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店名 |
ほうとう 佐五兵衛(ほうとう さごへい)
|
---|---|
ジャンル | ほうとう、日本料理 |
予約・ お問い合わせ |
042-596-0445 |
予約可否 |
予約可 |
住所 | |
交通手段 |
自動車。武蔵五日市駅から路線バスの「小中野」下車(乗車時間5分弱)ですぐと思います。 武蔵五日市駅から1,715m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
¥1,000~¥1,999
|
支払い方法 |
カード可 (AMEX、JCB) 電子マネー不可 |
席数 |
28席 (テーブル12席、小上がり16席) |
---|---|
個室 |
有 (10~20人可) 懐石の法は個室があるのでしょうが、ほうとう屋の方は個室はないです。 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
有 |
空間・設備 | 座敷あり |
ドリンク | 日本酒あり |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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この地におけるほうとうの由来が箸袋の裏に書いてありました。
なかなか興味深い内容でしたので料理を待つ間に読んでみてはいかがでしょうか。
平日のランチタイムに訪問、15分ほど外の椅子に掛けて待ちました。みなさん長居しないので回転はよろしいようです。
ほうとうと謂えば甲斐の国のものと誰もが思い浮かべるでしょう。この地方のほうとうも甲斐国と無縁ではありません。でもこちらのアレンジは多岐に渡り、味噌味でも幾種、豆乳仕立てもキムチ仕立てもあります。本家本元の山梨よりバリエーションが豊かで選ぶのが楽しくなります。
「こんどはあれを試してみよう」といった動機でリピーターになっている方もおられるかもしれませんね。
・五日市ほうとう海草入り
ひとり分がひとつの鍋で供されます。小さな鉄鍋ですが、囲炉裏に提げる鍋のミニチュアの如き趣のある黒い鍋です。木製の鍋敷きは周りを囲ってあり、もし鍋が揺れて熱い汁があふれたとしても浅い箱の内に留めて災難は最小限に食い止められるようにとの工夫でしょうか。いえ、あふれるほど汁は充たされてないので安全だとは思います。万が一ということがありますからフェイルセーフの思想があるのは良いことです。熱を帯びた鍋に触れてびっくりして撥ね付けてしまわぬとも限りませんので。汁は煮立ってはなかったものの、さすがに運ばれた直後は熱いです。小鉢と杓子が用意されるので冷ましてからいただいてみます。まずは汁をひとすすり…味噌の利いたコクのある味わいながら塩辛くはありません。鍋を囲んだ翌日の汁のような豊かな味わいです。ほうとうはそれほど薄くもなく巾広でもありません。平べったい滑らかではないうどん、といった風体です。かと言ってすいとんのようなぼそぼそとしたものではありません。素朴な口当たりです。"五日市ほうとう"は味噌味にいのぶた肉の入った品です。スライス肉はしゃぶしゃぶほどに薄く一切れが小さいものです。咀嚼は必要ないほどに柔らかです。極薄の豚バラ肉にも似たゼラチン質のぷるんとした舌触りが心地良く、豚よりも甘く感じられるのに脂っぽくないという、猪肉の特徴を受け継いでいるのでしょうか。野菜の種類が多いのは嬉しいですし、気持ちも豊かにしてくれます。人参・牛蒡・椎茸・里芋・葱・絹さや…さらに薬味として十分な三つ葉が惜しげも無く載り、今まで体験したことのないこりっとした歯応えの木耳に思わず声を上げてしまいました。乾燥物はこんな歯応えには戻りませんし、栽培の活の物はさらに柔らかいものですからまさか天然?などと思い巡らせてしまいました。そして海草入りというところに期待したのですが残念ながらこの点はがっかりしました。たっぷりと若布が載っているだけでした。とはいえ煮込まれて緑が抜けていたりくたくたにはなっていなかったので良しとしておきます。
ご馳走様でした。
次はどのほうとうをいただこうかと楽しみにしています。
総合☆2.6
外のウェイティングの椅子の脇には、こちら様手作りの鱒類の燻製の真空パックが土産に売られていました。こちらにて燻製に加工しているのであって産地は他県のようでした。我が家にはすでに一尾燻製があるので買い求めませんでしたが次回は試してみようと思います。半身のものもあるので、それほど量を求めない方には手に取りやすいのではないでしょうか。