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店名 |
かぐや
|
---|---|
ジャンル | ラーメン |
お問い合わせ |
073-461-8555 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
紀伊駅から608m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー可 |
個室 |
無 |
---|---|
貸切 |
不可 |
駐車場 |
有 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
備考 | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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はじめに。
大切な相方を12月の初めに亡くしたKUMAO。
このクチコミが、相方の失ってから初めてのものとなります。
これまでと路線変更しようか迷いましたが、変えない事に決めました。
これからも相方のココロと一緒に旅をしようと決めたので。
失って悲しいけれど、路線変更するときっと相方は悲しみます。
これまでと同じスタンスで書いてみますね。
KUMAO。
相方の遺品整理なども終わって、空っぽな部屋とKUMAOのココロ。
年末年始はおうちで一人で過ごすのも辛いので、大阪の実家に帰省しました。
特に何をするでも、何処へ行くでもなくのんびり過ごさせてもらうつもりでね。
相方と旅をしない年末年始は何時以来だろう。
えっと・・・。
2014→2015 宮島、長崎
2013→2014 長崎、雲仙温泉
2012→2013 長崎、雲仙温泉、島原、熊本
2011→2012 下呂温泉、飛騨高山、白川郷、金沢、山代温泉、東尋坊、芦原温泉
2010→2011 長崎、雲仙温泉、大阪
2009→2010 長崎、鹿児島、福岡
7年ぶりですか。なんとまあ。
親不孝ごめんなさいです。父上&母上。
しかし随分と色々な場所へ相方と旅をしたものです。
というか・・・長崎に行きすぎですよ。
相方の故郷だからってのもあるけれどね。
それはそうと、ゆっくり過ごさせてもらうつもりが。
おやおや、両親は正月明けに南紀白浜への旅行を計画している様子。
両親に勧められて一緒に南紀白浜へ行くことになりましたよ。
両親と旅に出るのは何時以来か。
傷心のKUMAOを気遣ってくれたのでしょう。
言わずと知れた名湯と、クエなど美味しいものの多い白浜。
まあ関西で温泉といえば、有馬・白浜・城崎が有名どころ。
※私見です。他の関西圏の温泉関係者の方々気にしないでね。
本当なら浮き足立つ状況なのでしょうが、曇り空のようなKUMAOのココロ。
本心を言えば、この時は本当は誰とも会わず、何もしたくなかったのだけどね。
老いた両親が気遣ってくれているのだし、従ったのですよ。
クルマに乗って実家を出発。
KUMAOのココロとは裏腹に快晴で暖かな朝。
高速に乗って和歌山方面へ向かいます。
近畿自動車道から阪和自動車道へ。
和歌山県に入ってすぐの紀ノ川サービスエリアへ入りました。
時刻は13時過ぎ。お腹も減っています。
右側にレストラン、中央は物販店、左側にフードコートな構成。
KUMAOたちはフードコートの中へ。
その中にこちらのお店がありました。
1万円札が使えない食券販売機でチケットを買って食べるスタイル。
何か買って両替しないと食べられないのかね。
言葉は悪いですが「お金を落とさせる」システムなのかもね。
お昼を過ぎたのに、結構な混み具合。
3人で役割分担して、何とかテーブル席を確保しました。
さて、何を食べますか。
せっかくなので「らしいもの」が食べたいKUMAO。
で、KUMAO・父上・母上みんな和歌山ラーメンをオーダー。
カウンターに食券を持っていくと、半分ちぎって受け付けてくれます。
水やカトラリーなどはセルフサービス。
暫くすると、食券の半券にある数字で呼び出すお店のおかあさん。
受け取って早速ズルズル食べるクマ3匹。
見た目は結構こってり系に見えます。
褐色のスープに大き目の焼豚、メンマ、紅白のかまぼこ。
そして中央に小口切りのネギの丘。
食べてみるとね、意外とアッサリ。
でも美味しい。旨味とコクはありましたよ。
焼豚も柔らかく、全体の味の濃厚さをネギが中和している感じ。
スルッと食べきったKUMAOと両親。
美味しくいただいて、満足しましたよ。
返却口に器を返して終了でございます。
サービスエリア内の展望できるエリアからは、紀ノ川とほとりの街並み。
ちょっとゆっくり過ごすKUMAOと両親。
道路公団が民営化されてから、サービスエリアも随分と綺麗で魅力的になりましたね。
昔は美味しくないし高いし夜はやってないし、とんでもなかったのにね。
今はアジア圏の観光客向けの案内やPOPなどもたくさん。
関西空港が近いので意識的にしているのでしょうね。
しかしこんな景色を、こんな境遇で、今見る事になるとは。
色々思い出したりもしながら、両親の前だし涙を堪えるKUMAO。
それを知ってか知らずか、普段通りな両親。
サービスエリアを出てクルマは更に南へ進みます。
和歌山市内を抜けると、トンネルばっかり。
反対車線はUターンラッシュで渋滞していました。
目指すのは南紀白浜。相方とも「何時か行きたいね」って行ってたのを思い出してね。
みかん畑を眺めながら、いろいろな思い出に浸ったりもして。
旅に参加したことをちょっと後悔して、この先が不安になるKUMAOなのでした。