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お造り
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前菜
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揚げ物
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松茸土瓶蒸し
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魚料理ー煮物
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焼きカニ爪、さわら照り焼きー焼き物
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牛肉の小鍋
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にゅう麺
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松茸ごはん、伊勢エビの味噌汁
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フルーツのゼリー寄せ
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ミックスジュース
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掘り炬燵の間
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玄関
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門
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お値段は8000円からコースがあるようです。
私たちは1万円(サービス料・税別)コースで予約をしました。
先にお伝えしますと味はオーソドックスな宴会料理というか温泉旅館で出される料理ですね。
次の料理配膳が早過ぎ、無言でまだ残っている料理を下げられし候。
二階の堀コタツの間に通されました。まずは昆布茶を持ってきて下さいます。
友達と話をしていると早くも前菜が運ばれ目の前に置かれます、無言です。
とするとすぐに昆布茶を引かれました。
一口も飲んでない!あっという間でした。お下げします、とも言わず。プロやな。
部屋に入る時は失礼します、や「前菜になります。」と言うものではないのですか。
その後ほとんどに料理説明がないので自分たちで名前を付けてみましたッ。
八寸だろう(?)・なまこ酢、鯛の子の炊いたん、出汁巻き玉子と揚げ天(庶民的)
山芋をサーモンで巻いたもの青魚で巻いたものが各小鉢に盛られています。
食べ終わらずモゴモゴしているうちに
揚げ物(煮?)・次は揚げ物なのでしょうか煮物でしょうか?揚げ煮の感じでした。
車海老の揚げ煮したもの、鰆とウニの揚げ出しのようなもの。が提供されました。
味付けは良いのですが温かいウニは少々火が通ってしまった感がありますね。
ウニの風味が飛んで飛んで飛んで♪回ってはいませんけど。。
また食べ終わらないうちに
造り(盛り)・伊勢海老、その他盛り合わせ(目新しいのがなく普通のものでした)。
中トロも旨味が感じず普通、感動には至らず。。。口が肥えてしまったのか(?汗)
蒸し物・松茸の土瓶蒸しがサーブされました。若干塩強ですが出汁が美味しい
鶏肉、焼きハモ、みつば、松茸に酢橘。松茸は9月が旬のハシリである岩泉を皮切りに
長野県上田、丹波と各地で採集できるものですが12月松茸の産地は?
出汁が美味しいのですがお腹がいっぱいになってきたので
後で飲もうと置いてましたら、魚の煮つけが提供されます。
煮物・これは「赤っぽの煮つけです。」と仰いました。
見れば解かります~、これは地魚ですアカハタとも言うのです。
身が締まり淡泊ながら脂も程よく煮つけすると美味しい魚、若干火が通ってしまったかな。
この時紙鍋に火を付けにきた若い仲居さんがおいてあった土瓶蒸しを引こうとしたのですが
まだ頂きますと伝えましたッ。守ったぞー!
赤っぽ食べている最中ですが固形燃料が燃え尽きるといけないので牛肉や野菜を投入しました。
でも急がなくちゃ煮えてしまうじゃ~ありませんかー。。
小鍋(紙鍋仕立て)・豆腐を牛肉で巻いたもの。マロニー、野菜をポン酢で。
どこ産か分からない牛肉の小鍋を小鉢に取り分け食べていると、、、
次の焼き物が出てきた~すぐに紙鍋に具材が入ったまま下げられてしまいました。おいおい!
固形燃料は手軽でいいのですが大部屋ならまだしも小部屋では消えた時の匂いが
食欲を低下させますわね。
焼き物・焼きガニは火の通し過ぎで殻から身が外せない。♪外れない外さない外した~くないカニ
鰆の味噌付けか照り焼き(?)また鰆なので記憶にない。
う~ん、同じ食材を別料理で出す手腕は家庭料理のプロですな。
それに火の通し過ぎが際立っています火を通さなければならないのは素材が新鮮じゃないと
思われても仕方ないよ、いやはや、、。
椀物・にゅう麺が、、、もうお腹がいっぱいでしたが鯛の胸ヒレ部分、柚子などで出汁は美味しいのですが
麺が多過ぎない?ゆっくり食べたいので下げられそうになったのを守りました。しかし麺は膨れ上がり。
食欲減也。個人的に素麺は嫌い、理由ワクワクしないから。食べるけど(食べんのかい!)
ご飯と香の物とみそ汁・松茸ごはん、味がしっかりついた松茸ご飯は
お茶碗に軽く一杯だけであとは持ち帰りにしました。香の物はたくさんの種類があって嬉しい。
味噌汁は先程の伊勢海老ですね、みそが美味しい。
ご飯を食べている最中にデザートのフルーツジュレがポンと置かれます。
これって冷たいものなのに早くもサーブされるのね。
水菓子・フルーツのジュレ、これは美味しい果物とプルプルゼリーです。
女将と思しき恰幅の良い女性が最後はぜんざいですがミックスジュースになさいますか?
と気遣いを見せて下さいますが・・・全般に気配りが有るのか無いのか?
何しろこれらの料理を1時間弱で終わってしまうなんて
次の配膳が早過ぎです。急かされて食べるのは小学校の給食以来やね。
高級食材と言われる赤ハタ、伊勢海老や松茸、を出しておけばいいと言う献立の発想は旧く、
そこそこの年齢になれば食べ飽きてしまってます、感動のある新しい料理の工夫が欲しいところです。
こんなに食材が別料理で重なるなら松茸や伊勢海老を前菜にちょこっと工夫を凝らすともう少し感動できるのではないでしょうかね。
最初にガツンとパイルドライバーなみショックを、、脳天に感動を焼き付けておきます。
食事が終わり満腹で動けず友人と話をしていたら〆に上がりと有名店のチョコを
持ってきて下さいました、女将(らしい人)のサービスです。
気取りのない女将のようでざっくばらんな良い人物だとお見受けしましたが
物で釣るのではなく全般料理に対する、お客に対するお心がもう少しあれば良いのではないかと思われます、
階下では宴会が行われていたので料理がおざなりになった可能性も。近年は予約時に食べられない食材を訊いて下さいますがこちらはそういう事も無かったですから。
逆にわれわれが一見様で見くびられた感がしましたよ一。
(凄過ぎで言葉が纏まらなくレビューさえしていませんが京阪神・都内の予約の取り難い有名店にも訪問しましたッ、
紹介者が必要な場合もあるけど、大体が一見であろう、名店の店主は一期一会のオ・モ・テ・ナ・シを大切にされます。)
和歌浦が淋しくなってしまってからこちらは雀荘になり、
麻雀しながら料理が食べられる和歌山初の場所だったと知人が言ってました。
団体さん仕様なのかも知れませんが和歌山には料亭と呼ばれるところが無くなって。。。
料理はもちろん店構えやら客室、器の豪華さをも目で楽しみたく訪問したのですが
少々期待しずぎたようです。
純和風の佇まいなら母方の本家分家は宮大工が造り上げた数寄屋家屋であり
親戚宅に年末の挨拶にでも伺ったほうが楽しめたのかも知れませんなぁ~はぁ~。