「なに食べた？」 納豆もちを 食べました : お食事処 葵

山形県の河北町にある食事処です。テーブル席、小上がり席があります。

■頂いたメニュー
・納豆餅 ２０個　¥880

2022.2
先日、餅を食べたことをきっかけに、今日も餅を食べたい気分。谷地で餅を食べるなら、このお店「葵」さんです。元来餅屋さんともいわれるだけあって、餅の大食い番付があるなど、餅に関しては、絶対の自信を持っているお店です。

当店では、蕎麦やラーメンに餅がセットで提供されるものが人気ですが、餅だけの単品も全然ありなのです。なので、今日は気合を入れて、餅オンリーメニューを食してみたいと思いやってきました。

自分のお腹と相談しつつも、今回は納豆餅を２０個でお願いしました。メニュー表上では４５個まで値段が付いています。


【納豆餅　２０個】
トレイにのって配膳された納豆餅には、おろしと柚子醤油が付いており、お姉ちゃんに食べ方を聞いてみたら、お好みで柚子醤油やおろしを納豆餅にかけて一緒に食べても良いとのこと。こうした食べ方はもちろん、柚子醤油という存在も初めて知ったところ。

それでは、さっそくと納豆餅を頂きます。一口大の餅を箸で摘まみ、納豆をまぶして頂きます。にゅるんとする柔らかい食感が、口内でのたうちまわるような感覚。この前食べた納豆餅とは全然違うわぁ。

納豆餅自体が温かいので、餅も柔らかい。それでいて、納豆のせいか、餅同士がくっつきあって離れなくなるというわけでもなく、普通に餅一つを箸で摘まめるの。この柔らかさは、なかなかにない柔らかさ。なんていうか、入れ歯してる人は食べたらやばいレベル。いや、食べられるけど、とにかく口内に吸い付くような感覚。上あごにくっついたり、舌にまでくっついたりと、違う意味で食べるのが大変。（あくまで私見）

納豆のタレはそこそこしょっぱいので、続けて食べると喉が渇いてしまう。しょっぱいのが苦手な方には、味をまろやかにするおろしがおすすめ。そして、この謎の柚子醤油を、振りかけてみる。振りかけたものを食べてみると、なるほど、しょっぱさが緩和され、柚子の風味が納豆もちを優しい味わいへと変えて食べやすくしてくれる。これはいける。さらに、おろしを乗せたうえに、柚子醤油をかけてみれば、さらに美味しく食べやすい。

納豆餅単体では、どうしても途中から飽きやしょっぱさで辛くなってきてしまうので、このおろしと柚子醤油は、納豆餅にとっては革命的な代物かも。

あっという間に２０個の餅を平らげ、皿に残った汁も飲み干してご馳走様。２０個食べてみた感想としては、普通のランチとして上場の入りと言ったところ。無理すれば、もうちょいイケそうな気がするも、他の味の餅にも興味が移るところ。

次回は、様々な餅を堪能してみたいと思いました。

ご馳走様でした。

山形県の河北町にある食事処です。「谷地の肉そば会」の加盟店です。テーブル席、小上がり席(5)があります。

■頂いたメニュー
・ぬるいチキンラーメン　¥700
・餅とセット　¥150

2019.10
昼時に訪れたのは、谷地の食事処の葵さんです。河北町発祥の冷たい肉そばを提供しておりますが、ラーメンも美味しいと評判で、セットとしても頂ける餅も人気があります。以前に訪れた際に、メニューの中にあった気になってしょうがなかったメニューがありました。

それが【ぬるいチキンラーメン】。紹介に「世界初！」とあるとおりに、熱いラーメンならぬ、ぬるさで勝負と言う面白い試みが、実に心に引っかかっておりました。今回は、セットの納豆餅と一緒に頂くことにしました。

3分かそこらで、最初に納豆餅、それからラーメンが配膳されました。お店の方が、親切にも先に来ていた納豆餅をトレイに乗せて並べてくれました。


【ぬるいチキンラーメン】
それでは、さっそくと頂いてみましょう。見た目、湯気が立っていない普通に美味しそうなラーメンです。名前の通りに、豚チャーシューの変わりに使用されているのは、冷たい肉そばでおなじみの親鶏です。

山形名物として、冷たいラーメンがあるので、湯気が立たないラーメンもそう珍しくはないのですが、ぬるいラーメンというのは、またそれとは違った雰囲気を感じるところです。麺をひっぱりあげ、口に含むと・・・。

「おぉ！イイ感じのぬるめ！」ほんのりと温かくもあり、冷たくはない、なんとも優しいラーメンです。スープも、実に優しい味！飲み口がよく素直に美味しい！これなら小さな子供も、最初から躊躇せずにがっついて食べられるはずです。これこそ、子供に優しいラーメンですね。

そして、ラーメンといったら振りかけるのは、胡椒ですが、このぬるいチキンラーメンに限っては、お店のおすすめは「一味唐辛子」と紹介されていました。「ラーメンに一味？」と、あまり試したことがない組み合わせに、正直懐疑的です。おそるおそる最初に一味を軽くぱっぱとかけて頂いてみます。「・・・・うむ、一味だな。」

そして、今度は胡椒をかけてみます。「・・・うむ、胡椒だな。でもぬるいとなんか違う感じがする。」そう思いながら、再度、一味を振りかけてみます。

「っうま！これ、合うね！」と、何故か2度目のトライで、一味との相性にヒット！割と多めに振りかけて、麺とスープを交互にすすってみます。このぬるさ、この優しいスープ、これは胡椒よりも一味が全然良い仕事をしてくれています。

でも、よく考えれば、チキンラーメンと言えど、根底を支えている味は冷たい肉そばに近いものを感じたので、やっぱり肉そばに一味をかけることと同様に、このぬるいチキンラーメンに一味が合うのは、おかしくはなかったのかもしれません。

薬味との相性をばっちり受けたこのチキンラーメンに、わたくし大いに満足したところです。

さて、そうなると気になるのが、肉中華とチキンラーメンの違いです。谷地の肉中華も、同様に中華そばに鶏肉がトッピングされたものなので、どのような差があるのか、いつか実食してみたいと思いました。

納豆餅もぺろりと頂き、お腹も満足です。

ご馳走様でした。

山形県の河北町にある食事処です。『谷地の肉そば会』に加盟されています。テーブル席、小上がり席があります。

◼️頂いたメニュー
・肉そばセット　¥800

2019.7
昼時の賑わい時に、久しぶりに訪れてみました。中に入り、空いていたテーブル席へと座ります。周囲の肉そば屋さんは、割と町外からのお客さんが多い中、こちらは畑帰りのお父さんなど、割合落ち着いた年代の方が多いような印象を感じました。

こちらは、元来餅屋さんだけに、餅メニューが充実しており、最近の地元のラーメン特集番組では、こちらの餅入りラーメンが特集されていました。

今回注文したのは、お得なセットメニューである、冷たい肉そばと納豆餅のセットです。8分ほどで配膳されました。

【肉そばセット】
冷たい肉そばのどんぶりと、納豆餅の皿がトレイにのっています。そばは、もちもち食感のストレート。細打ちながら弾力があります。そばをひっぱりあげると、どうやったらこんなに絡まるのだろうと思うくらいに、複雑に絡みあっているものもありました。

スープは冷ためで、あっさりとした後味で飲み口のよいさっぱり系です。他の肉そば屋さんから比べると、やや薄口といったところでしょうか。鶏肉は厚みがあり、白身はあるものの、やや硬めで食感を楽しめます。

冷たく食べやすいので、真夏の暑い時には、あっという間に平らげられる格別の一杯となるでしょう。

セットの納豆餅は、食べやすい大きさと柔らかさ、そして醤油味の納豆自体がねばねばしているので飲みこみやすく、手軽に楽しめます。甘めの餅は、単品で注文する必要があるので、他の味も楽しみたいなら、単品でお願いするのが良いでしょう。

周囲を見ると、納豆餅を大皿で頂いている方も多く、肉そばやラーメンと同等に、餅が１ジャンルとして普通に好まれていることに驚いたところです。

肉そばの他にも、ラーメンにも興味深いメニューが多く、機会あれば食べてみたいと思ったところです。ご馳走様でした。

山形県の河北町にある蕎麦屋さんです。
県立河北病院の側に立地していますが、表通りから見えづらい場所にあり、他店の「といや」さんの裏手に店があります。河北町発祥のB級グルメ【冷たい肉そば】が食べられます。本来餅屋さんということもあり、餅も提供されており、ラーメンや肉そばとのセットがおすすめとなっています。餅は、納豆、からみ（大根おろし）、雑煮、くるみ、ぬた、あんこ、ごま、が食べられます。河北町の蕎麦マップ「谷地の肉そば会」にも掲載されています。

■頂いたメニュー
・冷たい肉そばセット ¥800


2015.5　【冷たい肉そばセット】

久しぶりの再訪です。おすすめは餅とのセットメニューなので、肉そばと納豆餅のセットを注文しました。納豆餅は、セットだと単品価格より安い¥150となりお得です。

納豆餅の器と一緒に肉そばが配膳されました。肉そばの汁は薄味で、冷たくさっぱりしています。鶏肉も柔らかめです。餅を食べにくる高齢者の方向けに合ったように作られているのかもしれません。

餅は餅屋ということわざ通りに、餅はつるんとしており、とても飲み込みやすく美味しいです。ちなみに河北町には、餅をいかに沢山飲み干せるかを競うイベントがあったりします。納豆餅は、彼らにとっては飲みものに近いのでしょうが、本当に一部の地区だけの祭典ですので、河北町民全てが飲み干しているわけではありませんので、誤解なさらぬようお願い致します。また、店内には「もち大食い番付表」が設置されており、これまでの記録保持者の名前が掲示されています。挑戦したい方は挑んでみてください。

御馳走様でした。