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店名 |
九和楽
|
---|---|
ジャンル | 寿司、郷土料理 |
予約・ お問い合わせ |
0736-54-2600 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
南海高野線「九度山」駅から徒歩6分 九度山駅から384m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
分煙 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
有 道路(県道13号線)を挟んだ正面に3台ほど(付近に観光用の無料駐車場有り) |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
オープン日 |
2002年 |
備考 |
予約は商品配達希望日の2日前までに |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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難波から南海高野線で1時間ちょっと、南海高野線が通勤路線から登山鉄道へと姿を変え、電車がこれから急勾配にさしかかろうとするところに九度山駅があります。
この九度山駅から坂を下り、蛇行する丹生川を橋で二度渡ったところにある柿の葉寿司のお店です。柿の葉寿司は奈良県吉野の名物と思われがちだが、もう少し下流域の和歌山県紀北部でも盛んなんですね。
お店に近づくと看板はあるものの店が見当たらないが、見上げたらすぐに見つかりました。道路の横の高台のところにお店を構えてられます。
お店は民家の一角で、まず民家があってその奥が作業場。民家と作業場の間の中庭にはテラスとベンチが設けられていて、そこでイートインもできるようになっています。
柿の葉寿司は鯖がメインで、6個(800円)・9個(1,170円)・12個(1,570円)・20個(2,600円)となっています。さらに鮭・椎茸・鯛のミックスもできるとのことだが、こちらは前日までに予約が必要とのこと。
作業場ではご主人が作業に勤しんでいる様子。通りがかった女将さんに柿の葉寿司6個の持ち帰りを所望すると、早い時間帯なのが奏功したのか鯖・鮭・椎茸のミックス(850円)もできるとのこと。せっかくなのでミックスをお願いしました。
すると作業場のご主人が丁寧に詰合わせ、さらに女将さんが保冷剤代わりにと、冷凍みかん3個をビニール袋に入れてくれました。後日このみかんを食べてみたのだが、小ぶりながら実に濃厚な味で、さすが本場やなぁ…っと思わせるものでした。
自宅に持ち帰って開封…ふわっと柿の葉のいい匂いが漂います。柿の葉で包まれているのでどれが鯖でどれが鮭・椎茸なのかは判らないが、これも柿の葉寿司の醍醐味です。
ひとつを手に取り柿の葉を開けると、さらに柿の葉の香りとともに寿司酢の香りも広がってきます。鯖は脂乗りもよく、鯖の風味に溢れています。
鮭はもっちりした食感が残り、特有の旨味があって柿の葉の香りとの相性も良好。驚きは椎茸で、甘辛く煮詰められた肉厚の椎茸が柿の葉の衣を纏うとこれほど旨くなるとは…
ここの柿の葉寿司、全体に酢や塩が軽いので軽やかな味わいとなっています。女将さんが保冷を気にした理由はこれですね。次回は保冷バッグを持ってくることにしよう。
NHKの大河ドラマ「真田丸」で一躍脚光を浴びるようになったこの九度山。街歩きを楽しむことができるのも良いですね。