大雪の中の和風の朝食 : 叶

2018年1月12日

民宿で富山旅行三日目の朝を迎えた。
雪が気になりいつもより早く目が覚めた。
積雪は氷見市で65cm、東海北陸道は一部区間が通行止め。
この通行止めが何時に解除されるかがか鍵だ。

まずは、日本三大うどんの氷見うどんを味わい、乾麺を購入しなくてはならない。
また、娘と約束したホタルイカの沖漬けをお土産に買わなくてはならない。
午前中は65cmの積雪の中なんとかこの二つを終わらせて、高速の様子を見て三重に帰らなくてはならない。

8：00朝食。
昨晩と同じ部屋で純和風の朝食。
蓮根のきんぴら、サラダ、海苔、焼き鮭、海産物の小鉢、梅干し・おしんこ、なんか寂しいと思っていたら、ハマグリの味噌汁と出し巻き卵が運ばれて来た。

熱々の味噌汁が口と胃にしみる。
ブリの文化圏でも鮭が出るのかと感心する。
日持ちの点では鮭の方が扱いやすいのだろう。
ご飯も美味しく、3杯お代わりをしてしまった。

最後にコーヒーで食事を終える。
ごちそうさまでした。

駐車場はホイルローダーで除雪済み。
役所では除雪をしているのだろうか。
民間頼みなのだろうか。

9：30民宿のおばあちゃんにお礼を言って出発。

まずは氷見うどんの購入にうどん茶屋 海津屋に向かう。

初めての訪問　2018年1月11日

遅い正月休みの富山旅行2日目。
積雪30cmに雪も降り続ける。
秋田県から長く離れているのでこんな雪景色は久しぶりだ。
回転寿司で昼食をとり、瑞龍寺と高岡大仏に向かう。

瑞龍寺はすっぽりと雪の中。
ここは富山県での唯一の国宝。
山門は修理中だった。
でも、雪の白と江戸時代の禅宗の建築物の黒茶の対比が美しい。

高岡大仏は高さ16mの阿弥陀如来坐像で奈良、鎌倉の大仏と並び「日本三大仏」と呼ばれている。
ここでカメラの電池が切れてしまった。
記念写真が取れなかった。

ここから一路今夜の宿の民宿に向かう。
ナビに氷見の住所を入れる。

氷見に向かうにつれて雪が深くなる。
近く来たが見当たらない。
床屋さんで道を尋ねる。
すると、すぐ近くだという。
叶の電飾看板を発見。
ホッとする。
駐車場所を聞きに行く。

バックを持ってやっと到着。17：30
民主とはいえなかなか立派である。

2階に部屋がある。
部屋食と言っていたがテーブルがやけに狭い。
ちょっと心配になる。
18：30からの夕食にしてまずは風呂に入ることになる。

楽天トラベルで1、2月限定ブリしゃぶ、ブリ大根、温泉元湯ということ選んだ。
1人15200円だった。
食事が楽しみだ。

温泉は1階にあり風呂場は少し狭いが、塩辛く確かに温泉のようだ。
お客も私1人でゆったりと温泉を楽しむ。

食事は1階の食堂だが、部屋ごとにしっかりと分かれていてプライバシーが保てる。
3組ぐらいのお客がいるようだ。

テーブルには向付と酢の物がすでに用意されている。
飲み物は最初ビールをお願いしたが、アサヒ、キリンラガー、モルツがあるとのこと。
さすがやるね。
当然プレミアムモルツを頼む。
妻はホットウーロン茶。

乾杯で食事が始まる。
向付は烏賊海胆、白えび唐揚げなどだ。
白えびの唐揚げも美味しい。
酢の物は烏賊、鮹、コハダ、若布、胡瓜。
湯上がりのビールは美味しい。
旅行ならではの楽しみだ。

刺身の舟盛りは運ばれて来た。
1人前づつの盛り付けなので大漁とは言えないが新鮮そうだ。
鰤（腹身と背身が別々）、くるま鯛（マトウダイ）、烏賊、甘エビ。
鰤の腹身の脂の濃厚さがなんともうまい。
マトウダイ（くるま鯛は富山県高岡市近辺での地方名）は上品な白身の上ムチムチした弾力でとても美味しい。
どれもとても新鮮で生き生きとしている。

ここで立山の純米酒を頼んだが品切れということで、地元氷見市の純米吟醸酒の八代仙を頼む。
なかなかいける。

熱い茶碗蒸しも美味しい。

いよいよブリシャブビなったが、ブリの薄切りが10切れぐらい。
食べ放題ぐらいを期待していたのでちょっとがっかり。
でも味は最高。少ないくらいがいいか。

八代仙をお代わり。
この後ブリ大根も出た。
大根に旨味が染み込んでいてさすがの味。
ブリの塩焼きも美味しい。

締めは氷見うどんのうどんすき。
ご飯を2杯いただき満足。

そしてアイスクリーム。
テーブルに全ての料理がのっているのではなく、
できたての熱い料理が楽しめたのは嬉しかった。

ごちそうさまでした。

今日から明日にかけて60cmの積雪があるとのこと。
明日の雪の状況を見てスケジュールを考えないといけない。