味噌ラーメンの専門(チェーン)店 : 麺場唐崎商店

通称産業道路沿い、すし弁慶→すし若系の回転寿司の跡地に誕生した、味噌ラーメン専門のラーメン屋さんです。

2014.10**********************************************

消費税増税後のメニューとビジュアルの更新です。

開店当初にラインアップされていた、伊勢味噌ラーメンが姿を消し、信州味噌ラーメンが定番化されています。

今回は北海道味噌野菜ラーメン￥750です。
同行者は、九州味噌野菜ラーメン￥750、両方とも麺はカタメでオーダー。

13:30頃の入店で、先客は4～5組。
半分くらいのお客さんにラーメンが提供されている状態でした。

待ち時間は約6分。

メニューの写真と比較すると、ちょっと野菜のボリュームが違うんじゃないかなと(笑)
ま、トッピングの下に隠れている部分もあるのですが、ちょっと微妙。
でも、マクドナルドのハンバーガーの画像ほど盛ってあるわけじゃない。

麺はカタメでオーダーしてあるので、心地よい歯触りの茹で加減です。
中太でプリプリしています。

以前は濃いと感じたスープですが、味覚が変わったのか、以前ほど辛いと感じなくなりました。
若干味加減を調整されたかもしれないですけど。

キャベツやもやしも適度な食感があって、茹で加減は良い感じです。
しかし、他店の野菜ラーメンと比して、野菜が多いかというとそうでもない。
このあたりが改善されるとうれしいです。　　(2014.10)

2013.12**********************************************

オープン時の2011年に出かけたきりなので、ずいぶんとご無沙汰してしまいました。
15:00前の入店で、先客2組、3名です。
昼休憩なしに通しでやってくれてるのは、休憩時間が一定しない私には、とってもありがたい。
サービス面は加点せねば。

「お客様入られま～す」と店員さんの声かけも感じよく、開店してから時間が経過したなりに練度が上がったようです。

今回は期間限定の信州味噌ラーメン￥650を頂戴します。
味噌漬け温玉￥100＆炙り味噌漬けチャーシュー1枚￥120のトッピングで、計￥870。

メニューには「信州味噌は全国の生産量の35％を占め（中略）淡色でやや濃口の代表的なもの」と説明があります。
九州味噌は甘口で、伊勢→北海道としょっぱさが増す構成でしたが、この信州味噌はどのあたりなんだろうか。
などと考えているうちにラーメン
登場、待ち時間は6分です。

珍しいことにトッピングに山菜が載っています。
肉味噌ともやし、オニオンチップも載っていて、ココのお店はホント、トッピングが個性的です。

温玉もチャーシューも味噌漬けと、ひと手間かかっています。
しかし、全てが味噌づくしなので、味の面ではスープの味噌の味の中に、味玉もチャーシューも味噌味で仕込まれたという実感が乏し
く、ちょっと惜しいかな。

スープはメニューの説明通りに、ちょっと酸味があります。
あはは、中略した部分か。
完全に好みの問題ですが、九州や伊勢より、私は断然「信州」がイイと思います。
我が家の味噌が信州系なのかもしれませんが、舌に馴染みます。

中太の縮れ麺はプリプリとしていて、茹で加減はイイ。
牛骨や豚骨は加水率が低めの麺の相性が良いと個人的には思うのですが、味噌ラーメンには多加水のもっちりプリプリタイプの麺が合うように思います。
ま、好みの問題ですけど。
この信州味噌ラーメン、期間限定じゃなくて定番化してほしいなと思いました。

久しぶりに出かけましたが、なかなか良かったです。　　（2013.12）

2011.10**********************************************

20：00を過ぎて出かけたのですが、席は8割程度埋まっていました。
私たちの入店後も、次々お客さんが入って来て、新店舗の人気の高さを窺わせます。

諸先輩方がレビューを連ねていらっしゃいますので、かぶりがないようにオーダーしました。

九州麦味噌ラーメン（甘口）￥690＆ミニジャージャー丼￥180。
家内が伊勢味噌野菜ラーメン￥780。
両方とも「カタ」でオーダー。

店内はホール3名、キッチン3名に洗い場1名と見受けました。
開店当初の混雑をさばくのに、余裕をもった人員配置をされているのでしょう。
若いスタッフが多く、オープン前のトレーニングが効いているのか、挨拶の声も良く出ていました。
厨房の中からも、声が出ていました。

中央のコの字型のカウンター席には、味噌樽を模したような椅子が置かれていました。
お店の雰囲気は悪くないですね。
小上がり席は広めに作られ、子ども連れで出かけるのに良いでしょう。

さて、九州麦味噌。
珍しいことに、さつま揚げがトッピングされてる。
そして、オニオンチップも珍しい。
カレーにガーリックチップを入れるとコクを増すのですが、オニオンチップの狙いは何だろうか。
食感と油によるボリューム感なのかな。

甘口と表示されている通り、甘みがあります。
世間で一般的な味噌ラーメンと言えば、これがまさしくそうなんじゃないかな。
違和感なく受け入れできるラーメンでしょう。

麺は「カタ」で頼んだだけあって、コシがしっかりしてる。
中太の縮れ麺は、最初から幅にバラツキのある切り刃を使っているのか、切り刃の違う麺を混ぜているのか、手打ちの麺を思わせるようなバラツキがありました。

家内のオーダーの伊勢味噌野菜。
赤っぽい味噌が、まさしく中京エリアの味噌だと、ルックスから主張しているように見えます。
キャベツ、人参、もやし、玉ねぎ、オニオンチップに海苔が入ってる。

やや濃口と表現されていますが、ちょっとしょっぱい。
二口、三口と食べ進むと、しょっぱいのを確信します。
濃口って言うのと、塩分濃度が高いっていうのは違うと思うんだけどなあ。

野菜は歯応えを残した火入れで、加減はヨロシ。
この野菜を合間につまんで、塩分を緩和する感じです。

そして、ジャージャー丼。
これは単なる「そぼろ丼」に、コチュジャンのような辛味味噌をチョンと乗っけたもの。
ネーミングにヤラレタ感がありますね。
ジャージャー麺のような、椎茸の入った肉味噌を想像してたんだけどな。

飛びっきり旨いラーメンじゃないけど、不味くもない。
そこそこ流行るラーメン屋さんじゃないかと思います。　　（2011.10）