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店名 |
酒肴処しもむら
|
---|---|
ジャンル | 日本料理、海鮮、居酒屋 |
予約・ お問い合わせ |
0857-29-0554 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
JR鳥取駅北口から徒歩10分 鳥取駅から585m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥4,000~¥4,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー可 |
サービス料・ チャージ |
PayPayあり |
席数 |
8席 (カウンター席のみ8席) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、カウンター席あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり、日本酒にこだわる、焼酎にこだわる |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン、一軒家レストラン |
ホームページ | |
オープン日 |
1995年 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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土地土地の居酒屋に赴き、地酒の燗で指と喉を焼き、浜で上がったおさかなを刺身で愉しむ、というのはBS衛星放送的な絵面としては極めて結構であるし、こちらもつい期待しがち、である。
又、流通の洗礼を受けない、土地ならではの鮮度、風味のキレというものに着目すれば、物理的にご馳走であり贅沢であるのは道理であり、社会通念であり、ワールド・ヴァリュー(世界基準©️副島隆彦)である事、言うを待たぬ。
…なんであるが、実際に旅に出て、港町の縄のれん的な店に飛び込み、さあ一杯やりましょうか、という事になると、あれ? っとなる場面が少なくない。
肝心のさかなの捌き方、柵の取り方、切りつけ、断面の状態にあー、なんというか様々な要因を抱えたナニが出てくるからである。
何しろ刺身とは身も蓋もなく言ってしまえば、さかなをバラして一口大にぶった斬っただけ、のシロモノである。そしてこれにお醤油のグルタミン酸と塩味を合いの手にペロリと食らうと、調味自体も単純極まりない。
と、なると、さかなを扱うひとの包丁さばきの得手不得手が決め手になる、というか、まる裸になる献立なのであり、こちらが若い時はそうでもないが、後期中年の声を聞き、胃袋に歯が生えていたような収納力も、朝、腹ペコで目がさめるなどという代謝力もなくしだすと、材料の味、単体の香りのほか、舌や上顎、口唇への当たり、だの、歯を使って噛み締めたときのヌケ具合、だのと、そういう #いんだよ細けえ事は! 的な微細な部分含めての好悪を言い立て、さらにそのテクスチュアが酒とあった時の型の決まり具合、などという事まで気になってしまうようになるから、まあ、我ながら鬱陶しい。
一方、浜辺の刺身は、漁師、網元料理の系譜にあり、先にご案内の鮮度と勢いが勝負。
料亭の、とは申さぬものの、料理屋、割烹の刀工とは異なる。
加えて厨房の中を眺めると、製造終了した(する予定、だったかな? )日立金属安来工場謹製玉鋼はおろか、武生特殊鋼材謹製ダマスカス、アイチテクノメタル謹製6M材、ですらなく、下手するとチューカ製? とおぼしきJIS G4305 SUS420J1ないしJ2製の家庭用包丁でチョイチョイと切って一丁上がり、などというものを散見しがち。
自らの選択で鬱陶しい目にあってしまうのもバカバカしいので、おぢさんは妄想の至宝地場の刺身は敬してこれを近づけず、他の皿に目を配る。
実際、店内で常連諸君に売れているのは各種フライ、焼き物、ナメモノであるから、必ずしも考え違い、という事もなかろう。
浜の居酒屋では、煮付けに決めている。
決めているのに理由はない、あったとしても忘れてしまった。
もしあるとすれば新鮮で死後硬直中のさかなは焼くと身が割れ、旨味に乏しいが、砂糖と醤油で煮てやると俄然風味が上がり、柔らかく食えるから、とは、粤菜の清蒸石斑を食いつけた20世紀の南洋浪人の間では常識以前なので黙っている。
そう思いながら、剥かれる鱗から新鮮さのわかるメバルを煮えたぎる醤油液にディッピングしてもらい、程よく炊かれたそれを頭から箸で突くと、肉身の香り、皮目の滑らかにしてこだわるトロトロに唇が弄ばれ、そこに #燗ならなお佳し のセンセーに脳がヤラれもとい薫陶を受けた地元酒蔵諸君の醸したイ゛ーーーーっ! とくるヤツをグビリとやると、なんだか倭寇のあばれ者になったような気がして気焰が上がらない、事もない。