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食べログ ラーメン WEST 百名店 2023 選出店
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店名 |
中華そば専門店 井出商店(いでしょうてん)
|
---|---|
受賞・選出歴 |
ラーメン 百名店 2023 選出店
食べログ ラーメン WEST 百名店 2023 選出店 |
ジャンル | ラーメン |
お問い合わせ |
073-424-1689 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
【鉄道利用】 田中口駅から348m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
~¥999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 QRコード決済不可 |
サービス料・ チャージ |
なし |
席数 |
20席 ( カウンター席(4人掛け×2本)テーブル席(8人掛け×1卓 2人掛け×1卓) ) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 10台(専用駐車場の向かいにコインパーキング有り) |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可、ベビーカー入店可 |
ホームページ | |
公式アカウント | |
オープン日 |
1953年 |
備考 |
アルコール類なし |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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「井出系」と言えばやはり「井出商店」さんでしょう。
なんと6年ぶりの再訪です。
決して避けていたわけではないのですが、なにしろ和歌山にはおもしろい中華そば屋さんが多いですからね。
以前ほどのフィーバーぶりもやや落ち着いてきたように見えますね。
前回お店の前を通ったときも、そして今回も、以前ほどの長蛇の行列はありません。
それでも昭和のニオイがプンプンに漂う、駅構内の立ち食いそば屋並みの狭い店内は、ぎゅうぎゅう詰めのほぼ満席状態。
ただ、作るほうも食べるほうもテンポが良く、すぐにどこかの席が空けばまたすぐに次の客で埋まるという非常に良い回転が続いています。
たまに店外に一組二組の待ち客が出るという程度の混み具合でしょうか。
安定した人気を保たれているのはやはりさすがといったところですね。
「井出商店」さんもやはり老舗の「和歌山ラーメン」のお店らしくメニューは基本的に「中華そば」のみの専門店形式です。
「チャーシュー麺」を「特製中華そば」と呼ぶのは和歌山ではもちろんお約束。
「中華そば」と「特製中華そば」で、それぞれに「大盛」が選べます。
あとは「玉子」と和歌山定番の「すし」のみ。
このシンプルさがまた気持ちいいくらいですね。
今回は「特製中華そば」を普通サイズでいただきましょう。
各テーブル上に無造作に積まれた「早すし」ももちろん一緒にいただきます。
こじんまりとした昭和の色が濃く残る店内の雰囲気にのんびりと酔いしれている間もなく注文した「特製中華そば」はサーブされます。
濁茶色の独特な豚骨醤油スープ。
色合いも鮮やかな花型カマボコと、緑色のネギの対比。
やや薄めにスライスされた、たっぷりのとろとろチャーシュー。
まさに「和歌山ラーメン」の王道といいますか、典型的たるビジュアルですね。
まずはいかにも「井出系」らしい豚骨臭の漂うスープからいただきます。
しっかり強火で炊き込まれたであろう豚骨の髄のゼラチンまでも溶け出したかのような濃厚な豚骨スープがベースとなっています。
「井出商店」さんのスープは、この豚骨ベースと紀州らしい醤油のバランスがとてもいいですね。
すごくコクはあるのに決してしつこすぎず、キレの良さすら感じさせる美味しいスープです。
麺はやや細身のストレートタイプ。
滑りの良い麺ですが、この濃厚スープとの相性はさすがにいいですね。
歯ざわりも良く、噛んだときのプツプツとした歯切れの良さが個人的にはすごく好印象です。
「特製中華そば」ならではのたっぷり入ったチャーシュー。
以前の「井出商店」さんほどのトロトロ感はありませんが、程よいトロトロ感と歯ごたえのバランスがいい具合にかみ合っていて、これはこれでまたいい感じではありますね。
スープ、麺、具、全てがやはりさすがのバランスです。
さすがは「和歌山ラーメン」の王道のど真ん中を行く味わいですね。
あらためて「井出商店」さんの魅力、すごさを再確認することができました。