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店名 |
観光旅館 三頭山荘(ミトウサンソウ)
|
---|---|
ジャンル | 旅館・民宿 |
予約・ お問い合わせ |
042-598-6138 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
営業時間 | |
予算 |
¥1,000~¥1,999 |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
40席 |
---|---|
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 落ち着いた空間、座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、ワインあり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる、魚料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 景色がきれい、一軒家レストラン |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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絶品の山菜料理。作り手の自然に対する思いが伝わりました。
お食事と入浴が両方楽しめるということでお邪魔しました。
とても寒い日で紅葉シーズンも終わったからか空いていました。
駐車場は我が家の車だけ。
開店直後についたのでお店の方が暖房を付けて回っていました。
玄関もお座敷も広くて歴史を感じさせる立派な古民家です。
そういうわけで、温まるまで時間がかかるんでしょうね。
お座敷ではなくイスとテーブルのある小部屋に案内していただきました。
「すぐに温まりますので。」とおかみさんらしき方が言ってくださいます。
メニューは山菜がメインで、川魚のお造りや焼き魚、すいとんなども。
山菜や舞茸の天ぷらもおいしそうでした。
ですが、我が家はとにかく山菜が食べたかったんです。
山菜といえば春のイメージですが、あえて旬を外して保存されたものが食べてみたくて。
先人の知恵と手間をいただく、といった感じですね。
山菜小皿料理が22品付く、「檜」のコースに入浴をセットで。
山菜のほかに麦ごはん、とろろ、3年熟成のお味噌を使った味噌汁がつきます。
お料理を待っている間壁にかかった写真や中庭を眺めたり、お座敷をのぞいたり。
中庭には現役?枯れてない井戸もありました。
そうこうしている間に大きなお盆で山菜が運ばれてきます。
22品はかなりのインパクトです。
そのあとごはん、みそ汁、とろろなどと一緒に大根の煮物が。
おかみさんが「煮たから食べてみてね。」と。
なんだか田舎のおばあちゃんの家に来たみたいでうれしいですね。
山菜は季節柄なのか甘酢漬けにしたものが多かったです。
つくしやずいき、うるい(だと思う)などが遠い春を感じさせてくれます。
こごみやしその実は甘酢で食べたことがなかったので、新鮮な驚きでした。
特にしその実だけではないのですが、山菜の保存方法といえば塩漬けしか知らず。
とても勉強にもなりました。
しその実の塩漬けにしたものが家にあるので、塩抜きして真似しよう、と思いましたし。
むかごは旬ですね、ご飯に合いました。
酢漬けが多いと飽きそうですが、全然そんなことはありません。
元の山菜の味もきっちり残っているのですべての味わいが違います。
そしてわさび漬けが秀逸でした。
市販のあの添加物まみれの嫌な味がしない、粕と砂糖と塩だけの味。
あとで先代のおかみさんらしきおばあちゃんに聞いたんですが、
わさびも少し違うんだそうです。大きくなったものは使わないみたいで。
いい意味で筋っぽい、しっかりした食感と香りのあるわさびでした。
お土産に売っていたものをももちろん購入しました。
とろろもえぐみがなくておいしかったです。
私は山芋のアレルギーで(本当は食べちゃダメ)、えぐみ強いものは食べられません。
えぐみが強ければ強いほどあとで大変なことになるんです(だから食べちゃダメ)。
が、ほんの少しづつ3口くらいなら大丈夫でした(笑)だっておいしかったんだもん。
お味噌汁も具だくさんで大きななめこと菜っ葉が入っていておいしかったです。
大根の煮物は味がしみしみでいうことなし~♪
ほぼマクロビオティックのようなお食事でしたが、大満足!
手間暇かけてあく抜きをして保存するという調理法ですよね。
旬の時期以外でもおいしくいただけることを知ることができて貴重な体験でした。
次はフレッシュな山菜を食べに春にも行こうと思っています。
お店に入る前、扉の横に大量の大根と聖護院大根が積まれていてとてもおいしそうでした。
「売り物だったら買って帰ろうね」と主人と話していて、お店を出ました。
洗っていたおばあちゃん(おそらく先代)に聞いたら「売り物じゃない」とのこと。
ああ、残念、と思う暇もなく、「売り物じゃないから、くれる」と。
余談ですが、「くれる」とは、「あげる」の方言です。我が家の方でも土地の人は言います。
丸々太った聖護院大根をほいっと手渡してくれて、頂いてしまいました。
そのおばあちゃんと少しお話をして立ち去ろうとしたら、後ろからまた呼び止められて、
「塩もみしてから酢漬けにすると真っ赤になってきれいだから持っていきな」と、
辛味大根のようなサイズの大根まで頂きました。
うっすら紫色で、おばあちゃんの言うとおりに調理したらきれいな色に漬かりました。
お土産まで頂いてしまって、本当におばあちゃんの家に来たみたいでした。
ぜひまたお邪魔したいお店です。