東宝茶屋
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念願の本馴れ鮓と鯨を食す。
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店舗基本情報
| 店名 |
東宝茶屋（とうほうちゃや）
|
|---|---|
| ジャンル | 郷土料理、くじら料理、寿司 |
|
予約・ お問い合わせ |
0735-22-2843 |
| 予約可否 |
予約可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
新宮駅から696m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
￥5,000～￥5,999
￥1,000～￥1,999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席・設備
| 個室 |
有 |
|---|---|
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 4台 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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（プロローグ）
休みが貰えたもんで、１泊２日の家族旅行に出掛けた時の話。
２日目のお昼に訪れたお店やわ。
（場所）
新宮市内中心部で裏通りにあるんや。
近くに熊野三山の熊野速玉大社や岩倉神社がある。
（設備・内装）
趣のある木造２階建てで、
白壁が美しく「東宝茶屋」の暖簾や木額がかかっちょって判りやすいお店やわ。
店舗西側に４台分の駐車場があったわ。
（食事）
・本三十年物珍味本馴れ鮓（１６２０円）
注文時に大将から「今まで馴れ鮓は食べたことがありますか？」と尋ねられたんや。
わっち（私）は「鮒鮓は食べた事があります。」と答えたやわ。
よっぽど食べ辛い物なんか？と思って待ったんや。
運ばれてきた物は、小鉢に入ったトロミのある真っ白いクリーム状の物。
なんでも、サンマの馴れ鮓を３０年そのままにしていた物やとか。
生サンマを内臓を取り除き処理し御飯の上に置いて樽に漬け込んだ「馴れ鮓」を
３０年寝かしたもんで、サンマの身も御飯も溶けてしまったらしい。
例えるなら、トロトロのプレーンヨーグルトの様やった。
ところどころサンマの皮が溶け残り、黒い皮片だけになっちょった。
トッピングとして七味と醤油がかけてあったわ。
実食した感想は、
程よく酸っぱいが、
ほかに例えようもない旨みが口いっぱいに広がった。
馴れ鮓のことをブルーチーズに例える事を聞いたことがあるが、
当然やけど、カビくさくなく、まろやかなヨーグルトの様な味わいに感じたんや。
・クジラの盛り合わせ（３２００円）
内容は、ミンク鯨の赤身、畝須（うねす）、ベーコン。ゴンドウ鯨の尾の身、
ベーコン、うえもの（鯨の内臓の事で、肺・心臓・小腸・大腸）、イルカと言った豪華な内容やった。
帰ってから畝須を調べてみると
「下あごから腹部にかけての縦筋がある部分で、白い部分を畝（うね）、
その内側の赤い部分を須の子と呼び、この二つが一緒になったものが“畝須”」とのことやった。
確かに赤身と白身の二重になっちょったわ。
実食した感想は、「牛肉を食べている様な感じ？」やった。
生姜醤油で頂いたんやが、そのまま頂くよりも生姜が匂い消しになり、
また、醤油の風味が肉によく合いもっと美味くなったわ。
珍しいものやで、好みは人それぞれやが、わっちはお酒のアテにゆっくり味わいたかった。
（評価）
味は珍味であり４．０点、量は満足の４．０点、ＣＰはちょい高く２．５点、
総合はトータル４．０点になったわ。
（エピローグ）
全国でも珍しいイルカと鯨料理のお店やで、再来訪したら飲みながらゆっくり味わいたいなも。