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店名 |
あづまや
|
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ジャンル | 料理旅館、日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
0735-42-0012 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥15,000~¥19,999
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX) 電子マネー不可 |
個室 |
有 |
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駐車場 |
有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、座敷あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
お子様連れ |
子供可 |
ホームページ | |
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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私が大阪勤務をしていた30年足らず前、その仕事の役割上毎年11月~2月までが無茶苦茶忙しく、3月に入ると周囲が年度末で忙しそうにしているのを尻目に、リフレッシュのために休暇を取って温泉に出かけていた。
その時初めて湯の峰温泉にやって来た。
湯の峰温泉を選んだ理由はその泉質で、美人の湯として人気の龍神温泉ほどではないにせよ、キレの良いツルツルのお湯がとても心地よいと知人から聞いていたから。
まあ、妻のご機嫌をとるためにここにしたという事だった。
「あづまや」はその湯の峰温泉の老舗にして、当時から温泉にも料理にも定評があった。
「ヒノキの湯」「露天風呂」「蒸気風呂」と3種類の趣の異なる温泉は、どれも自然な感じを醸し出して、ストレスを全く感じさせないくつろぎを与えてくれる。
今も変わらず「自家製の梅酒」から始まるその夕食は、山の幸を中心に派手ではないが洗練されたもので、特に「アユの塩焼き」ときれいにサシの入った「牛肉の陶板焼」は、他の旅館の同様の料理と比べてもひと味違う上質さを感じさせるものだった。
また、朝食は温泉で作ったお粥と湯豆腐がとても美味しかった。
私たち(特に妻は)は「あづまや」がとても気に入ってしまった。
それから私たちは毎年のようにここを訪れるようになった。
大阪を離れてからも時々訪れており、その後名古屋勤務もあったので、10年ちょっとの間に7~8回は宿泊した(一度は連泊したこともある)と思う。
一度だけ「あづまや」が改装のため(外観は変わらないものの内装はとてもきれいになった)に宿泊できず、付設の民宿「あづまや荘」に宿泊して温泉だけを楽しんだこともあった。
民宿の食事も「鮎」をはじめ「鹿の刺身」が出てきてなかなかのものだった記憶がある。
ここに来るときは、勝浦や大地や串本に行ったり、十津川から五条に抜けたり、瀞峡や鳥羽の水族館やイルカ島で楽しんだりと入口と出口はいろいろでも、「志摩観光ホテル」とペアで行くのがお約束で、道中は、私が日本一楽しいドライブインだと思っていた「尾鷲ドライブイン」や、子供ができてからは「白浜アドベンチャーランド」に行くのが定番だった。
今回は約15年ぶりの訪問。
やはり年明けから出張続きでいい加減疲れ果ててふと思い出した事がきっかけだった。
この間に、熊野古道が世界遺産になり、「尾鷲ドライブイン」が水害で閉鎖され、「志摩観光ホテル」では高橋シェフが引退されサミットが開催されるなどいろいろと変化があった。
中でも一番びっくりしたのが、当時はほとんど入浴する人がいなかった湯の峰温泉の「つぼ湯」が世界遺産に名を連ねた事で、順番待ちが発生する程入浴する人が増えたという事だろうか。
以前は湯の色が時間によって変わるという事で時々見に行っていたものだ。
「あづまや」もまた改装されたようで、特に客室が快適になっていた。
心地よい温泉とともに、料理も益々洗練されていて上質な食事が提供されるようになっていた。
美味しかった「鮎の塩焼き」も「温泉粥」も牛肉料理も健在だった。
牛肉料理は、私が初めて行った時から「陶板焼」「せいろ蒸し」と変遷し今回は「美熊野牛の温泉しゃぶしゃぶ」という事だった(しゃぶしゃぶは連泊した時以来)が相変わらずに美味しい。
ごまかしの効かない調理法ながら、何か秘訣があるのかと思ってしまうほどうまい。
世界最古の温泉とともにこの名旅館もいつまでも続くことを心より願っている。