地元で食べ歩くインド亜大陸③■ニーラジュ（魚津市）■インド・マルワリ商人の家庭料理を食べる会！！ | ☆やみちゃんの世界食べ歩き☆ : インド家庭料理の店　ニーラジュ

地元で食べ歩くインド亜大陸③■ニーラジュ（魚津市）■インド・マルワリ商人の家庭料理を食べる会！！ 

カレー探偵、やみちゃんです。
 
インド家庭料理と料理教室のお店　ニーラジュ
（富山県魚津市）
 
或る日のカレー活動は、ニーラジュさん。
 
「富山県にこの店あり！」
 
全国的にもまだ珍しい、インドの”家庭料理”のお店です。
 
”レストラン料理”と”家庭料理”はぜんぜん異なるというのは世界共通のことで、たとえば和食にしても日本のお母さんの作る、その日にある材料でちゃちゃっと作った「煮物」には料理名がとくにないことが多いし、仮に外国からの旅行者がそれを食べたいと思っても容易なことではありませんちゃね。
  
インド料理もおなじで、たとえインドに行ったとしてもインドのレストランでは家庭料理にはありつけないわけです。
（※ホームステイするか、家族経営のゲストハウスなどでお願いするしかない？）
  
では両者、どの辺が違うのかといえば、「レストランの料理」は”ハレの日”の濃厚リッチでがっつりとしたインパクト系料理であることが多く、「家庭料理」は毎日食べても身体に負担の少ないさらっとした料理が多いといえるかもしれません。
 
探偵の食卓
 
さて、ニーラジュさんですが、店主の川村さんは北インド・リシケーシュ在住のお母さんやそのお友だちのお母さんたちからインド家庭料理をみっちりと学んだ経歴がおありで、予約すると（インドでホームステイすることなく）家庭料理が食べられるという、とても貴重なお店です。
 
今回、ネイオミさんが「地元で食べ歩くインド亜大陸」という企画の第三回として、「インド・マルワリ商人」の家庭料理でセッテイングしてくださいました。感謝です。
 
マルワリとは元来はラジャスタン州のマールワール地方（現在のジョードプールなど）出身の商人コミュニティに属した人々で、宗教を別にしない総称です。
 
一説によると、彼らは17世紀後半のムガール帝国時代に銀行員や金融業者であったともいわれています。
  
マルワリ料理の特徴としてはタマネギとニンニクを使わない、ベサン粉（ひよこ豆の粉）や瓜（Lauki　ローキ）をよく使う、ベジタリアンな料理になります。
  
タマネギ、ニンニクを使わないのは、もともとこのエリアにはジャイナ教の人が多く、彼らがそれを禁忌としているからです。
  
それでは個別解説です。
  
ローキ・キ・サブジ
  本来はLauki（ローキ。ユウガオ、瓢箪）を使いますが、今回は冬瓜が大量にあるとのことでLaukiのポジションはすべて冬瓜を使用したとのことでした。
 一度焼いてから煮込んでいる手の込んだ料理。
 
パンチメル・ダル
 ５種類の豆の煮込み。
 皮付き、皮無し、両方の食べ方をするところを、今回は皮付きで調理。
 皮付きだと渋みが増し、滋味深くなりますね。
 ダルスキーには、たまらんやつやー。
 
ローキ・ケ・ガッテ・キ・サブジ
 ガッタ（団子）の複数形がガッテ。
料理は基本的に女性名詞ですが、複数形なので男性名詞となり、キ（ki）→ケ（ke）です。
 ベサン粉とアターをこねて、のばし、にぎにぎして団子にしてから輪切りにして、ヨーグルトベースで煮込んだ料理。
 瓜をいれずにベサン粉のみでつくる簡易バージョンもあるとのこと。
 
アチャリーアルビ
 里芋をアチャーリーマサラ（アチャール（漬け物）を作るときに使うようなスパイスミックス）とトマトベースで煮込んだ料理。
 里芋の粘り、とろみがうまうま。
 
おかず３種盛り
  
カッドゥ・キ・サブジ（左上）
　かぼちゃを牛乳とアムチュールで炒め煮たもの。

ムーリ・キ・サブジ（右上）
　ダイコンのゴマ炒め。
　マルワリ料理にはゴマ、ごま油もよく使われます。

ベスンワリ・カマルカウリ（下）
　レンコンにベサン粉をまぶして炒めたもの。
　レンコンもよく食べられます。
 
ラジャスタン・カディ（カトリ内）
　シンプルなヨーグルトスープ。

柿のアチャール（左下）
　マルワリ無関係。柿が大量にあったので作ったそうです。
　本来は青いパパイヤでアチャールを作ることが多いのだとか。
  
ハリミルチ・カ・アチャール（右下）
　激辛な青唐辛子アチャール。
　味変用。
 
チャパティ
 私はいつだってチャパティ派なんですー。
 やっぱこれだね！
家庭料理はチャパティです！
  
いろんなおかずをちょっとずつ豪快に手喰い！
 こういう家庭料理、私は大好物です！
 
魚津が遠すぎることと、
５人以上の完全予約制なことがあってなかなか行けませんが、もっとヘビロテしたいお店ですちゃ。
 
冬瓜を砂糖で甘く煮たスヰーツで〆。
 ストリート屋台でもよく売ってまーす！
  
次回（第四回）は来年とのこと。
いまから楽しみです！！
 
 
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
  
***
地元で食べ歩くインド亜大陸③■ニーラジュ（魚津市）■インド・マルワリ商人の家庭料理を食べる会！！
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ROTI circle（インド亜大陸料理愛好会）
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地元で食べ歩くインド亜大陸②■ニーラジュ（魚津市）■インド・パンジャーブ地方の家庭料理を堪能！！ 

カレー探偵、やみちゃんです。
 
インド家庭料理と料理教室のお店　ニーラジュ
（富山県魚津市）
 
或る日のカレー活動は、ニーラジュさん。
 
「富山県にこの店あり！」
 
全国的にもまだ珍しい、インドの”家庭料理”のお店です。
 
”レストラン料理”と”家庭料理”はぜんぜん異なるというのは世界共通のことで、たとえば和食にしても日本のお母さんの作る、その日にある材料でちゃちゃっと作った「煮物」には料理名がとくにないことが多いし、仮に外国からの旅行者がそれを食べたいと思っても容易なことではありませんちゃね。
 
インド料理もおなじで、たとえインドに行ったとしてもインドのレストランでは家庭料理にはありつけないわけです。
（※ホームステイするか、家族経営のゲストハウスなどでお願いするしかない？）
 
では両者、どの辺が違うのかといえば、「レストランの料理」は”ハレの日”の濃厚リッチでがっつりとしたインパクト系料理であることが多く、「家庭料理」は毎日食べても身体に負担の少ないさらっとした料理が多いといえるかもしれません。

探偵の食卓
 
さて、ニーラジュさんですが、店主の川村さんは北インド・リシケーシュ在住のお母さんやそのお友だちのお母さんたちからインド家庭料理をみっちりと学んだ経歴がおありで、予約すると（インドでホームステイすることなく）家庭料理が食べられるという、とても貴重なお店です。
 
今回、738 factoryさんが「地元で食べ歩くインド亜大陸」という企画の第二回として、「インド・パンジャーブ地方」の家庭料理でセッテイングしてくださいました。感謝です。
 
パンジャーブ州はニューデリーの北西に位置しており、1947年のインド・パキスタンの分割の際に、インド側とパキスタン側に分割されています。
  
パキスタン側のパンジャーブにはラホールなどがあり、ザイカのサキさんなどが作る通称”腹パンジャーブ©料理”はそちらのホテルで出されるようなリッチな料理です。
  
一方、インド側のパンジャーブにはシク教の黄金寺院で有名なアムリトサルなどがあります。
  
両国の国境線上（アターリー/ワガ）では印パの国境警備隊による毎日のフラッグセレモニーが行われ、観客同士による応援合戦が有名です。
  
パンジャーブ料理の特徴としてはタマネギ、トマト、にんにく、生姜を使ったマサラ（味のベース）を用いたオーソドックスな料理になります。
  
多くの日本人が「インド料理」、「インドカレー」といって思い浮かべるのはパンジャーブ料理であるといっても83％間違いではないでしょう。
 

カソリマライチキン
 水切りヨーグルトと生クリームベース。
 
ラジマ
 レッドキドニービーンズ。
 パンジャブ人といえばラジマ。
週２、３で食べるぐらい好きなもの。
 豆の滋味深い甘さが美味しい。
 
アルバェガンマサラ
 トマト、タマネギ、にんにく、しょうが。
蒸し煮。
 
シムラミルチマカイマサラ
 トマトとカシューナッツのペーストがベース。
ピーマン、とうもろこし、大豆ミート。
  癒しヂカラがパネェ。
 
おかず４種盛り
  
ズッキーニのミルク煮（左上）
　生クリーム煮物。

カボチャのサブジ（右上）
　カボチャにアムチュール（ドライマンゴーパウダー）と牛乳を加えて作る甘酸っぱい炒め物。

ゴーヤのサブジ（右下）
　にがうり炒め。

いんげんのサブジ（左下）
　いんげん炒め。
 
アンダブルジ（カトリ内）
　インド風スクランブルエッグ。

蕪とモロッコインゲンのつけもの（下）
 
カレーリーフのチャトニー（左）
トマトとしょうがのチャトニー（右）
 ※パンジャブ無関係
 トマトのは辛い。
味変用。
 
チャパティ
 私たちはいつだってチャパティ派なんですー。
 インドの家庭ではチャパティです！
 
探偵たちの食卓
 いろんなおかずをちょっとずつ豪快に手喰い！
 こういう家庭料理、私は大好物です！
  
魚津が遠すぎることと、
５人以上の完全予約制なことがあってなかなか行けませんが、もっとヘビロテしたいお店ですちゃ。
  
ムングダルを使ったおせんべいと、じゃがいも饅頭で〆。
  
完食！
  
第三回（マルワリ料理）もあるそうで、いまから楽しみです！！
  
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
  
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 地元で食べ歩くインド亜大陸②■ニーラジュ（魚津市）■インド・パンジャーブ地方の家庭料理を堪能！！
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■地元で食べ歩くインド亜大陸①■ニーラジュ（魚津市）■カシミール地方、ヒマーチャル地方の家庭料理 


カレー探偵、やみちゃんです。
 
インド家庭料理と料理教室のお店　ニーラジュ
（富山県魚津市）
 
或る日のカレー活動は、ニーラジュさん。
 
「富山県にこの店あり！」
 
全国的にもまだ珍しい、インドの”家庭料理”のお店です。
 
”レストラン料理”と”家庭料理”はぜんぜん異なるというのは世界共通のことで、たとえば和食にしても日本のお母さんの作る、その日にある材料でちゃちゃっと作った「煮物」には料理名がとくにないことが多いし、仮に外国からの旅行者がそれを食べたいと思っても容易なことではありませんちゃね。
 
インド料理もおなじで、たとえインドに行ったとしてもインドのレストランでは家庭料理にはありつけないわけです。
（※ホームステイするか、家族経営のゲストハウスなどでお願いするしかない？）
 
では両者、どの辺が違うのかといえば、「レストランの料理」は”ハレの日”の濃厚リッチでがっつりとしたインパクト系料理であることが多く、「家庭料理」は毎日食べても身体に負担の少ないさらっとした料理が多いといえるかもしれません。
 

探偵の食卓
 
さて、ニーラジュさんですが、店主の川村さんは北インド・リシケーシュ在住のお母さんやそのお友だちのお母さんたちからインド家庭料理をみっちりと学んだ経歴がおありで、予約すると（インドでホームステイすることなく）家庭料理が食べられるという、とても貴重なお店です。
 
今回、738factoryさんが「地元で食べ歩くインド亜大陸」という企画の第一回として、「カシミール地方＆ヒマーチャル地方」の家庭料理でセッテイングしてくださいました。感謝です。

 
まずはカシミール地方の料理から。
 
インド最北端にあり、その領有権をめぐってパキスタン、中国と対立中です。
 
料理の特徴としてはブラックカルダモン、フェンネルパウダー、ジンジャーパウダーを多用するクセツヨなスパイス使いが見られます。

カシミリ・カバブ
本来はマトンのところを、今回は牛豚の合挽きを使用。
ヨーグルト＆トマトベース。

ラジマ・ゴッチ
レッドキドニーと蕪の煮物。

メティ・チャウマン（パニール）
自家製パニールとメティなどの葉。
フレッシュなフェヌグリークの葉があれば100％で作るところを、今回はカスリメティ、蕪の葉、ほうれん草のミックスで代用とのこと。

チョーク・バングン（ベイガン）
酸っぱいナス。
冷たくして食べても美味しい。
タマリンドで酸味付け。

蕪の葉と干魚の和え物
カシミール地方ではもう少し大きい魚を使う。
現地では「魚は洗えば洗うほど美味しくなる」と。

大根のアチャール

干し柿とトマトのチャトニー
※カシミール関係なし（おまけ）

タケノコのアチャール
※カシミール関係なし（おまけ）
 
***

続いてヒマーチャル地方の家庭料理３品。
 
カシミール地方の南にあるエリアです。
 

黒ひよこ豆とカボチャのカッター
カッターとは”酸味のある料理”の意味。
アムチュール（ドライマンゴー）で酸味付け。
イムリ（タマリンド）を使うこともあり。
具材はそのときにある豆、野菜を使用。

ジャガイモとグリーンピース入りのファルダ
ヨーグルト汁だけならレドゥーといい、そのまま白メシにぶっかけて食べることもありますが、具材をいろいろ入れるとファルダという名前になります。

ひよこ豆と干し柿のマドゥラー
マドゥラーはヨーグルト煮込み。
ココナッツも入って甘酸っぱく。
ギーとかバターをいれてリッチにしたものは結婚式のときにもよく食べられる。
デーツやレーズンを入れることが多いが今回は干し柿を使用。
 

探偵たちの食卓
 
いろんなおかずをちょっとずつ豪快に手喰い！

こういう家庭料理、私は大好物です！
 
魚津が遠すぎることと、
５人以上の完全予約制なことがあってなかなか行けませんが、もっとヘビロテしたいお店ですちゃ。
 
ムングダルを使ったおせんべいで〆。
 
ゴゴゴゴゴ・・・
 
第二回もあるそうで、いまから楽しみです！！
 
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
 
***
■地元で食べ歩くインド亜大陸①■ニーラジュ（魚津市）■カシミール地方、ヒマーチャル地方の家庭料理
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■アンサル会スペシャル！■ニーラジュ（魚津市）■20年の時を越えて。行こう！蜃気楼の街へ。 
カレー探偵、やみちゃんです。
  
 
今回の随筆は、蜃気楼の街で、20年越しの願いを叶えたお話です。
  
 
・探偵の食卓
 
もっとも、願いを叶えたのは私ではなくて、アンサーさんなのですけれども。。
  
 
或る日のニーラジュ /2019年7月10日 
 
・外観
ニーラジュ
 富山県魚津市大海寺新村2798-8
  
やみ「アンサーさん、せっかくだから記念写真を撮りましょうよ！」
  
そう、今回のニーラジュ活動は、インディラグループ総帥のアンサーさんとご一緒させていただきました。
 
・・なぜかって？
 実は、アンサーさんと、ニーラジュ店主の川村さんには、深～い縁（えにし）があるからなんです。
  
アンサーさんは、いまでこそ富山県内の一大カレーチェーン「インディラ」、「チョリチョリ」を展開する社長さんですが、13年前までは「デリーあわら店」（高岡市）の総料理長をされていました。
  
■アンサーさんの経歴
 ・20数年前にコルカタから来日、仙台のカレー店で勤務。
・約2年後に横浜のカレー店に異動。
・その数ヶ月後に「デリー高岡あわら店」の故・早川社長に三顧の礼をもって招聘される。同店の総料理長に就任。（以来7年間勤務）
・在職中に従来の「銀座デリー」のメニューに加えてインド料理メニューを追加（通称アンサーメニュー。今でもデリー富山県全店で使用中）や、鉄板乗せのチキンレッグ（デリーチキン）を開発。
・13年前に円満退社し、魚津に「インディラ」１号店をオープン。
  
***
  
一方、ニーラジュの川村さんは、約20年前に「デリー富山根塚店」でアルバイトをされていたそうです。
 お互いに20歳代の若かりしころ。
 同じ「デリー」勤務同士、顔をあわせることも多かったし、よく話もする仲だったそうです。
  
あれから20年。
  
川村さんは、インドのお母さんたちに直接料理を教えてもらい、そこで学んだ多くのインド家庭料理を完全予約制で提供するという、全国でも稀有のインド料理店「ニーラジュ」のオーナーシェフをされています。
 その評判は全国区であり、帝都や愛知など、遠方から通いつめるコアなファンも数多くいる状況。
  
私もカレー探偵をはじめた10年前からその料理には魅了されているものの、魚津まで1時間かかること。
完全予約制で、複数人で申し込む必要があることから、頻繁には調査できないお店なのです。
  
いずれも家庭料理なので、料理名はあって無いようなもの。
 使用食材名がそのまま料理名といえるものたちです。
 ガルワリにベンガルに、、まあ、北インド全般をカバーした内容とのことでした。
  
じつは川村さんとアンサーさんは、現在でも年に一回ぐらいはイベント等で顔をあわせる間柄。
 川村さんのほうからは、アンサーさんに対して常常、「一度ニーラジュに食べにきてくださいよ」というラブコールがあったそうです。
 しかしながら、アンサーさんはこれまで川村さんがどんな料理をつくる人になったのか非常に気になりつつも、一度もニーラジュ活動が出来なかったそうなんです。
 
その話を聞いて、私は思いました。
  
このままでは、20年が30年になる。
人生なんて一瞬だ。
行きたいと思ったときが、行くときだ。
 
よし、こうなったら、アンサーさんをニーラジュに！
僕たちみんなで、ニーラジュに！
 20年の時を越えて、蜃気楼の街にいる君に逢いに行こうよ！
 
 
アンサーさん、
いま、最高の笑顔してますよ！
  
願いが蜃気楼のように消えてしまう前に、叶ってよかったね。
 
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或る日のニーラジュ /2016年10月12日 
 
せっかくなので、ニーラジュの連チャンでいきますよ。
  
じつは調査を済ませていても、なかなか随筆化できていない未更新調査ファイルが800以上あるのですが（ぶわっ）、その中から「ニーラジュ」関連が２つ見つかったのでＵＰしたいと思います。
  
2016年の10月に食べたときのものです。。遠い目。
 時のたつのは、はやいなあ。
  
ほんと、なんていう名前の料理だったか、個個の味はどうだったか、イマイチ覚えていないのですが（言っちゃった。。ぶわ）、美味かったし満足度が高かったことだけは覚えているのですよ、ええ。
 
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或る日のニーラジュ /2017年4月4日 
 
また別の日のニーラジュです。
  
こちらはテイクアウト販売品をカレー友だちが買ってきてくれたものです。
 ありがたいです。。感涙。
 
ポークビンダルーですね。
 酸味（ビネガー）とブラックペッパーでビシッと決まった美味しい一品でした。
  
以上、
 ニーラジュさん。
 もっと近ければ、そして誘ってくれる友人がいれば、ヘビロテして通いたいお店ですね。
  
やみ「次のカレー活動は、あなたの街のあの店です」
 
 
※カレー会員募集中！
全日本ロティ普及促進委員会　（略称ロティサークル）
https://www.facebook.com/groups/1634191376809747/ 
 
＊＊＊

■ アンサル会スペシャル！ ■ニーラジュ（魚津市）■ 20年の時を越えて。行こう！蜃気楼の街へ。
https://ameblo.jp/yamikomon/entry-12492834157.html

2014年08月16日(土)NEW !
カレーFile #48-2　■カレー・蜃気楼■インド家庭料理・ニーラジュ（魚津市）■毎日食べたい、インドの母の味。
http://ameblo.jp/yamikomon/entry-11910861884.html

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カレーFile #48-1　■カレー料理教室■ニーラジュ■魚津市でインインなカレー作りを学んだ探偵の話。

ども、カレー探偵、やみちゃんです。

善良なるカレー市民の皆さん。
応援よろしくお願いします。

＜ニーラジュ／料理教室＞

・外観
「ニーラジュ」（魚津市）は、カレー王国・富山でも調査（レビュー）する人が少ないインド家庭料理の店です。
なぜ調査が難しいのでしょうか。

１．地理的な問題
　魚津市の山あいの住宅地にあり、普通に生きていたら気づきません。
２．駐車場の問題
　店の前に数台駐められますが、他の客との縦列になります。
３．予約の問題
　完全予約制（電話・メール）で、ランチは２名～、ディナーは4名～であり、各回８名で満席になります。
　また、不定休であり、店主との予定を摺り合わせる必要があります。

今回は１ヶ月ぐらい前から予約し、毎月１回行われている「料理教室」に参加させてもらいました。

・入口
普通の民家なのですが、建物自体は新しく、調理設備もレストラン並にしっかりとしていました。

＜料理教室の実際＞

料理教室は定員８名であり、受講費は一人2,500円です。
今回は７名の予定だったのが急に２名キャンセルになったらしく、参加者は５名でした。

基本的な流れは、持参したエプロンを着用して広い厨房内に入り、店主が調理するのを見学するスタイルです。
野菜などはあらかじめ刻んであったり、下ゆでしてありました。

インド訪問経験が豊富な店主さんが丁寧な説明をしてくれながら、非常に手際よくどんどん料理を作っていきます。
疑問点があればその場で質問します。
私もいくつか質問しましたが、非常に丁寧な解説をいただけるのでとても勉強になりました。

なお、”プーリーの生地を延ばして油に投入する”部分は受講者が自ら体験します。
約90分で３～４品作り、それをみんなで食べました。

＜会食・味＞

・探偵の食卓
大きなターリー（皿）に自分たちで盛り付けました。
順に見ていきましょう。

●サヒ・アル・チキン（王宮のポテトとチキンのカレー）
具材は、鶏肉とジャガイモが各３個です。
全体的に白っぽい色のマイルドなカレー。
インディアン指数=50でしょう。
味の決め手は大量に入れたヨーグルトとカシューナッツです。
カシューナッツは生のものを、８人前に対し100g使用していました。
熱湯で15分浸してからミキサーにかけます。
使用スパイスは、
【ホール】クミンシード、ベイリーフ、グリーンカルダモン、シナモンスティック
【パウダー】チリパウダー、ガラムマサラ
でした。
普通に旨いし、自分でも簡単に作れそうな気がして自信がつきました。

●カッドゥ・キ・サブジ（カボチャの炒め物）
これは手軽であり、オススメの料理です。
カボチャを炒めてスパイスを絡めただけ。
しかも旨いです。
使用スパイスは、
【ホール】クミンシード、マスタードシード、フェネグリーク
【パウダー】ターメリック、コリアンダー、ガラムマサラ、チリパウダー、アムチュール（マンゴーパウダー）
※アムチュール
あまり売っていないので、店主さんに頼んで小売りしてもらいました。
100円です。

●パラク・プーリー（ホウレンソウ入りの揚げパン）
ちなみに、全粒粉（強力粉）と精製した小麦粉（強力粉）が1：1です。
店主がこねて、受講者が丸めて延ばして揚げました。
一人２枚もらえます。
なお、カレーも揚げ油もキャノーラ油を使用していました。
ホウレンソウは色付け程度。
なお、チャパティの生地を揚げたものをプーリーと言い、ナン用の発酵させた生地を揚げた物をバトゥラといいます。（※チョリチョリなどにありますね）
個人的に揚げパンはまず食べませんが、こういうときは美味しくいただきます。

●マンゴーラッシー
これも目の前で作るところを見学。
簡単です。

●お菓子とパパド（既製品）
パパドは既製品をレンジで温めたもの。
便利です。
お菓子はハルディラム「オールインワン」だと思われます。
（※クレソンしんちゃんさんご協力ありがとうございます）

●アチャールのようなもの
こちらは店主さんがあらかじめ作っておいてくれた浅漬けです。
酢とごま油が効いた中華風のものでした。

＜まとめ＞

・料理教室は見学中心です。
（１年以上通っているような常連さんが多いようです）

・普通のランチは1500円から。

・食事のボリュームはやや少なめです。
（ライト級カレー女子に合わせた量？）

・カレーのレシピは好みに応じてある程度内容を考慮してもらえるようです。

・店主さんはインド経験が豊富で博識な方。魅惑的なカレー談義ができることでしょう。


※随筆（ブログ）「☆やみちゃんの富山食べ歩き☆」から一部抜粋。
完全版は随筆で。
　↓↓↓
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