たとえ煮玉子チャーシュー麺を勧められようとも、

たとえ全部入りの山の田ラーメンを勧められようとも、

たとえワカメラーメンを勧められようとも、

今日こそは必ずチャーシュー麺を食べるんだ。

というのも前回、圧倒的な圧力の接客で頭が真っ白になり、チャーシュー麺を注文する予定が、普通のラーメンを注文してしまった。

圧倒的な圧力でも、揺るがない強いハートをもち、

チャーシュー麺を無事に注文。

スープも麺も、そしてチャーシューが美味しい山の田ラーメン。

だからチャーシュー麺を食べたい。

美味しいチャーシュー麺とほっかほかのおにぎりを食べて、帰る頃、お母さん、つまりは先代の奥さん発見。

お母さんの餃子が美味しかった。

今は勇退されたのか分からないけど、元気そうで何より。

制限がない自由な生活を求めて、泣く泣く姪浜を離れ、北九州にお引っ越し。

姪浜が大好きだった。

今でも姪浜に戻りたい気持ちはあるけど、

北九州に引っ越すことを決めた理由の１つが下関が近いから。

実家としての下関もあるけれど、唐戸市場など、

福岡市の人がドライブがてら糸島市に行くように、

北九州市民にとって、下関はちょっと日帰りでドライブがてら行くにはいい場所。

そして山の田ラーメンが近い。

下関でいうとラーメン楽が人気だが、俺は断然山の田ラーメン派。

ただ、この店の名物

接客がうるさいのと、お店の人からの重圧が半端ない。

「お車１台、何名様です」
「ハイヨー！B卓に誘導して！」
「B卓１名様入りまーす！ご注文まだです。」
「Ｂ卓様ご注文入りました。ラーメンＢセットです。」
「ハイヨー！B卓様ラーメンＢセット」
「Ｂ卓様セットのご飯お願い」
「はい、Ｂ卓様セットのご飯注ぎます！」
「Ｂ卓様セットのご飯持っていきます！」
「ハイヨー！」
「Ｂ卓様ラーメンできるよ」
「Ｂ卓様ラーメンあがります。」
「Ｂ卓様ラーメン持っていきます」
「ハイヨー」
「お待たせしました。ラーメンです。」
「Ｂ卓様セットの餃子あがります」
「Ｂ卓様セットの餃子持っていきます」
「ハイヨー！」
「お待たせしました。セットの餃子です。」

これを店全体に響き渡る大きな声でいうわけ。

当然Ｂ卓以外にも、カウンターや、Ａ卓、Ｃ卓、何番があり、

お店の中は店員さんの声でひっちゃかめっちゃか。

落ち着いて食べられやしない。

さらにはメニューが変わっていて、白山、赤山、夏山、冬山・・・

オススメは城山の煮卵チャーシュー麺です。

と言われたあと、間髪入れずにメニューはお決まりですか？

って(⁠゜⁠o⁠゜⁠;

横に立ち、ずっと見てくる店員さん。

チャーシュー麺にしたかったのに、店員さんの重圧で頭が真っ白になり、普通のラーメンを注文。

しまったぁ！と思いながら、重圧に負けた俺が悪い。

とはいえ、美味しいラーメン。

チャーシューが少なくても十分美味しい。

ただ、１つ。

お母さんが、大将のお母さんであり、先代の奥様が引退したのか、姿が見えず。

お年だから仕方ないとはいえ、餃子のレベルが明らかに落ちた。

餡の味、皮の包み方、焼き方、明らかにお母さんの餃子とは違う。

山の田ラーメンはラーメンも去ることながら、餃子が美味しかった。

先代の味に近づいてきた山の田ラーメン。

餃子もお母さんの味を引き継いでくれたらいいのに。

山の田ラーメン

高校生だったときに友達に連れて行ってもらい、衝撃を覚えたてラーメン。

やがて休業になり、息子さんが再開し、山の田から蒲生野に移転。

他のラーメン屋とは一線を画した独特の豚骨スープ。

この山の田ラーメンといい、ラーメン楽、ばか馬など、福岡県内で食べられている豚骨ラーメンとは違い、下関独自の豚骨ラーメン文化が広がっている。

モチモチな中太ストレート麺と、濃厚で旨味溢れる豚骨スープ、トロトロなチャーシュー、

俺の大好きなラーメン屋。

門司港で焼きカレーを食べたあとだったけど、コロナでずっと行くことができなかった下関。

良いのか、悪いのか、丁度実家の帰り道。

ちらっと駐車場を覗いたら北九州ナンバーの車が２台のみ。

少ないうえに感染拡大地域から来た他県ナンバーの車が２台停まっていたら、俺も堂々と駐車できる。

焼きカレーを食べたあとだったので、ラーメンだけにする予定が、セットを勧められ、ついついラーメン、餃子、ご飯のセットを注文。

スープをすすると、いつもより醤油味が濃く、記憶の奥底にくすぶる味。

そうだ！先代の味だ！！

高校生の時に衝撃を受けた、先代の味。

他県ナンバーが毛嫌いされるけど、福岡県下関市と言ってもいいぐらい、九州との繋がりが強く、

下関駅の自動改札機はＪＲ九州使用。

門司～下関の電車も管理はＪＲ西日本だが、走ってる車両はＪＲ九州の車両。

福岡＝全員コロナみたいな扱いをされるが、下関から北九州に通勤して感染した、人数は北九州市に含まれ、北九州市の病院で療養したけど、実際は山口県民、下関市民の人が３０人程いる。

福岡ナンバーだからって毛嫌いされる悲しさ。

山口県の人に不快な想いをさせてしまう悲しさ。

そんな二重の苦のなかでも、山の田ラーメンに行って良かった。

火曜日限定のミニチャーシュー丼。

ここはチャーシューがうまいので、チャーシュー丼を食べたくて、食べたくて、食べたくて、食べたくて、食べたくてたまらなかった。

しかし、残念なことに、実家に帰るタイミングがいつも火曜日以外。

しかし！！今回は違う！！！

日曜日～火曜日に下関に帰省。

これは山の田ラーメンに行くしかない！

前日行った海風薫のラーメンが美味しく、しかも今なら全品５００円。

海風薫に行きたい気持ちを抑え、山の田ラーメンへ。

何故ならミニチャーシュー丼は火曜日しかない。

今日を逃したら、次いつ火曜日に下関に帰れるか分からない。

ミニチャーシュー丼単品なら２００円。

ラーメン、餃子、ライスのセットなら、ライスが無料でミニチャーシュー丼になる。

餃子も食べたかったし、セット＆御飯をミニチャーシュー丼に変更だぁ！！！！！

「すみません。今日祝日なんでチャーシュー丼やってないんですよ」

天皇陛下なんてくそ食らえ！

明日の生活に困る人がいるのに、何千万、何億円もかけて儀式やパレードをする必要があるのか？

秋篠宮一家もブータンかどっか旅行に行ってたが、あのお金は俺達国民の血と汗と涙の結晶。

皇室だけじゃないけど、天皇陛下は税金をむしりとるだけでなく、

チャーシュー丼というわずかな楽しみですら国民から奪った。

今日はチャーシュー丼を食べれなかったばかりか、スープも薄く、今日は失敗。

こうなったら海風薫で心を落ち着かせないと福岡に帰れない。

ついに、ついに、ついに、ついに、ついに、

やってきた山の田ラーメン。

お店の公式インスタグラム、フェイスブックに毎日あがるラーメンの写真や動画。

山の田ラーメンの美味しさを知っているだけに、

食べれないのが辛くなる写真や動画。

セットのご飯が無料でチャーシュー丼になる火曜日に行こうと思っていたけど、

松栄軒豊浦ブルーラインが忌中、かど家うどんが臨時休業と踏んだり蹴ったり。

今日中にサンタクロースに行かないといけなかったので、その前に山の田ラーメンへ。

旨味溢れるスープとチャーシュー。

お店のインスタグラムで、普通のラーメンとチャーシュー麺のチャーシューが違うとのっていたので、今回はチャーシュー麺を注文。

濃厚で甘味のあるバラ肉と、旨味溢れるロース？ヒレ？のようなあっさりしたお肉。

チャーシューと麺を口に含んだ瞬間、幸せで満ち溢れる。

ラーメンで一番好きなのが、麺でもなく、チャーシューでもなく、

器の底に沈んだ骨粉。

うまいスープの底にさらにうまい骨粉をこさぎとり、明日から始まる山の田ラーメンを食べれない日々に備える。

１１ヶ月ぶりの下関帰省。

最近、帰省する度に必ず行くのが山の田ラーメン。

山の田ラーメン、ラーメン楽、ラーメン楽’、ラーメンみのる、鶏一心、お好み焼きかわ本、もりや食堂、お多福、かど家、うま吉、響灘、四つ葉のクローバー、とようらブルーラインと、

下関に帰ったら行きたい店がたくさんあるが、

この山の田ラーメンが山の田から蒲生野にきてくれて断然行きやすくなった。

旨味溢れる豚骨スープ。

博多や久留米などの豚骨スープとは一線を隠す醤油豚骨に近いようなスープだけど、

でも純豚骨。

麺がもっちもっちで美味しい。

下関といえば餃子にはカラシ。

福岡で餃子にカラシをつけてると白い目で見られるけど、

下関はカラシなんだ！

大好きだった山の田ラーメンが、実家の近くに移転してくれて、本当に良かった。

かつては山の田交差点にあった山の田ラーメン。

家から１時間かかる山の田から、

家から１５分の蒲生野交差点に移転。

ラーメン楽、ラーメンみのると、ラーメン沸騰地帯。

店員さんが元気がよすぎて、耳と頭にズキーンとくるが、

それを乗り越えれば、絶品ラーメンにありつける。

元気な店員さんから必ずススメられるのが、ワカメとチャーシュー。

ここはワカメラーメンにするか。

ワカメの独特の風味がスープにも溶け出してしまうので、ちょっと残念。

丁寧に煮込まれた奥深い味わいの豚骨スープが超うまい。

チャーシューも味がしっかり染みて超絶品。

ただ、チャーシューラーメンにすると、三十路の体に脂が堪えるんだよな。

山の田ラーメンにリベンジだ。

前回は大盛を注文したからか、元ダレを入れ忘れたのか、

凄く味が薄かった。

今回はラーメン普通サイズ。

桃太郎でうどんといなりを食べた後だったので、餃子とご飯は食べないと決断したのに、

店員さんから、餃子やおにぎりなどはよろしかったですか？

と聞かれ、店員さんの元気に押されて、餃子とおにぎりを頼んでしまう。

今回はしっかり味がついた山の田ラーメンだ。

先代の頃に比べ、少しあっさりになったが、

息子さんが山の田で再開した頃の山の田ラーメン。

俺が会いたかった山の田ラーメンだ。

相変わらずの濃厚で旨味たっぷりなスープ。

おにぎりは注文が入ってからにぎるので熱々ホクホク。

餃子は生姜が多めでメシに合う。

もう行かないと思っていた山の田ラーメンだが、リベンジして良かった。

山の田から蒲生野へ。

豊浦町の俺にとって、実家から随分近くなったので、これからもお世話になります。

山の田ラーメン

下関の山の田交差点のとこにあったラーメン屋。

初めて行ったのは高校生のとき。

その後、しばらくして閉店。

いつからか息子さんが再び始め、

山の田交差点から蒲生野交差点に移転。

山の田で息子さんが始めたときに１回行ったが、先代のときより味が薄くなったなという印象。

家から山の田まで遠いので、そのまま行くことはなかったが、移転して家から近くなった。

君の名は？

そう問いかけたくなるぐらい、先代の山の田ラーメンとは全く別物。

先代と違っても、美味しければ、新たな山の田ラーメン、あるいは蒲生野ラーメンとしていいのだが、

なんせ味が薄い。

スープはいいスープなのだが、元ダレなどの調味料が薄い。

大盛にしたからいけなかったのかも知れない。

先代の山の田ラーメンが食べたい。