牛骨出汁風味がかなり濃くなった : すみれ

2024年の牛骨初めを幸雅さんでしましたが、そういえばこちらに長いこと行っていないなということを思い出し、牛骨を求めて入店しました。休日とはいえ以前にもまして客が多く、人気ぶりがうかがえます。

さて今回はチャーシュー麺大盛りにしました。しばらくして来たのは、あれ？以前より明確に牛骨の匂いがする？と気づくレベルのラーメンです。

さてすすってみると、ん！牛骨成分が濃い！以前はもっと醤油ラーメン寄りの穏やかな風味でしたが、牛脂はほどほどでも牛骨出汁成分がものすごくスープに沁み出ています。これはいい！これぞ牛骨！とうれしくなります。

麺も以前より硬めで食べごたえがあって存在感があります。チャーシューは薄めですが10枚乗っていて、以前より脂身が甘くて美味です。いろいろレベルが高くなったと感じました。

この味なら、こちらに来る回数もぐんと増えると思います。美味い！ごちそうさまでした。

なお、ノーマルラーメンとチャーシュー麺の差額が250円で、チャーシュートッピングが150円です。トッピングはチャーシュー麺のチャーシューよりも量が少ないのでしょうか？次回は検証してみたくなりました。

個人的に倉吉市で食べる牛骨ラーメンに最近満足できていなかったので、時間を見つけて久しぶりにこちらに入店しました。

朝一番だったので、お店の一番のスープが味わえるのではと待っていました。到着したラーメン大は、やはり混んでいる時よりも牛脂がたっぷりでスープが澄んでいます。食べてみると、前回同様牛骨ラーメンというよりも、美味い醤油ラーメンという感想です。個人的には、鳥取県中部で食べる醤油系ラーメンでは一番好きな味です。しかも以前の煮豚でなくチャーシューになったのが、醤油ラーメンとしてぴったり合っていると思います。

そして食べ終わってお店を出た後に、後味として牛骨風味がやってきます。しかもその風味が臭みがなく香ばしいです。牛骨を全面に押し出したラーメンというよりも、醤油ラーメンに牛骨が加わった美味しい一品というものでした。ごちそうさまでした。

私のラーメンのデフォの味は牛骨ラーメンですが、牛骨系でも地域や各店舗ごとで味は違うなと感じます。倉吉市近辺は牛骨風味が前面に出るように甘めの味付けをしたスープが多いですが、米子市などの県西部は牛骨をベースとしつつも醤油の風味が高めの店が多いです。

こちらは今では鳥取県のラーメン店最高評価となっていますが、以前の味は、牛骨風味が高いわけでもスープにキレがあるわけでもなく、悪くはないけどちょっと中途半端だなと思っていました。そこで、今でも一番の評価を得ている理由が知りたくなって、数年ぶりに入店しました。

入店したのは11時前でしたが、すでに多くの人がいました。人気のほどが伺えます。注文したのは、こちらでは初めてのチャーシュー麺とシャケおにぎり、自分で取ったおでんの牛すじでした。

シャケおにぎりは、崩れやすいのが難点とはいえ、米の旨さに感動です。さすが鳥取、地元の米はうまい。牛すじは流石に「東伯牛」で知られる肉の名産地らしく、非常に味が濃いです。さて、ラーメンはこの2つを超えるか？

到着したラーメンは、以前の薄い色とはかなり違い、はっきりとした琥珀色になっていました。お？この段階で楽しみです。牛脂は以前と同じく倉吉系牛骨ラーメンよりは少なめでもまずまずあり、期待が持てます。さて、一口。

お、うまい醤油ラーメン！牛骨風味は前面に出てはいませんが、しっかり深いコクとしてスープを下支えしています。そして牛骨風味を壊さない程度ではありますが醤油のコクもあり、塩辛くなる前で止まっています。煮干系とは少し違った動物系の厚みのあるコクのスープで、非常にバランスが取れた旨味があります。

牛骨ラーメンというはっきりした特徴という点ではインパクトはやや低いかもしれませんが、牛骨ならではの厚いコクの醤油ラーメンでした。私の基準の牛骨ラーメンの味ではありませんが、倉吉系と米子系のいいとこ取りをした非常に旨いラーメンです。

この味なら、また近いうちに入店しようかな...

（写真は他のレビューを見てください。）

琴浦町役場の横の道を南下し、途中で左折した所にある浦安地区公民館の前にお店は
あります。駐車場は、公民館の駐車場の奥にあります。

店内は年季が入ってます。所々もう少し細かい所まで清掃した方が良いのではという部
分もありますが、県外の一見さんが敬遠するほとではありません。安心して入店してくだ
さい。

メニューはラーメン、チャーシューラーメン、めし、おにぎり、おでんのみ。早速「ラーメン」
５５０円を注文。大盛りは＋１３０円です。

注文して６分でカウンターへ（混雑しているときはもっとかかります）。具はメンマ、もやし、
ネギ、そしてチャーシューではなく薄切りの煮豚。鳥取中部ではスタンダードのカマボコ
はなし。かなりシンプルです。

食べると、塩辛さが目立ちがちな牛骨ラーメンとは思えない、穏やかな牛骨と醤油の香り。
油は控えめ、麺はやや細めのストレートとちぢれの中間。塩辛いものが多いチャーシュー
の代わりの煮豚が甘さを引き出します。

正直なところ、塩味と香辛料と化学調味料に慣れすぎた私の味覚からすると、インパクト
には欠ける味です。しかし、水っぽい訳ではなく、味がぼやけているのでもなく、十分に牛
骨の香りとコクが自己主張する独自の穏やかな味があります。ひたすら優しいこの味に
多くの人が魅了されているのもわかります。

このお店のラーメンを食べるために琴浦町に立ち寄ることはありませんが、琴浦町に立ち
寄ったら必ず訪れる、不思議な魅力のあるお店です。