待つこと20分、打ちたて茹でたて蕎麦です。 : ぼくのほそ道

ここは喫茶店。でも、マスターが蕎麦を打ってくれる。注文を受けてから打ち始めるので、時間はかかりますが、打ちたて茹でたて蕎麦が食べられます。

久しぶりに、そんな、ぼくのほそ道の蕎麦を食べたくなり訪れました。

私は大盛り(900円)、妻が普通盛り(700円)を注文しても、あまりに久しぶりなためか、おかみさんは我々だと認識しておらず。

約20分で出てきた蕎麦は田舎風。こしのある蕎麦です。打ちたて茹でたては何にも勝る美味さの条件でしょう。その条件が揃った、ぼくのほそ道の蕎麦は、絶対に美味しい。ツユは少なめで蕎麦自体の香りを楽しむ感じでしょうか、蕎麦湯はドロッと系。これでツユを最後まで楽しみました。

最後に会計の時妻が名乗って、おかみさんとマスターがやっと我々を認識して下さいました。少し痩せられたけどまだまだお元気そうで何より、また、いつかみたいに、年越しそばを食べに来られるといいなあ。

久しぶりのぼくのほそ道さん。実は先に来てゆったりそばを食べていた義父を車で迎えに来ました。店内に顔を出すと、マスターもおかみさんも、私の顔を覚えてくれていたらしく、「あらいらっしゃい、お父さん食べ終わられてるよ」と迎えてくださいました。

ただ、別の常連さんとまだ話が続いており、結局妻と私は、アイスコーヒーとアップルティーで少し待つことになりました。

アイスコーヒーはグッと濃い味に出してあり、シロップやミルクを入れてちょうどいい感じになります。アップルティーはアイスにはならなかったので、温かい紅茶になります。

次回はもう少し時間に余裕のあるときに来て、マスターの手打ち蕎麦をしばらくぶりにいただきたいと思います。

食後のコーヒーは、5分も離れていない、ぼくのほそ道で。
中ではビートルズのレコード（CD？）から、ジョンの"Come Together"がかかっています。どうやらアビーロードA面をBGMに流しているようです。

前回ジョンのブレンドだったので、今日は（お腹がいっぱいだったこともあり）アメリカンのジョージ(400円)。"Something"を聴きながら飲むジョージもなかなかいいです。アメリカンとなってましたが、薄めた感じはしません。妻の方は「さんぽみち」セット（ハーフサイズケーキ2種と飲み物、温かい烏龍茶）(850円)。抹茶マーブルの入ったシフォンケーキとチーズケーキ、そしてカップに入ったアズキ乗せアイスは、なんか安心できる味。

今日もゆっくりさせていただきました。願わくば、全面禁煙の日が近づくことを。

靴を脱いでくつろぐ喫茶店といえば、ここ、ぼくのほそ道さん。冬は薪ストーブが暖房を担ってくれます。マスターの手打ちによるお蕎麦も有名ですね。何年か前に2年続けて大晦日に私と妻の両親をつれて年越しそばも食べに来たものです。

今日は、蕎麦は食べて来たので、私はブレンド（ジョン・エクセレント）(400円)、妻は道草セット（ハーフのケーキ３種と飲み物、紅茶にしました）(750円)を注文しました。
ブレンドコーヒーには、ジョン、ポール、ジョージの名前がつけた名前が与えられています。「あれ？リンゴは？」とはメニューにもあり、急に青盤、赤盤のジャケットが思い浮かんでしまいました。こちらではビートルズのカバーバンドもやっておられるようです。

ケーキは奥さんが焼かれるようで、シフォンケーキとチーズケーキ、ガトーショコラの3種、ふわふわでオレンジピールがピリッと効いてるシフォンケーキと、しっかりとチョコレートっぽい中身のガトーショコラのコントラストが良かったです。

静かで、そしてオジさんが好きそうな蕎麦の雑誌なんかがあって、いつでもくつろげる、あっという間に小一時間過ぎてしまいます。ごちそうさまでした。

ところで最初にお水代わりに出されたお茶、色んな味が混ざっていて、イカリ草？ドクダミ？分からなかったのでついにマスターに「このお茶美味しいんですが、何茶ですか？」と質問すると、「それは。…色々とブレンドしてあります(^^;」という答えで去っていかれてしまった。謎だけど美味しいです。