無料会員登録/ログイン
閉じる
公式
お店の営業情報は店舗関係者によって公開されています。
気になるお店はこちらで保存ができます
ネット予約
閉じる
空席確認・ネット予約
閉じる
リクエスト予約希望条件をお店に申し込み、お店からの確定の連絡をもって、予約が成立します。
1 予約の申し込み
ご希望の条件を当サイトよりご入力ください。
2 お店からのメール
ご予約が承れるか、お店からの返信メールが届きます。
3 お店へ来店
予約が確定した場合、そのままお店へお越しください。
電話なら予約できることがあります
閉じる
050-5595-2019
最新の情報は直接店舗へお問い合わせください。
ツンデレの姐さん方と種類豊富な酒肴の大衆酒場
こちらの口コミはブログからの投稿です。?
口コミが参考になったらフォローしよう
SaltyDog
利用規約に違反している口コミは、右のリンクから報告することができます。問題のある口コミを連絡する
SaltyDogさんの他のお店の口コミ
中華料理 ミッキー飯店(中野坂上、中野新橋、西新宿五丁目 / 中華料理、ラーメン)
秋田ばる七尾(西荻窪 / 郷土料理、日本酒バー)
ヤキソバ酒場(新大久保、大久保、西武新宿 / 焼きそば、居酒屋)
龍艶閣(入谷、三ノ輪、浅草(つくばEXP) / 四川料理、火鍋、居酒屋)
キッチン きらく(神保町、新御茶ノ水、竹橋 / スイーツ、カレー、ラーメン)
Minatoya 3(乃木坂、六本木、青山一丁目 / そば、立ち食いそば)
店名 |
多田屋(ただや)
|
---|---|
ジャンル | 居酒屋、日本酒バー、食堂 |
予約・ お問い合わせ |
050-5595-2019 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR和歌山駅 徒歩1分 和歌山駅から178m |
営業時間 |
|
予算 |
¥2,000~¥2,999 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済可 (PayPay、d払い) |
席数 |
100席 (テーブル席は、相席をお願いする場合があります) |
---|---|
個室 |
有 (2人可、4人可、6人可、8人可) |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 近隣にコインパーキングあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間、席が広い、カウンター席あり、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、カクテルあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる、健康・美容メニューあり、英語メニューあり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
サービス | 2時間半以上の宴会可、テイクアウト |
電話番号 |
073-436-4613 |
初投稿者 |
このレストランは食べログ店舗会員等に登録しているため、ユーザーの皆様は編集することができません。
店舗情報に誤りを発見された場合には、ご連絡をお願いいたします。お問い合わせフォーム
閉じる
頃は2011年の4月中旬。和歌山に宿泊した平日の夜、飲み屋を探して和歌山駅前までやってきた。良さそうな店は無いかとウロウロすると、バスロータリーのすぐ脇、みその商店街に多田屋という看板を見つけた。一見、普通の酒屋のようだが中でも呑めるらしい。面白そうだと店へ吸い込まれた。
入ってすぐ左手にU字のカウンターがある。さらに奥には座敷が、2Fには宴会場まであるようだ。広い。やはりもともとは酒屋だったそうで、右手には酒瓶が並んでいた。ちょうど隣に腰掛けていた年配の常連さんが50~60年前に店の改装をしたそうだ。歴史あるなあ。
壁一面には見渡せないほどのメニューが貼ってある。客のリクエストに応えて次々とメニューを増やしていったのだろう。焼き鳥、関東煮、ホルモンから始まって、無いものは無さそうなほど。
まずはビールの大瓶(480円)と関東煮の大根(130円)とごぼ天(130円)を注文。ビールはキリンで、関東煮もすぐ出てきた。20時ごろでお腹も空いていたのだが、ようやく落ち着いた。
この店はカウンターも厨房も良く喋る女性たちが取り仕切っている。常連さんによると朝9時から営業しているとのこと。何だか池袋のふくろか赤羽のまるます家のようだ。
そのお姐さんたちと常連さんの会話もいちいち面白い。下品に絡んでくるのを冷たくあしらってるようでいながらも、なんだかんだ飲兵衛たちを心配してる。
「缶詰たのもかな」
「何がいい?シーチキンか?」
「他に何ある?鰯以外で」
「赤貝あるで」
「鯖もあるで」
「赤貝かシーチキンか鯖」
「うーん、どないしよかな」
「お勘定なんぼや、はろたるわ」
「お金さっきもろたわ、これはバス賃にとっとき」
「ほおやったか、そなな」
「おおきに、気ぃつけてな」
ツンデレか!自分も会話に混じってみたが、関東のアクセントは和歌山弁の中で浮いてしまう。ちょっとさびしい。
ビールの次はこの店お勧めの日本酒、豊富の純米(320円)へと飲みつなぐ。ついでに関東煮のスジ(130円)と豆腐(180円)を追加。豆腐が大きくて美味い。日本酒にも合う。
さらにレモンハイ(450円)を一杯お代わりして、〆に焼きそば(580円)を注文。なんのかんの駄弁ってると、白いお皿に乗せられた焼きそばがやってきた。
常連さん「うまそうな臭いやなぁ、食べたなるわ。俺、焼きそばめっちゃ好っきゃねん」
お姐さん「食べる?」
常連さん「んー、今日はやめとくわ」
少し離れた常連さんが、ソースの臭いに釣られたようだ。気持ちは良く分かる。
麺はやや太めで柔らかく、味付けはあっさり目のソース味。青海苔と紅生姜がトッピングされている。特徴的なのは大きくザク切りにされたキャベツを中心に、ピーマンやニンジンなどの野菜がたっぷり入ってることか。きっとツンデレのお姉さん方が飲兵衛の野菜不足を気にかけて、その愛情が隠し味となっているのだろう。カウンター上のソースを追加で掛けても美味しい。
食べ終わってお勘定。
「お愛想お願いします」
「はい、えーっとお兄さんは2400円」
「(安……)」
「おおきに。こっちに来ることがあったら、また寄ってやあ」
酒場の女性はいつだって飲兵衛に優しいのだ。