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店名 |
閉店
こころ
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
住所 | |
交通手段 |
紀伊勝浦駅徒歩5分 紀伊勝浦駅から205m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
|
個室 |
無 |
---|---|
駐車場 |
無 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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<はじめに>
南伊勢で中華そばと和菓子を堪能して、出張先の奈良に向かうはずが、どうしても、和歌山県で本格手打ちラーメンの店を探したく、色々と調べて、純手打ちラーメンの可能性の高いこちらのお店にお伺いしてから、奈良に山越えをして向かうことに。ただ、この日、台風が紀伊半島に接近してきており、早目の営業打ち切りもあるかと思い、お店にお電話をしてみると、何とか通常営業時間だと言われる。う~ん、思ったよりも南伊勢から和歌山までは距離があります。途中高速がなく、下道で走る距離も多く、台風による渋滞も起こっており、午後4時頃に到着予定が、既に午後6時を回っており、嫌な予感が・・・。
地元の商店街は台風の影響で早目に店じまいをされており、こちらのこころさんも、何と暖簾は上がっているものの、電気が消えていて、店内には誰もおられない・・・。これは、かなりショックであります。相当な遠回りをして和歌山に入ったこともあり、ここは引き下がる訳にはいかない。お隣のタバコ屋さんにラーメン屋さんのことをお伺いすると、「上に住んでるから呼んできてあげる」と店主と女将さんを呼びにに行って下さることに。
しばらくして、貫禄のある店主さんと女将さん登場です。台風が相当激しくなって参り、誰も客が来ないものと、二階で休憩されていたとのこと(笑)。遠方から来たということもあり、ラーメンを作って下さることに。
さて、こちらのお店の麺は、果たして純粋な手打ちなんだろうか?実は、この質問、結構聴きにくくて、実際は手打ちでないことの方が多く、気まずくなることも多々あり、恐る恐る聞いてみると、確かに青竹で手打ちでやっておられるという。
何でも、佐野の方に親戚がおられ、その方が手打ちラーメンをやっておられたということで、そこで修業を積まれて和歌山に戻ってこられたという。もう、40年以上、手打ち一本で頑張ってきておられるという。
<中華そば(550円)>
さて、一時はもう食べられないと思っていました中華そばだけに、もう食べられるだけで、嬉しさがこみ上げてきます。程なく、中華そばが出て参ります。550円とは、安いですね~。20年くらい前の価格設定でしょうか。
味の方は、スープは少し甘目で、食べていく内に塩分濃度が強くなっていくイメージで、最後は少ししょっぱさが残るものでありましたが、十分合格点なスープでありました。
この地方は、スープは全体的に甘目なものが好まれるということで、第一印象は結構甘目なスープでしたが、海に近いということで、ある程度の塩分濃度はキープといったところでしょうか。
<味噌らーめん(700円)>
せっかく無理をして参ったこともあり、同じ手打ち麺で、味噌の方も頂いてみることに。
こちらは、かなり個性的なスープであり、好みがはっきり分かれそうなテイストです。やはり、地域性ということで、甘味もあるのですが、やはり塩分濃度もそれなりに入っており、個人的には、シンプルな中華そばの方が好みかもしれません。
<総括>
和歌山県でリサーチをし尽くした結果、純粋な手打ちでやっておられるラーメン店は、こちらの1軒のみでありました。佐野ラーメンの手法で、40年近く手打ちでやってきておられるご夫婦は、何とも味のある、昔ながらの雰囲気を味わくことができました。
(続く)