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見渡す限りの田園に、今日も長蛇の列を呼ぶ。
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チャーシュー麺(780円)
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炎天下の行列。水分補給をしないと危険です。
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これが米沢たる細縮れ。
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見渡す限りの美田です。
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地域性の色濃いラーメンたちです。
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みそラーメン(750円)
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みそラーメンの具も素朴です。
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味噌も細縮れ。
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ここが噂の・・・・
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みんな仲良く！
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連日の賑わい！
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冷たい中華(700円)
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麺のコシと冷たいスープの旨さこそ山形ご当地らしさ。麺はキュッと締まっています。
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冷たい中華。麺のコシと適度な硬さが何とも旨い。
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食べ終わって外に出てみたら、品切れ、終了！
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炎暑。
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高くて旨いは当たり前
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
そばの店 ひらま
|
|---|---|
| ジャンル | ラーメン、つけ麺 |
| お問い合わせ |
0238-37-2083 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
ＪＲ置賜駅より徒歩で20分（1.3km） 置賜駅から1,196m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
席・設備
| 席数 |
24席 （カウンター12席 テーブル12席（４人掛け×３）） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 20台（無料） |
| 空間・設備 | カウンター席あり |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| ロケーション | 一軒家レストラン |
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| オープン日 |
1962年 |
| 備考 |
・麺は自家製麺（一人前180ｇ） |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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山形県置賜(おいたま)。
米沢市街からクルマで15分ほど走ると、ようやく稲穂の出揃った、見渡す限りの田園地帯が続きます。
美田に囲まれた一角に忽然と現れるのが、そばの店「ひらま」さん。
そばの店とは言え、日本蕎麦は一切やっておらず、中華そばの専門店です。
米沢界隈では屈指の人気店で、昼どきを過ぎた猛暑の午後、お店の前には何台もの車が停まり、大勢のみなさんが行列を作っています。
クルマのナンバーを見ると、ご当地のみならず、宮城、仙台、福島、そして北関東など、結構遠くからいらっしゃっています。
真上から容赦なく照りつける日差しに、日陰など殆どない。
ラーメン好きの皆さんの情熱には、ほとほと頭が下がりますね。
ようやく、お店に通されます。
店内は、カウンター席もテーブルも、もちろん満員で熱気ムンムン。
フル回転の厨房に、頼んだのは「チャーシュー麺」(780円)、「味噌ラーメン｣(750円)、そして「冷たい中華」(700円)。
15分ほどの待ち時間で、三品がいっせいに出来上がってきました。
それぞれ、個性的な表情をしていて、素朴で美味しそうなラーメンですね。
まず、チャーシュー麺。
周りの状況から察するに、このお店の一番人気なのでしょうね。
典型的な米沢のご当地ラーメンたる普通の「中華そば」に対して、チャーシューが３枚増え、５枚のっています。
わかめ、シナチク、葱、ナルト。
麺は、米沢ラーメンの定義に適う、やや細めで縮れたもの。
啜りあげる度に、あっさりした醤油スープを持ちあげてきます。
此処のご自慢は、手間をかけて自家製麺をしていること。
細身ながらも程よいコシがあり、ふっくらと空気を含んだ、旨い中華麺ですね。
味噌ラーメンは、これまた細縮れ自家製麺に、ご当地の味噌。
もやし、キャベツ、韮、刻んだチャーシュー、それに若布が。
こってり仕上げる昨今の流行りとは逆張りで、味噌本来の風味が優しい味噌ラーメンです。
そして、冷たい中華。
此処には、一般的な「冷やし中華」もあって、どっちがどっちだか区別がつきにくいですね。
山形ご当地の冷たいやつは、あくまで「冷たい中華」です。
普通の中華そばと、敢えて似たような具の構成ながら、胡瓜がのっていますね。
あちこちで冷たい中華(冷やしラーメン)を食べましたが、此処のが正直、いちばんかな？
細身の麺が硬めに締められていて、麺そのものの旨さが格別です。
スープも、あっさりしつつも奥行きがあります。
食べ終えた頃には、あれだけ賑やかだった店内にも客は疎ら。
とうとう我々が最後になって、お店は早くも売り切れ仕舞い。
こんなとき、片づけに没頭して客が立ち去るのもお構いなしという店も多いものですが、しっかり頭を下げて礼を言われ、丁寧に見送ってくれました。
人もクルマも居なくなって、緑の田圃では虫の声の大合唱。
遮るものなく広がる青空には、白い雲がぽっかりと浮かんでいました。