今年はローストビーフ : COO

今年も年度末の宴会は開催されず。その代替として、ホテルニューオータニ高岡の弁当を取ることになりました。

選択肢は、魚か肉か。まるで機内食みたい。もちろん私は肉を選びました。

「肉」のメインはローストビーフ。薄ピンクの肉肌が真っ先に目に飛び込んできます。しかし、慶事の弁当らしく、炊き込みご飯と、大きな海老2尾も目を惹きつけます。

全体としてはローストビーフ弁当ですが、海老セクションは、中華惣菜のパートらしい。この辺が、ホテルニューオータニ高岡の中華にかける自信がうかがえる。でも、ひっそりとパテが２品立てかけてあり、ちょっと洋食要素も混ぜてある。

自家製ドレッシングがかかった左上のサラダセクションもシャキシャキです。

そしてメインのローストビーフ。柔らかい肉を噛むと肉汁と脂がたっぷり溢れてくる。これで炊き込みご飯を二口かき込む。まるで肉のおでんのよう。

来年は宴会の形でおいしい料理を皆で囲めるようになるといいですね！

コロナで職場の宴会が出来なくなった代わり、といってはささやかですが、ホテルニューオータニ髙岡さんの弁当を注文。季節Bento(3000円)だと思いますが、行事にまつわる宴会、の代わりのお弁当なので、付いてくるご飯は赤飯！ということは、プラス500円になりますね。

筍の土佐煮やメイン相当の豚肉のソテーも、味付けは抑えめにしてあり、冷めても美味しく食べられます。この押さえた味付けのおかずに対して、赤飯のコク、ごま塩の塩味がうまくはまる。今回、ご飯を赤飯にしたウチの職場の担当者を褒めてあげたい。

3500円もの昼食を、あっという間に完食してしまいました。もっとゆっくりと味わって食べればよかった。少しもったいない食べ方をしてしまったかもしれません。

なぜか私の仕事場の、今所属している部屋では、部屋のメンバーがお誕生日になるとケーキでお祝いする、という便乗企画が連綿と続いています。去年も祝ってもらいました。私と部長のお誕生月なので、今月は、お弁当をとってついでにケーキも、という企画になっておりました。

今年は、私が好みのケーキ屋さんをリクエストしていいとのことなので、最近私の中で評価赤丸急上昇中の、ホテルニューオータニ高岡のCOOのケーキをリクエスト。ならば、と奮発してお弁当もホテルニューオータニ高岡の「GYUGYU弁当」(2500円)も６個注文。ケーキは、先日私がCOOで食べてきた時の記録から、ショートケーキ(5号)をホールで(3600円)頼むことになりました。

なぜか、この日11時過ぎに手空きなのが、その私と部長だったので、祝われるはずの二人でケーキと弁当をテイクアウトして参りました。（部長はこの時、彼のお父さんの誕生祝いのケーキとして上にホワイトチョコで作った花を載せた白いケーキをホールで(3500円)、別に一個買っておりました。）

さっそく、一人一人に弁当が配られ、部屋のお姉様がホールのケーキを６等分してくれます。お誕生月の私と部長には「HappyBirthday!!」のチョコレートのプレートまで準備してありました。

GYUGYU弁当は、その名の如く、牛肉を炙ったのがご飯を覆っています。一切れ一切れに厚みがしっかりとありながら、うっすら紅色が残るくらいに火が通っているので、柔らかい肉を思う存分噛み締めながら飯とかっこむことができます。すき焼きソースがついていますので、部分的にすき焼き丼弁当にしつつ、最後まで肉を楽しみながら食べ切ることができました。

さて、本日のメインは、むしろこの後のデザートであるショートケーキでしょう。ふんわり軽いクリームと甘すぎないスポンジの重なりの間には、薄切りのイチゴが仕込まれています。ホテルニューオータニ高岡では1/16から、いちご一笑と名付けられたストロベリービュッフェのイベントが開催されるとのこと。このイチゴからもその熱意が伝わって来ます。

部屋のお姉様、おじさんたち全員から「美味しかった」と言ってもらえて、今回のケーキをCOOでリクエストした私としては一安心で胸を撫で下ろしました。ただ、次の部屋のメンバーの誕生日は、まだもう少し先のようです。

パフェやプリンといったスイーツメニューが無いのは寂しかったですが、ショーケースにはなかなか美味しそうなケーキが並んでましたから、それと紅茶で久しぶりの、ニューオータニでお茶して行くことにしました。

紅茶は、私がダージリン(650円)を、妻がアールグレイ(650円)を選びます。もちろんポットで提供されますので、たっぷり2杯分を楽しめます。ならば、というわけで、ケーキも一人２個ずつ選択。合計４個のケーキを取っ替え引っ替え食べることにしましょう。

私が選択したのは、オペラ・バスティーユ(500円)とパンプルムースレアチーズ(550円)。レアチーズの方は妻も狙っていたようです。妻はロゼ・カシス(550円)とプラリネ・ア・ポアン(470円)にしました。

まず、ロゼ・カシスから食べてみます。甘酸っぱいカシスとチョコが香りたつ。プラリネは、しっかり焼き上げた生地の重なりがコッテリとした味わい。ここのケーキ美味しい。パティスリーKのシェフパティシエ山田晃司さんの作品とのこと。レアチーズは、クリームチーズの酸味とピンクグレープフルーツソースの酸味の違う酸っぱさの二重構造。これは本当に私も妻も一致して一番おいしかった。最後にフォークを刺したオペラは、中がムースショコラという珍しいオペラ。だからふんわりとした食感の本体に対し、ザリっとした食感の土台の生地というコントラストに、私たちは再び声をあげていました。これも工夫が光ってる。

こんなにケーキが美味しいのに、他にお客さんが我々の他には一組しかおらず、だいぶ寂しいCOOさん。帰りにお土産に買った塩バターパン(100円)と枝豆チーズ昆布パン(160円)も家で温めて食べるとほっぺた落ちそうだったよ。もっとみんな食べに行こうよ！

職場の飲み会の二次会に訪れたのは、ホテルニューオータニ高岡の１階ダイニングのCOOさんです。店頭のショーケースにまだ残ったケーキを一通り物色。流石にこの時間には残りのケーキの数そのものが少ない。

私の目に留まったのは、真緑のホールのケーキ。6人いますから、これをみんなでつついたら一番リーズナブルなお茶になるのでは、と思いつき提案すると、あっさり承認。

早速、奥のテーブルと椅子を動かし6人がけの席を作って、3人がホットコーヒー、3人がアイスコーヒーを注文。ケーキと飲み物を待ちます。

「あっ、Hさん、ケーキを８等分しちゃったよ。」それも爆笑ネタになるほど出来上がったおじさんおばさん達ですから、気にせずケーキ本体と、その上の丸い球・金箔が乗ったチョコなどを取り分けていきます。部長さんには青色で大きな目玉オヤジのような球。私には少し小さめの球が回ってきました。
この球はチョコレート製で中は空洞でした。まずこのチョコレートの球で少し驚き。やるじゃん。

続いて抹茶のムースのケーキ。甘さは殆どお茶の甘さだけに抑えられ、口どけとともに抹茶の香りが鼻の奥に抜けていく。Kさんが「こんな美味いケーキ久しぶりだ」とパクついています。確かに50代男性でも食べやすい味わいです。８等分されたケーキを6人で一切れづつ食べ終わって、Kさんと部長がもう一切れづつ所望される。このケーキにして大正解でした。ホールで注文したのが好評でよかった。