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瓶ビールとお通し
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刺身盛合せ
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笹や松島 熱燗 一合
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裏五橋 純米大吟醸 冷酒 一合
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姫貝の酒蒸し 600円 (2020.3)
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花より山猿 冷酒 一合
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東洋美人 一歩 亀の尾 冷酒 一合
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本日のお品書き (2020.3)
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カウンター席
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外観
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2020春の青春18きっぷの旅で防府にやって来た旅浪漫であります。
2年半ぶりの防府(ほうふ)の街です。
周防国の国府が置かれていたことに因み「防府」と
呼ばれることになったそうです。
日本三大天神のひとつである防府天満宮があることでも有名です。
江戸時代は、「東の赤穂 西の三田尻」といわれたほど
製塩業で栄えた周防国の中心地です。
ホテルに荷物を下ろし、夜の防府の繁華街へ。
繁華街といっても防府駅の東側のJR線高架を挟んで
南北に点在する呑み屋街。 街の規模からすると少し寂しい感じ。
国府橋北交差点の近くにある「居酒屋げんきです」に入ってみます。
食べログの口コミはありません。 他の情報もほぼなし。
店に入ると奥にカウンター席があります。
小上がりの座敷もある店内。 先客は地元のおばあさんがひとり。
元気な大将が出迎えてくれました。 カウンター席に座らせてもらいます。
まずは瓶ビールをお願いしました。
本日のメニューは壁に掛けられたホワイトボードに書かれています。
冷蔵のネタケースに鮮魚があることを確認して刺身盛合せをオーダー。
「どちらから」と大将。 大阪から来たことを告げます。
防府の方言丸出しの大将。 名刺をいただきました。
店主の濱本さんは、防府の向島で20年ほど漁師をしていたそう。
サラリーマン、トレーラードライバーを経て料理屋を開業したそうです。
瓶ビールとお通しにほうれん草のお浸しが出てきました。
続いて出てきた刺身盛合せは、カンパチ・瀬付きあじ・まぐろのたたき。
いずれも瀬戸内海ではなく萩の見島沖の日本海で獲れた魚だそうです。
カンパチは綺麗なピンク色。 瀬付きあじは山口のブランド魚です。
大将がまぐろのたたきと言ったのは、まぐろのなめろうです。
はっきり言って、どれも旨いです。
直接知り合いの漁師から仕入れるので
新鮮で活きのいい魚が手に入ると大将は言います。
防府で一番美味しい魚を食べさせる自信があると豪語する大将。
ビールが空いたので、山口の地酒をいただきます。
メニューはないので、大将におまかせ。
最初は燗酒に出来るのをお願いしました。
地元防府の竹内酒造場の笹や松島。 防府の日本酒を飲むのは初めて。
それも笹や松島ってネットで調べても、出てこないくらいレアな酒です。
ぐい吞みに注ぐと黄色っぽい感じが武骨な感じがして美味しそうです。
佐波川の伏流水を使用した本醸造酒。 燗が似合うお酒です。
明治42年に創業した当時の復刻版ラベルです。 貴重ですね。
「こんな酒もありますよ」と大将。 また見たことも無い酒を出してくれます。
日本三名橋のひとつ錦帯橋の別名を冠した「五橋」の裏ラベル。
純米大吟醸です。 ビビりながら大将に値段を聞くと「一合700円」のこと。
安心していただきます(笑) この酒は、めちゃくちゃ美味しい!
今流行りのフルーティでもなく、酒の旨味が感じられる正統派の日本酒です。
昼にガッツリと中華料理を食べてあまりお腹が減っていないので
刺し盛りだけをアテに日本酒をぐいぐいと飲んでいると
大将が「これは是非食べて欲しい」という姫貝の酒蒸しを出してくれました。
瀬戸内海の底引きのマンガン漁で獲れた姫貝。
ハマグリのような身ですが、真っ赤な足の部分が特徴的です。
食べてみると、これまた旨い。 塩加減が絶妙、大将凄いです。
続いて小野田の永山酒造の日本酒 花より山猿 純米吟醸。
この酒も初めていただきます。 これはフルーティですね。
だいぶ回ってきましたが、最後にもう一杯くらさい(笑)
よく知られた東洋美人ですが、これもプレミアム。
東洋美人 一歩の亀の尾。
田布施町の農園で無農薬栽培した酒米亀の尾から作られた数量限定酒。
キリッと切れがあります。 山口にはこんなシャープな酒もあるんですね。
いや~っ、魚も美味しかったけど、大将がさりげなく出してくれた
山口の地酒もレベルの高いものばかりで完全に脱帽ものです。
残念ながらお腹が空いてなかったので、料理は少なめとなってしまいました。
酒のメニュー表がなかったんですが、
会計は良心的というよりリーズナブルでした。
都会で飲んだらどの酒も一合1000円以上はすると思います。
それより飲みたくても飲むことが出来ない銘柄かもしれません。
防府に行けば再訪は確実です。 元気な大将も好きなタイプです。
今度は是非白子が食べられる冬に行かせてもらいますね。
ごちそうさんでした。