パン屋 クレメル
（Krümel by LIEBENBROT 【旧店名】べーカリーカフェ リーベン・ブロード）- 最寄り駅：
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店舗情報（詳細）
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店舗基本情報
| 店名 |
パン屋 クレメル（Krümel by LIEBENBROT 【旧店名】べーカリーカフェ リーベン・ブロード）
|
|---|---|
| ジャンル | パン、サンドイッチ、カフェ |
| お問い合わせ |
042-578-0907 |
| 予約可否 |
予約不可 |
| 住所 | |
| 交通手段 |
JR羽村駅徒歩10分 羽村駅から666m |
| 営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
| 予算（口コミ集計） |
～￥999
|
| 支払い方法 |
カード不可 電子マネー可 |
席・設備
| 席数 |
10席 （イートインあり） |
|---|---|
| 個室 |
無 |
| 貸切 |
不可 |
| 禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
| 駐車場 |
有 9台 |
特徴・関連情報
| 利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
|---|---|
| サービス | テイクアウト |
| お子様連れ |
子供可 |
| ホームページ | |
| 公式アカウント | |
| オープン日 |
2001年 |
| 初投稿者 | |
| 最近の編集者 |
|
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羽村市動物公園に行こう！と決めて、羽村駅との間に良いカフェかパン屋がないかと食べログで探したら、ここくらいしかHITしない。
選択肢がないというのは嫌だけれど、まぁ、街のパン屋なら選択をミスしなければ大丈夫だろうと少し不安を抱えつつ出かけた。
羽村市動物公園へのまっすぐの道に、お店の地図の看板。
こういう大きな看板出してる所って味で勝負してるのか不安になる……が、ここまで来たらどうしようもない。
指示に従って道を曲がり、少し古ぼけたスロープを上がり、お店のドアを開ける。
■ カレーパン ■
普段は130円だが、水曜日は20円安くなるカレーパン。丸い、110円。
少々小ぶりだが、値段を考えたらこんなものだろう。味は普通。
カレーパンらしいカレーパンで、油っぽくないのはとても助かる。
たまにこだわりのカレーパンと銘打って好き放題しているカレーパンがあるが、あんな物は個人的にマッチしていなければ余計な細工。
私はカレーパンが食べたくてカレーパンを買うのだ。今後もカレーパンでいてほしい。
■ クリームパン ■
たっぷりクリーム、表面がぺたぺたするのは少し困ったクリームパン。でも、それもいい、140円。
知らないパン屋さんに行ったらまずクリームパンを買うのは日本人の習わし。大切な儀式の一環だ。
クリームパンの美味しいパン屋さんは、他も外れなし。それくらいパン屋さんの評価をするにあたってクリームパンは外せない。
個人的に茶色でグローブ型か丸型にアーモンドのうす切りが乗った"いわゆる"クリームパンが好きなのだけれど、こういった形式も良い。
ただ私は外で食べたので、ついパンに触れてしまった手がぺたぺたするのは少し困った。
口いっぱいにクリームを頬張って、バニラの香りが鼻に抜ける。甘すぎずくどくなく、優しい味のクリーム。手がぺたつくのも忘れて食べ切ってしまう。
1口目はパンの小ささに寂しさも覚えたが、食べ終わる頃には次に買いに来るときの楽しみになっていた。そう、ポイントカードを作ってよかった。
小さいと言っても特段小さいことはない。普通のサイズだ。でも、このクリームをもっと食べたかったということを表現するために小さいと表現した。
しかし、あのサイズだからこそまた買いたいと楽しみに思えるのかもしれない。美味しいからと言って大きすぎると他のパンが買えなくなる。
他のパンと合わせて買いたくなるのだ。結局次もクリームパンとカレーパンは買うのだろう。
■ チーズとベーコンのパン ■
正式名称は忘れた。つい手に取ってしまった1品。210円。
本来ならカレーパンとクリームパンだけを買うつもりだった。美味しいかどうかもわからないパン屋さんでたくさん買うのは、とてもリスキーだ。
しかしチーズが私を呼んでいた。ベーコンだって囁いている。
「3つ目を買ってもいいじゃないか」
邪な囁きにそそのかされて手を出してしまった。お金を払いながら少し後悔する。
総菜パンというのは、味は勿論のこと、油や素材、匂い、パンとの相性など地雷になるポイントは多々ある。油が自分と合わなければどんなに美味しくても食が進まない。
しかし、ベーコンはまた囁く。
「後悔は食べてからでいいんだ」
確かにそうだ。食べる前から文句を言うなんて心まで汚れきってしまったのだろうか。
全国の総菜パンに敬意をはらいつつ、一口食べる。
味も油も悪くない。勿論パンとの相性もだ。長いベーコンが乗っているというのに、食べにくくもなく完食。
拍子抜けだ。ベーコンは今や私のお腹の中。もう囁いてはくれないのだ。
これではまた買わなくてはならないじゃないか。次に来た時は別の物を…と思っていたのに、私はチーズとベーコンに支配されたのだ。
■ 従業員さん ■
接客態度は普通。
過不足なく、パン屋さんの店員さんらしい感じだ。
■ お店の内装 ■
地方のパン屋さんといった感じ。
木の温かみが…などと付け加えるのは簡単だ。だがパン屋さんでパンを買いたくなる要素はそこではない。
美味しそうな香りと綺麗な陳列、美味しいパンがあればそれでいい。
パン屋さん独特の四方八方をパンに囲まれる陳列、私は好きだ。
このお店はカフェスペースもあるようだが、サラリーマン風の男性が先客としていたため、あまり様子はわからなかった。地元の民に愛されているという事なのか。
今回は羽村動物公園に行くために寄り、キリンさんの前の椅子で食べた。
猿に見つめられながら食べるパンは、思っていたよりも良くてすぐに無くなってしまったのが残念だった。
たくさんの総菜パンがあったのに、3つしか食べられない自分の体に不満を抱きつつ、お昼ご飯に不安を覚えなくていいのはありがたいことだ。
総評：羽村市動物公園に行く時のお昼はここ。また買いに行きます。