特製中華そば:出汁の和やかさ!麺線の流麗なる美しさ!具材それぞれパワフル!まさに隙なしの質感! : ほっこり中華そば もつけ

この口コミは、TOMASSOONさんが訪問した当時の主観的なご意見・ご感想です。

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3.8

~¥9991人
  • 料理・味3.8
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.8
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-

3.8

¥1,000~¥1,9991人
  • 料理・味3.8
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.8
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
2021/02訪問6回目

3.8

  • 料理・味3.8
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.8
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
¥1,000~¥1,9991人

特製中華そば:出汁の和やかさ!麺線の流麗なる美しさ!具材それぞれパワフル!まさに隙なしの質感!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2021/02/19/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/n_oRCjrL_f0

<2021.02> 特製中華そば 大盛

 訪問したのは2月11日(木)。つまり祝日。休みや仕事がないなら、絶対に酒と拉麺を合わせるのが私の主義。ところが、わざわざ酒を出さない店。そしてわざわざクルマで出かけて、酒を飲めない状況に自分を追い込んで、やってきたのが今回の「ほっこり中華そば もつけ」さんです。なぜかって?それは翌日に健康診断があるからです。フツーだったら、飛び石連休の中日の金曜なら、有給休暇使って4連休って運びでしょ!。そこに健康診断が設定されるとは・・・・。また一方で、クルマの調子も見てみたいし中央高速で Go To 八王子!。
 
 
 
 
<全体> 出汁の和やかさ!麺線の流麗なる美しさ!具材それぞれパワフル!まさに隙なしの迫力的質感!
 
 おおお!これだよこれ!麺線の惚れ惚れする美しい整いに豪勢な具材の密集感!全体的にほっこりさせる素朴さと和やかさがありあり!それはやはりスープの優しい色合いとエキスの溶け込みの見栄えがそうさせるのでしょう。なのにどこかキリリとした緊張感もあるようなないような?。おそらく麺線の優雅な部分と、箸を入れるのも戸惑う凛とした美しさがそう思わせるのか。まさに隙なしと言わんばかりの迫力と質感の高さが見事としか言いようがございません。嗚呼、今回はやっぱり特製にしてよかったよかった!。
 
 
 
 
<スープ> 穏やかな煮干の香りと甘味!軽やかなカエシが響き渡り・・・柔らかい鶏出汁のコクが深く浸透する味風景!
 
 まずスープ!。実に穏やか!あっさりとした印象だが実に深みのある印象。最初に感じたのは仄かな魚介です。中でも煮干し。煮干しそばと言うイメージとも違い、その風合いは実に仄かだけど、煮干しらしい香ばしさがふわっと漂うところが秀逸かと!。和風中華そばときっちり定義されたような具合です。そして煮干しは優しい甘味もやんわりと滲ませるから、またこれが染み染みとして旨い。他に昆布の滋味も感じ取れるようで、深まる旨さです。
 
 
 また染み染みとさせる旨さの秘訣には、カエシの穏やかさも影響しているのでは?と妄想が止まりません。見た目の通り、醤油系でもあっさりした仕立てに見えますが、そのカエシというかその塩気と言うのがとての穏やかで、様々な旨味をマスキングせず下支えするようなイメージ。まさにゴクゴクと飲み干しても、喉の渇きなど一切感じず。
 
 
 ここまでだと魚介系スープに受け取られてしまいそうだが・・・実は動物系のコク深さも素晴らしき哉。スープの表面を見ての通り、鶏エキスと思われる出汁が実にストレスなく芳醇に溶け込んでいるようです。鶏油のような明るく分厚いイメージとは真逆なように、実にあっさりと落ち着いた鶏の出汁感!。これにより乾物類の旨さもまた生き生きと広がるような味風景が見事です!。
 
 
 最終局面になると、当然のように麺から吐き出される炭水化物の風合い、甘味も溶け出すので実にカオスな旨さに高まる!。当然、汁は完全飲み干しです!。ご店主から「キレイにいただいてくれましてありがとうございます!」とのお声を頂くが、前もそんなお声がけをいただいたな・・・と思い出しました。
 
 
 
 
<麺> 自家製麺!まるで枯山水の如くの優雅なライン!優しい歯応えと滑らかなスベリ感覚!じわじわと出汁が浸透すると甘味を感じる旨さ!
 
 蘊蓄によると「春よ恋をはじめ、数種類の国産小麦にたっぷり卵を合わせて製麺しています」とのこと。食って改めて読むと、説得力ある説明ですな。美しいものは美味い!と思わせる麺線にどうしても意識が集中してしまいますが、これは啜ってよし!噛み締めてよし!実に味わう深い自家製ストレート細麺!。
 
 
 序盤は少し風味を残すイメージです。箸で引き上げると割と凛々しいような腰つきで、一本一本がパラパラとバラけ、スープの持ち上げそこそこな感覚。表層は薄い半透明な膜があるような印象で、そこに出汁の浸透した味わいを保ちます。とてもきめ細かい滑らかな地肌なので、口当たりはとてもライト。ズボボボって啜ると安易に口の中へと啜りあがり、プツプツと千切ると小麦粉の風合いが実に淡いね・・・。噛み締めて軽く咀嚼して潰すと出汁と少し合わさる旨さで、麺のナチュラルな甘味を感じるのがいい感じ。
 
 
 特製だから豊富な具材をあちこちと摘んでいくうちに、じわじわと麺に出汁が浸透してゆくようで、中盤以降はまた違った優しい風合いに少し変化するようです。出汁を持ち上げると言うより、出汁を溜め込む?濡れた出汁がハズレ難くなるような印象で、出汁の旨さを含んで飽和状態な麺。それを奥歯でクチリと噛み潰すと、出汁の旨味と麺の甘味の一体感が絶大!。この時点で、嗚呼・・・国産小麦にこだわる自家製麺だな!と深々と心の中で感心する次第です。
 
 
 最終的には、具材の切れ端や、メンマや青菜を絡めたり巻き込んだりして、具材の旨さも更にプラスさせて、味わいを楽しみ尽くすと言った具合。この質感なら・・・つけ麺も激しく期待です。次回食らうメニュー決まった!。
 
 
 
 
<チャーシュー> 出汁をぎゅっと吸い込んでも・・・吊るし燻しの香りが心地よく広がる豚ロース肉!噛み締めると出汁と肉味旨味が溢れる楽しさ!
 
 うわぁ!めちゃ美味い!出汁に思いっきり濡れているのに実に香ばしい肉。見栄えでは感じさせないが、スモーキーとすら覚える吊るし燻しの風合いが実に深いのがいいね。時々、旨い家系ラーメンで遭遇することがあるけど、それに負けず劣らず。特製にすると4枚入るが、一枚一枚が迫力あるから食べ応え満載です。
 
 
 部位はロース。女性の手のひら位のサイズで割と肉厚。ロースだから少し歯応えあるかと思いきや、それがふかふかなのが堪らんね!。しかも曲がるとパカっと割れ目が生じるほど柔らかなので、そこから出汁をぐいぐいと吸い込んでいる様子。出汁を吸い込んでも香ばしいのだからすごいね。
 
 
 噛み締めると、赤身が得意とする肉本来の旨味と、燻しの香ばしさがが混じり合い、そして吸い込んだスープの旨味が見事に一体化!。噛み締める楽しさを知ります。出汁と肉汁の溢れる旨さを是非とも楽しんでいただきたい次第!。
 
 
 
 
<ワンタン> 引き締まってもソフトに崩れる豚粗挽き肉!生姜が仄かに効いた風味感が素晴らし!出汁を含んだ皮が滑らかな食感でまた楽し!
 
 焼豚追加3枚で300円。ワンタン追加3個で200円。さてデフォルトと特製の差額はどうかと言えば300円。そう思うと、この店に来て特製を食わん選択肢は、今後ありえんと思える私です。と言うことで、特製ではワンタン3個が乗る。これがまた・・・めちゃ旨かったのであります。
 
 
 分厚めな皮でしっかりと肉餡を押し込めたような見栄え。よってそれなりにサイズもデカめ。おかずにもなりそうです。まず一口味わうと、引き締まっているように見えた肉餡は実にふわふわと柔らか。しっかりと粗挽き肉の歯応えを感じさせる上に、とても肉汁がジューシーに広がります。塩胡椒でシンプルに肉味が旨い。そしてしっかりと伝わる生姜の風味がまた絶大!。本能的に旨い!と反応してしまいますぞ。
 
 
 皮がまた出汁が浸透して別の旨さなのよ・・・。これもいい。皮だけでも旨し。皮も甘味があるのかと感じてしまうほど。しかしやっぱり、肉餡と絡めて食らいたいので一気に食らい味わいます。これだけ充実感あるワンタンが3つもあればご馳走感覚!。激しくワンタンもオススメ!。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし!> 出汁が浸透が完璧!卵黄のマチュアで甘味濃密なだけでなく白身も風味よく旨し!
 
 出汁→麺→肉→雲呑・・・止まるところを知らん旨さじゃな。もつけ恐るべし。次の味玉でもそう思い知りました。薄く淡い醤油出汁系の深い浸透。卵黄まで深く浸透し、まるで飴色に変化しております。卵黄は全体的にジュレ状態になっており、微妙にトロミが残っている仕上がり。一番舌に絡みつく状態ですな。一口味わうと・・・まるで出汁が卵黄と熟したような深みのある旨さ!マチュアで濃密な甘味が素晴らしい!。酒が飲めるなら合わせたいと思うほどで・・・味玉好きには堪らん旨さ!。
 
 
 実はそれだけでなく白身が旨い!。断面を見てわかるように、出汁が均一に浸透しており、結構旨味を貯め込んでいる様子。白身だけ剥がして食らっても味わい深し!。とは言え、卵黄と一緒に食った方がフツーに旨いに違いないのだが・・・汗。味玉も侮れない質感!。
 
 
 
 
<他具材> 出汁の味わいと清涼感楽しませる小松菜!柔らかくサクサクと軽快に歯切れる太メンマ!程よい箸休め!
 
 どれを食っても相当旨しな連続で、頭も少し疲れているところで、青菜があると一息つけるのでいいです。小松菜。色合い鮮やかさキープで、仄かな甘味の中にしっかりとした清涼感が伝わり、気分もリフレッシュ!?。
 
 
 そしてメンマもなかなかです。出汁や麺、具材がどれもスーパースターで目立たない存在ですが、結構質感高い。ちょっとスリムな材木型でコリコリサクサクと歯切れるのが小気味よくて快感。薄出汁仕立てなので、その上品な味わいと素材の旨さも、とてもいい感じです。繊維質がきめ細かいのがまたいいね!。これも自家製?。並んでいる時に、常連と思しき女性がお連れとの会話が耳に入り、メンマ増しの設定がないことに残念がっていたが、それが今良く分かる気がする。
 
 
 
 
 総じまして「美しさと美味さ!素朴さと迫力!懐かしいようで新しい極上中華そば!」と言う感動の嵐!。八王子には旨い拉麺がたくさんあるのだけど、ここは確実に頭ひとつ抜け出てるような気がする。そんな店の一つかと。JR八王子駅からな何とか歩ける距離だし、近隣にコインPも多し。わざわざ訪ねて食いに行く価値ありの店。激しくオススメ!旨し!なので・・・とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   麺顔が
   気持ちほっこり
   解きほぐし
 
 
 
   旨さにっこり
   もつけの拉麺
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

  • ほっこり中華そば もつけ -
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ー 訪問(2019/08 更新)5回目

3.8

  • 料理・味3.8
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.8
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

海老冷やし中華:王道の冷やし中華をベースに大胆なる海老攻め!冷やしなのに海老が香ってくるよな存在感!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/08/16/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/cVrHJjDDaus

<2019.08> 海老冷やし中華

 最近、突然急に「もつけ」の冷やし中華が目に付き出した。それもあちこち評判の良い感想や、写真もアップし出してどこか独特な雰囲気!。あの名店「ほっこり中華そば もつけ」とあれば行くしかないだろう!。この店は冷やしなんてやらないと思い込んでたからな・・・。久しぶりに都心を離れて、個人的には鬼門の八王子方面へとやってまいりました。
 
 
 
 
<全体> 王道の冷やし中華をベースに大胆なる海老攻め!冷やしなのに海老が香ってくるよな存在感!
 
 おおお!これはまた独特な風貌!創作系の自由さを感じるようだ。千切りキュウリと刻み海苔、錦糸卵・・・。そして和辛子がべっとりとねじ付けられてるところは王道冷やし中華そのもの!。やっぱりどこか、王道の冷やし中華に則ったフォーマットである規律さ。
  
 ところが冷やし中華ならぬじっとりとした旨味の迫力。。醤油ダレが見えないほどに降りかかったタレが旨そうだし、味玉を貼り付かせてるパテのようなマヨネーズが、マヨラーの心を掴んで離しません。個人的には独創的王道冷やし中華と呼びたいね!
 
 
 
 
<タレ> ベースは「ほっこり」させる円やか醤油系!そこに海老ダレが既に溶け込む一体感!仕上げは辛子!
 
 タレは明らかに2層化・・・いや海老マヨまで加えると3層化。まず最初はベースの醤油タレから味わうが、やはりすでに海老ダレが少々混じり込んでる。そこを差っ引いて感じてみるが、実に和風感で落ち着きのあるさっぱり醤油感が非常にナイス!。それだけでもゴクゴクと飲み干せそうな優しさと透明感だが、それは酸味がとてもナチュラルといった部分が大きいでしょう。きっとトマトなんかの水分多めの野菜と馴染みマリネにもなりそうな旨さが印象的です。
 
 そしてまた海老ダレを加えた部分を味わうが・・・これが素晴らしい!。冷やしのタレだと言うのに、海老がふわふわと香ってくるよ!。それが甲殻類特有のエグ味は皆無で、ナチュラルな香ばしさと旨味、そしてちょっとした辛味が混じり合い、醤油ダレをいきなり三段跳びくらい旨味幅をステップアップさせてる!。ザラザラしているけど、それすら嫌味がない。歯の隙間に挟まっても喜ばしいほどに旨し(ホンマか?)。オレってこんなに海老好きだったっけ?と感じてしまう。
 
 更に王道の和辛子をきっちりと全体に溶かしこみましょう。もともとベースタレとの相性は言わずもがなだけど、海老ダレとの相性もまた抜群で、旨味の幅が広がったところに辛味のエッジがシャープにキマるって感じ。きっちりと味の仕上げって働きがありあり。鼻腔に抜けてもツンツン来ないし、質のいい和辛子だったかもしれません。
 
 
 
 
<薬味> 海老マヨが痛快!しっかりと味が濃ゆめでもはや「冷製海老クリームソース」と呼びたいわ!
 
 見た瞬間、出会った時から運命的な物を感じる・・・それはマヨネーズとマヨラーの出会いそのものです。海老冷やし中華そばだと言うのに、海老も冷やしも、見た瞬間は忘れてマヨネーズを凝視してしまいました。もうこれはズルい(爆)。マヨネーズは何につけても旨い。将来本当にゼロキロカロリーのマヨネーズが発明されたら、これはノーベル賞だとオレは真剣に思ってる。宇宙旅行に持ってゆく調味料はマヨネーズだけで十分である。NASAもそう発表している(ウソです)。
 
 単なるマヨネーズだと思ったら手痛いしっぺ返しを食らうぜ!。味が濃ゆい!旨味が濃ゆい!塩気もそれなり!海老感ありあり!。瓶詰にしてお土産で売ってくれよと激しく思う。個人的感覚では、味玉の卵黄よりもコク深いと思ったのだが、マヨラーだから話は半分程度か?。海老ダレが混じるとさらに海老感がアップする。また偶然に和辛子と濃く混じったところと舌でぶつかったんだが、これが超旨し!。これはすごいね・・・個人的にはもはやマヨネーズの域を超えているので、「冷製海老クリームソース」と呼びたいです。
 
 
 
 
<麺> 自家製麺:あのクッシリ感覚と風味の良さは冷やしでもピカイチ!フツーに物凄い旨さ!
 
 もつけは・・・汁もトッピングも旨いんだが、実は麺が相当旨いのよ!。中太麺も細麺もオールマイティーであり、今回はフォーマットを王道冷やし中華にしているためか、ストレート細麺を選択。これが実にうまいのであります。加水は中程度?。スープに浸ってプルプル弾み、透明感保つ麺も一般的な旨さで悪くはないが、こちらはしっかりと麺の風味を感じさせるし、程よい冷えと引き締まりがある。決して締まって固いと言う感覚はなく、固茹での細麺であるかのようなナチュラルな歯ごたえ仕上がりなのです。
 
 しかも汁系よりはタレがよく絡み、海老ダレや海老マヨがちゃんと絡みつく。これにキュウリをはじめトッピングもバリバリと張り付き絡み、千切れてゆくので歯ごたえ感の痛快さが最高なのです。喉越しもくっきりシルエットを感じる滑らかさだし、非の打ち所がないとはこのことか・・・。嗚呼、あのクッシリ感覚と風味の良さは冷やしでもピカイチ!フツーに物凄い旨さ!。
 
 
 
 
<チャーシュー> 部位の楽しい質実なるロースト系のしっとり感!海老ダレで味わう不思議な旨さ!
 
 もつけは・・・汁もトッピングも麺も旨いんだが、実はチャーシューが相当旨いのよ!。極上のローストポーク。中身がまだピンク色を残しており、しっとりしたジューシー感がたまらない。それが程よく冷えてる感覚なので、思わず酒が欲しくなる。この店は酒がないのが唯一の弱点で、カウンター奥にある甕に焼酎でも入れてくれといつも感じております(笑)。ま、そんな妄想を駆り立てるほどに、肉の仕上がりがよく、海老ダレや海老マヨと絡ませると尚更旨し!なのです。
 
 タレに塗れて分かりづらかったが・・・いくつか部位を交えて提供してくれてる?。肩ロースっていつも思ってたけど、まるでもも肉のようなしっとり感も感じたので、ひょっとしたら考えている以上に、もっと手練手管なお店だったりするのかも。
 
 
 
 
<味玉にハズレなし> 濃厚な卵黄のコク深さに海老マヨと海老ダレの旨味が染み入るのだ・・・
 
 味玉にたどり着くまでに、相当感動で疲れてしまったのだが(笑)、味玉はやはり意識を外せません。特に卵とマヨネーズの組み合わせなら間違いない旨さ。通常の質の良い味玉のハーフだから、しっとりマチュアに浸透したタレが卵黄のコク深さをアップしてる。これだけでも十分過ぎる旨さだが、ここにやっぱり海老マヨの味わいが染みる。両方とも相当なコク深さだがもちろん喧嘩せず旨さのパワーアップのみ!。嗚呼、今回も特に・・・味玉にハズレなしだと思ったのだった。
 
 
 
 
 総じまして「旨さにほっこり!と言うより美味くてドッキリ!!冷やしでもノリにノッてる名店冷やし中華!」と言う感動。単に八王子の人気店が冷やし中華を出したよーってことじゃなく、相当に独創的に旨いと言うこと。だからTwitterでザワつくわけだよな〜。旨味ものはみんなで食おう!そんな思いで後でオレもワザついときます、Twetter他でぇ〜。そんな感動と応援気分が高まったところで、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   軒先きに
   陽が降り注ぎ
   避け団扇
 
 
 
   待つも楽しき
   もつけで行列
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

  • ほっこり中華そば もつけ -
  • ほっこり中華そば もつけ -
  • ほっこり中華そば もつけ -
  • ほっこり中華そば もつけ -
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2019/03訪問4回目

3.8

  • 料理・味3.8
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.8
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

ほっこり中華そばとは正しくこのこと!全てが滋味深く心ほぐすような柔らか旨味!

とまそんのブログ: https://www.ramentabete.com/entry/2019/03/19/000000
とまそんのYouTube: https://youtu.be/duGnzLFA9tM

<2019.03> 中華そば

 中央線界隈に住んでるから、八王子経由で帰ることに。しかし電車で揺られ続けると、町田で何も食わずに帰ってしまったことに後悔し始めます。悶々としてたら八王子に着いてしまった。時間は午後2時半。その時とっさに浮かんだのが「もすけで食いてぇ・・・」という思い。昼の部間に合うか微妙に思えましたが、衝動のように歯止めが効かなくなり、ちょっと駅から距離があったけど、小走り早歩きで急遽突撃訪問してしまいました。もうデフォルト定番の「中華そば」しか頭になかった・・・。
 
 
 
 
<全体&スープ> ほっこり中華そばとは正しくこのこと!全てが滋味深く心ほぐすような柔らか旨味!
 
 おおお!これこれ!!この存在感と安定感!!!そして対峙しただけで喜びと幸福感で包み込むオーラですよ。まさに「ザ・中華そば」と言うプレゼンスでして、麺線の整い方を始め、スープの色合いと質感。味玉とチャーシュー等トッピングの卒なさも完璧です。これらは、フツーの中華そばって感覚の範囲でのこと。料亭の思わせる崇高な一杯も好きですが、それは肩が凝りそうで毎日は食えん。このもつけの様な中華そばだと、本当に毎日食えると思うし、もしラーメンと結婚するならこんな一杯かもしれない〜。
  
 まずはスープから味わうが、誠にティピカルな中華そば感覚ですねぇ〜。場所がら八王子だと「圓」の煮干や、「みんみん」系の鶏ガラ玉ねぎとの比較が頭をよぎりますが、こちらの方が関東スタンダードなイメージ。確かに旨味には煮干を始めとする魚介がベースありましょうが、煮干そばってほどアピールもなく、節系や昆布等乾物の溶け込みがとても深く柔らかです。そして胃袋にしっかり伝わる食べ応えには、動物系の旨味も感じる。鶏ガラはもちろん、豚ガラまであるかは・・・自信が持てません(それはないかなと)。
  
 実際どうかは分からんのですが、香味油の化粧感が低めで、そこが個人的には好印象。では香味が少ないかといえばそんなことはなく、魚介エキスを下支えするような映えを感じせます。個人的には香味野菜の風味ではないかと感じてますが、単にトッピングの薬味だろって展開かもしれまへんな(爆)。豚はチャーシューの染み出しかもしれないし。視覚から入る情報ってのは味の感じ方にも大きく影響を及ぼすのかもしれません。
 
 
 
 
<麺> 自家製麺:加水高めでツルモチっとした食感!密度感と滑らか風合いがお見事!
 
 嗚呼、自家製麺が今日も見事だぜ!。多加水系のストレート細麺です。ただそれだけなんですが、①エッジが立って凛としたフォルム。②微妙に平型の形状をしており口当たりや舌触り、そして喉越しシルエットが明確。③ミッチリとした密度感とツルツルモチモチとした食感。・・・などが心地よく感じさせます。ひょっとして「製麺所」としての専業化も可能なんじゃないかと思うほど。麺も非常に職人的です。
 
 ウンチクによるとブランド小麦粉「春よ恋」をはじめ数種類ブレンドしたとか。またたっぷり卵を投入しているとかで、原価率を考えさせる構成となってます。汁を吸い込んだそうと、もともとのグルテンの風味が混じらないようで、後半はしっかりと一体感を与える展開。そうだ・・・まだこの店でつけ麺を食ってない。つけ麺でダイレクトで麺風合いを次回は確かめたいと、また野望のような宿題を抱え込んでしまう旨さでありました。
 
 
 
 
<チャーシュー> 奇をてらわない王道な煮豚!ロースとモモのハーモニー!
 
 今流行りのレアタイプの肉じゃない。けど丁寧な作り込みも感じる肉でして、2種構成です。まず定番と言えるロース肉。ミッチリと肉繊維の詰まった感じがあって、噛み締めて味わうタイプの肉。そして外周の脂身の甘みをのコントラストも楽しい肉です。薄味ですのでスープの浸り具合で楽しむ。チャーシュー麺として分けて味わえる時は、ロース肉ダイレクトで胡椒を振って食っても美味かろうな質感です。
 
 そしてもも肉。脂がとても低く肉質本来の味わいを楽しむ。これもさっぱり味仕上げですが、もともと肉繊維の密度感が低めなタイプなので、汁が十分に浸透しているようです。このまま汁の旨味で食い尽くすのがベターかと思い、ゆっくりとスポンジを噛みしめるように味わうと旨し・・・。なかなか二種の淡白な肉を合わせるハーモナイズとは・・・・そんなセンスが好きだわ。
 
 
 
<味玉にハズレなし!> デフォルトで味玉ハーフが嬉しいじゃないか!
 
 ほぼ薄味塩味玉って感じでフレッシュに楽しめますが、出汁浸透も深いので、マチュアな深味も感じます。甘さよりも塩気をキープした味わいで、卵本来感を残して食うタイプ。白身はしっとりしているし、卵黄はほぼ硬めのジェルになっており、トロトロ度は20%といった仕上がり感です。これだと舌によく絡みつくので嬉しい。一口で食うのには惜しいので、2クチに分けてゆっくりと味わう。嗚呼。やっぱり今回も味玉にハズレなし!。
 
 
 
 
 総じまして「いいラーメン!良質なる中華そばのアイコン的存在感放つ一杯!」と言う感想。シンプルな一杯こそごまかし効かないし、逆に腕前を感じる。本当に隙がない一杯ですが、そんな固苦しさを感じさせないところが、この店の素晴らしいところです。八王子は個人的に鬼門なんだが、それでも定期的に食いに来たい。また近いうちに行くと思います。宣伝しなくても人気店ですが応援気分で、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
 
   旨し麺
   思い浮かぶは
   もつけ哉
 
 
   途中下車して
   食らう価値あり
 
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

  • ほっこり中華そば もつけ -
  • ほっこり中華そば もつけ -
  • ほっこり中華そば もつけ -
  • ほっこり中華そば もつけ -
  • ほっこり中華そば もつけ -
  • ほっこり中華そば もつけ -
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  • ほっこり中華そば もつけ -
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2018/05訪問3回目

3.8

  • 料理・味3.8
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.8
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

ほっこりさ極まり、崇高さに達する八王子気鋭の一杯!

<2018.05> 焼豚中華そば

 滅多に聞かない「B’z」をカーステでガンガン鳴らし、エアコンもガンガン効かせながら!そんなに好きでもないのに、なぜか今回ひとりで気分はノリノリ。快調に八王子までたどり着きました(笑)。適当にコインPに駐めて、急いで店前までたどり着くと、嗚呼行列ですわ・・・やっぱり。微妙に西陽がさすような感じです。もうラーメン活動に暑さ対策をする季節になりましたね。夏フェス対策ならぬ、夏ラー対策として、携帯日傘と大型うちわ(扇子では間に合わぬ)、ハンドタオルに、場合によっては折り畳み椅子が必要でしょう。
 
 
<特別じゃないのに特別さ滲む!鶏ガラのさっぱり煮出しに醤油の円やかなカエシのエッジング!魚介乾物の甘みも芳醇なり!>
 
 このお店の混雑時の行列の並び方は、少しわかりにくい。ぼけっとしてると、地元の方と思われる人が、親切に教えてくれました。食券をまず買って、今日は暑いから店脇の影で並びなさいと・・・、丁寧でいい人。なんと行列には私のようなラヲタ臭はなく、ほぼ全員ご家族行列という、微笑ましい雰囲気です。これは正に、ラーメン店の原風景ですな。途中、JRのおじさんが並び出し、少しばかり話してゆっくりと進んでいって、案外早く入店できました。座ってからお疲れモードでお冷をググッと一気飲み。深くため息ついたところで配膳されたのが、この麺顔です。
 
 おおおお!懐かしさ込み上げるレトロ調なようで、なんだか微妙に色気だつ雰囲気あり。しかし淡麗な落ち着き感もあり、トラディショナルなのか、コンテンポラリーなのか。見る角度でイメージがコロコロと変わりますね。やや並行に流れる麺線の上には、味玉を起点として、反時計回りの扇状に具材が広がる。まずメンマがあり、続いて焼豚がずずずいっと広がり、続いて薬味ネギ&青菜(小松菜)と流れます。スープの淡くも赤みがかった琥珀色が美しい。
 
 まずスープから。レンゲですくうと、鶏ガラらしき旨味油の浮きがきめ細かい。それを啜り味わうと、鶏ガラ系の安定した動物系旨味と、スッキリした味わいが広がります。もう胃袋は喜び、脳は観念的に「伝統の旨味」と感じる。確かに、店名にある通り「ほっこり」とさせる中華そばと、言い得て妙な感覚があります。しかも、あまり醤油でギチギチなカエシのアピールは一切なく、円やかな醤油の落ち着き感も醸し出して来るから、じんわりと旨いと思えてきますねー。
 
 また単なるあっさり系とは一線を画する、魚介他乾物の旨味の濃ゆさも見逃せません。煮干し系の甘みは十分に含まれていると思う一方、苦味は皆無で煮出し自体にストレスはない模様。一方、節系はもとより、昆布等の乾物も舌にダイレクトに感じなくとも、間接的にスープ製造に加わっております。言わば、旨味のローディングを感じさせま寿司、食い手の感動として確実に効果を回収しております。
 
 ここからは邪推ですが、初夏という汗ばみつつある気候で、味の濃ゆさを微妙に調整してませんかね?。中華そば系は今回で2回目ですが、ちょっとそんなことを感じたりしました(間違ってたらごめんなさい!私の体調によったということで)。
 
 
 
<自家製ストレート細麺が美味すぎる!更に進化したのか??神がかり的な歯応えと汁浸透のしなやかさ!>
 
 麺が実に美味かった!。前回も感動したんですが、個人的には細麺推しですよ。今年の上半期の麺に対する感動としては、ベスト3以内だと確信をしてます。美しい麺線には少し工夫があって、やや平型の形をしておりますから、見栄えでナチュラルな感覚を与えるともに、舌触りにおいては格段の差を生んでおります。
 
 冒頭から前半にかけては、淡いクスクスとした前歯の反応が潔しです。麺の風合いを一番感じる瞬間ですし、麺好きとしては一番神経を尖らす部分。玉子麺ですが、小麦グルテンの爽やかな風合いが、鼻腔をくすぐります。しかし本領発揮は、汁を吸い込んでから。玉子麺ならではのクッチリとした歯ごたえと共に、スープ浸透による旨味と麺の炭水化物の結合は、余韻として素晴らし!
 
 啜り始める口当たりから、平麺に似た明確でランダム口当たり。しかし啜り始めると表面はきめ細やかだから、するすると流れるようにズボっと啜り切れるのです。そして奥歯で軽く咀嚼して喉奥へと落とす時が、平麺が捩れて落ちるのか、妙にシルエットを感じる喉越し。一連の啜り食いに物語を感じます。
 
 
 
<トラディショナルな豚肩ロース肉!その柔らかさと脂の甘みは、現代的新鋭チャーシューに引けを取らず!>
 
 本当は、「麺顔一面の肉」を少し期待してたかも。配膳の瞬間は、少し肉が強化されただけかと、やや肩透かし感があったのですが、これは大いに自省せねばなりません。見栄え以上に、実は肉肉しいのです。
 
 とても分かりにくいけど、ロースト感がある豚肩ロース肉。写真に収め忘れたけど、部分的に食紅のリングが薄っすらとかかっていたような記憶ですが・・・・写真資料見るからに証明できません。しかし、きめ細かい肉繊維の隙間には、脂の差し微妙ーーーーに入っているし、また皮に近い部分の背脂層は明らかです。その赤身の肉繊維と、脂身もどっちもうまい。
 
 懐古調なチャーシューと思えば、それに似た歯ごたえの確からしさは、十分にあり。ただやはり現代のラーメンだなと思えるのは、肉はそれでもやはり、やや柔らかくて今風にも感じます。どちらに転んでもWelcome なのだが、誠に分類ってのは難しいものだと、新ためて実感をいたしております。
 
 
 
<味玉にハズレなし!ナチュラルな玉子味のこす!>
 
 思わぬ誤算が嬉しい!。味玉ハーフがデフォルトで付くのですね!。これは実に嬉しいです。基本的に醤油系よりはかなり塩分低めのツケだれ。そのまま味わうと、確かに漬け込まれた出汁の旨味が加わってうまいと思うけど、それに完全に染まり切ってない、玉子本来の旨味が残っております。白身はともかく、卵黄部分は中心部のみトロミがありますが、全般的に、卵黄本来の味わいが残っており、玉子ファンとしては、嬉しい限り。嗚呼ナチュルラルに味玉がうまい!嗚呼、味玉にハズレなし!。
 
 
 
 総じまして、「ほっこりさ極まり、崇高さに達する八王子気鋭の一杯!」と言う感じでして、ストレス発散どころか感動を覚えてしまった今回の麺活動。幸せもいただきました。残すは、「ワンタン中華そば」と「つけ麺」ですかね。どちらも美味いに決まってると思うのですが、メニューを一通り食い尽くすと、あとは疎遠になるのが私の悪癖。しばらく、ベースの中華そばを飽きるまで(飽きないと思うが)、食い続けてみようかと・・・検討中です。ともあれ、これだけ食って無心にさせてくれる店は少ない。八王子は本当に遠いけど、これからもちょくちょくとやって来ますので悪しからず。すでに「もつけヲタク」です(笑)。そんな訳で感動を忘れないうちに、とっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
   週末も
   仕事で唸る
   もやもやを
 
 
   食って晴らさん
   ほっこり中華
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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2018/03訪問2回目

3.8

  • 料理・味3.8
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.8
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

ハートフルで計算高い手作り感覚!そして本格的ハードパンチの崇高シビカラ担々麺!

<2018.03> 担々麺 辛め

 気持ちが前のめりだったので、30分も早く現地に着いてしまった・・・。辺りには同様に地元客もお待ちになってる。まあ、天候も悪くないし、待つのも苦ではない。と思ってたら、待ち客がいるのに気をかけたか、ご店主が相当早めに店を開けてくれた!。こう言う対応は大変に嬉しいしありがたしです。
 
 クルマで来たから、飲むきはなかったけど、券売機を見ればアルコール類はなしです。結構ストイックな感じ。しかし接客等は結構ハートフルで、居心地も良いねー。担々麺の食券を渡すと、普通で相当辛いのですがいかがなさいますか?とのこと。後から考えると、心配して「辛さを下げる調整」の打診をしたのだと思ったが、空気を読めない私。「じゃ、辛めでお願いします!!」と突っ走ってしまいましたー。
 
 
 
<胡麻ペーストに出汁感!辣油刺激の旨さ!アクセルの効いた山椒!飽きない旨さなり!>
 
 お!もうやってるじゃん!!という感じで、後から続々と客が入って来て、あっという間に満席。ラヲタっぽくないご年配の方も、常連となっている様子。地元の溶け込み方がいい感じです。立て続けに一万円札の両替コールが飛ぶが、嫌なそぶりなく調理の合間にご対応。やるね!。厨房からホイッパーのカチャカチャ鳴る音がしたから、そろそろかな・・・と思ったタイミングどんぴしゃで、配膳が完了。それはこんな麺顔。
 
 おお!丼の雷文が大衆的馴染みを覚える一方で、中身は手作り感覚溢れる本格的坦坦の凄みが伝わるようですよ!。お決まり芝麻醤のマットなベージュカラー。それを下地に、真紅で透明感ある辣油が、表層で暗雲か龍の如く、漂い渦巻いております。挽肉の上には、半摺り胡麻が新雪のようにふわっとかかる。辣油と補色関係にある青菜の色合いが際立つ。見事だ。
 
 レンゲでスープを引き上げようとすると、摺られた山椒のカケラが、スープの中をゆっくりと泳ぎ回ります。それを容赦なく引き上げてまずは味わいますと、これが何とも図太い担々なる味わい!。芝麻醤の胡麻感覚がとても豊か。でも濃厚とかペースト感とも違って、濃ゆいけどさらっと味わいが深い感覚です。ゴマ香ばしさと独特な甘みに加えて、さらに別の出汁が旨味として加わったかのような・・・・そんな妄想と錯覚です。
 
 辣油がこれまたシャープだ。ゴツゴツと尖った味わいではなく、一本筋が通ったように切れ込む辛さ。しかもここに、妙に美味いと思える風味があるのは気のせいか? 日頃巷の食堂で置いてあるテーブルセットの瓶入りとは、格段の差なのは当たり前。辣油を舐めて見たいと思わせる辛さの説得力を感じます。ここには、山椒の余韻がかなり影響しているのだけど。
 
 そして山椒。スパイスは詳しくないので、私感覚的に述べます。それは、本格四川的な「麻痺させる」タイプではなく、チリチリっと刺激を小刻みに送るような痺れ感覚。さらに「辛め」調整が入っているため、アンプで増幅したような「肉厚な痺れ味わい」となっとります。全体的にすげーうまいや。甘さ(芝麻醤)、辛さ(辣油)、痺れ(山椒)、それらが一体となったシンセサイザー状態ですなー。
 
 
 
<スパイス貼りつかせるもっちりストレート麺!シビカラ感覚に絶妙マッチング>
 
 「もつけ」はスープも極上ですが、ウリは「麺」なのかもしれません。ここは自家製麺。「春よ恋」など国産の小麦粉に限定しつつ、たっぷり卵を練りこんだ、多加水系もちもちストレート麺。中華そばなら、その質感をダイレクトに楽しめます。なので、坦々麺では良いところがマスキングされるかな・・・と少し心配してましたが、無用でした。濃厚かつ独特なスープをがっしりと受けとてめて、味わい深し。
 
 山椒の破片をあちこち全体的に貼り付かせます。スープに絡むというより、濡れた程度ですがそれで十分。シビカラ味が、質実な麺のグルテンから発する風味と甘みに結合します。実に食がすすむ痛快さ!というか快感な味わい。前歯でちぎるとぷっつりぷっつりと、身の詰まった弾け方をして楽しませてくれます。奥歯で力をゆっくり加えてプレスすると、ぬっちりヌチヌチとこれまた明るい弾力。そこにシャープなシビカラな旨味が混じり合い、興奮は頂点に達します。
 
 
 
<シビカラ挽肉の合間に甘み感じる椎茸!食感楽しませるワンタン皮!仕掛けも楽しい!>
 
 一見、何気ない挽肉トッピングですが、さにあらず。半擦り胡麻がふわっと盛られているので、香ばしさと甘みもあります。しかし、辛さが染み込んだ挽肉そのものは、ふわふわでジューシー。奥歯で噛み締めると、白飯が欲しくなってしまいそうです。さらにもっと面白いのは、椎茸の刻みが混ぜ込まれているというところ。これが微妙なサイズで、椎茸とは最初は分からない。小指の爪よりやや小さい程度のサイズの乱切りっぽい形状。それが絶妙な歯ごたえを、所々ランダムに見え隠れさせて表します。それだけでなく、ほっこりする甘みを放出するから、シビカラな味風景の中で、時々ひょっこりと甘みを感じさせる。そしてあっという間に隠れてしまうんだな、これがー。
 
 そして「ワンタンの皮」だ。これが4〜5枚は入っているのか?。ちゅるんとした帯が、時々顔をのぞかせる。ひき肉と合わせて食っても美味いし、それ単体でちゅるりん!と滑らかさで遊ぶのもよし。この何気ないパーツで、かなりこの一杯のイメージアップに繋がります。
 
 
 
 総じまして、「ハートフルで計算高い手作り感覚!そして本格的ハードパンチの崇高シビカラ担々麺!」と言う感覚かな。またしても何も捻りもなくそのままの感想でごめんちゃい。この美味さなら・・・夏あたり、冷やし坦々麺とか、また汁なし担々麺を開発しレギュラー化するとか、当たりメニューが派生可能でしょうね。これはますます期待です。やはり、ここは何を食っても美味い店らしいね。次回は、未食の「つけ麺」になりましょうか。八王子は遠いけど、ここなら間違いなく再訪問です。これからも頑張っていただきたいです。そんな応援を込めて、忘れないうちにとっとと最後に詠って、いつものように締めたいと思います!。
 
 
   ほっこりと
   花は開いて
   鼻詰まる
 
 
   花粉とシビカラ
   鼻水ダラダラ
 
 
 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
 

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2016/11訪問1回目

3.8

  • 料理・味3.8
  • サービス3.8
  • 雰囲気3.8
  • CP3.8
  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

3.8

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  • サービス3.8
  • 雰囲気3.8
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  • 酒・ドリンク-
~¥9991人

味玉中華そば、絵になる麺顔!乾物の芳醇な出汁と程よい動物感!王道の魚介中華そばが泣ける美味さ!

<2016.11> 味玉中華そば

【絵になる麺顔!乾物の芳醇な出汁と程よい動物感!王道の魚介中華そばが泣ける美味さ!】


 珍しく「味玉」をトッピングして見ました。中華そば750円。味玉中華そば800円。その差50円なら味玉入りに行っちゃうでしょ!。と言うことで食券を女性スタフに渡してしばし寛ぎます。カウンターと厨房しかなくてちょいと狭い店内なのだけど、このスペースが居心地が良い感じ。若い人が真面目に仕事に打ち込んでいるオーラがじわじわと店先にはみ出てるような雰囲気。ほっこりと言うより、優しい生真面目さが印象的な風景の中、私の一杯は店主自ら、台を経由してご提供となります。


 受け取った瞬間、こいつはやられた!と思いましたわ!。この麺顔は、まるで、「昔ながらの中華そば」を標本のように映した美しさです。オヤジのハートの柔らかいところに突き刺さるじゃないの・・・。部分的に、例えばチャーシューのピンクさなんて現代的なんだけど、全体的には王道の「THE中華そば」に他なりません。


 さてスープから味わうか・・・と言うことでレンゲで一口。おお!これは煮干しの苦味と甘味のバランスが半々で、しかもクドくないさらりとした引き際が見事!。煮干し中華そばのお手本じゃーと思って、次から次へとレンゲを口へと運び込む。すると、徐々に動物系のコクもしっかりしているなと分かってきて、豚の丁寧な煮出し間に後半は支配されることに。醤油だれはあくまでバックアップで、塩気や香りで表には出てこん。煮干しエキスと、豚コクのバランスが崇高な一杯なんだなーと、この時点では思っていた。


 しかし、現代風の煮干し中華そばでは語れない何かがあるように思えるんだけど・・・。旨味が複雑なんです。例えば、どんことか、節系とか、昆布などなど・・・あらゆるアミノ酸が溶けているような感覚で、単なる煮干しよりも深い!。旨味の渦がそこにある。それでいて、現代風の濃厚には背を向ける潔さなんて感じたりして。思い出しても、思い浮かばないもっと何かがあるような・・・・、もう一度確かめに食いに行きたいくらい。


【マイクロ平打ちストレート麺が最高!この麺にハマったかも!食感と風味の両立!】


 心を捉えて離さないのは、スープよりも麺だったのかもしれません。これ好き!。自家製麺らしいんですが、唸りますよ・・・。まず形状が好き。細麺のストレートなんだけど、形状は平打ち型。マイクロ平打ち麺とでも言いましょうか・・・普通の長方形よりも長辺が長いので、舌触りがとても印象深い演出を覚えます。


 そして粉は、「春よ恋」をはじめ数種類の国産小麦。それにたっぷり卵を合わせたものらしい。しっかりと麺の味がするし、そしてスープを吸い込んで、少し伸びたところが粉の旨味を感じるようです。芯はないのだけど、グルテンの風合いも感じさせるし、後半はDんぷんの甘みも感じることができる。スープがいいから、それが染みた麺が美味い。麺がいいから、スープに溶け出した麺の風合いも邪魔しないどころか旨味を分厚くする。そんな相乗効果がいいね。


 忘れそうになったけど、この店は「つけ麺」があるんですね。これと同じ麺なのだろうか?。それとも太麺??。麺の器用さも期待できるので、すでに再訪する時が楽しみだったりしてます。


【安定感ある味玉安い!チャーシューも定番さが一周回って斬新か!?青菜もメンマも隙がない】


 この一杯のトッピングにはスキがありません。味玉は、50円相当と言う逆算判定ですが、M玉サイズです。何もL玉必須でなくとも良いと思います。少しでも価格が下がれば嬉しいし、それに卵黄はL玉もM玉もサイズは変わらんらしいから、M玉で十分なはず。中心部がとろーりとして、周囲は緩い芋羊羹状になった卵黄は、味が優しく染みていて最高。儲けもんです。


 チャーシューは、ロース部位の部分と、肩ロースの部位かな・・・。微妙に脂の刺しが違ったり、歯ごたえに個性があるので、面白い。レアチャーシュー全盛の現代にあって、こう言うティピカルなチャーシューが斬新。しっかりした歯ごたえは、硬い肉とは別物。噛んで味わいが深いタイプで、脂身だってそうだ。忘れかけてた旨さを教えてくれるかも。


 青菜の茹で加減と味わいも手抜きがない。箸休めとしては絶品で追加で小皿でもらいたいくらいだ。またメンマは、薄味タイプで極細。コリコリと歯で噛み締めながら楽しむタイプで、これは酒飲みにとってはありがたい一品かも。これも質感があって美味い代物。ああ・・・この一杯は最初から最後まで、楽しかった。


 総じまして、「私にとって、まさしく魂揺さぶられる王道の中華そば!」と言う感動物でして、これはまた確実にメニュー制覇をしてしまうことになりそうです。実は、こちら「もつけ」さんは担々麺がお得意なのだとかで、すでに常連さんらしき方は、食券を手渡すなり辛さの指定などされてますよ。この中華そばだけでも大満足なのに、この上「担々麺」や「つけ麺」・・・その他限定麺もなかなか崇高なレベルだとすれば、まさに恐るべしといった感じです。あと100杯程度は、新規ラーメン店舗訪問コレクションを続けたいので、それが終わったあとは、入り浸ろうかしら(笑)。とにかく、個人的なトラウマを忘れるほどに美味くて、ある意味感謝な位杯であります。と言うことで・・・なので詠います!。


   気が重い
   天気穏やか
   秋の日に


   苦労も忘れる
   気持ちもほっこり


 お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!

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店舗基本情報

店名
ほっこり中華そば もつけ
受賞・選出歴
ラーメン 百名店 2023 選出店

食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2023 選出店

ラーメン 百名店 2022 選出店

食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2022 選出店

ラーメン 百名店 2021 選出店

食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2021 選出店

ラーメン 百名店 2020 選出店

食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2020 選出店

ラーメン 百名店 2019 選出店

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ラーメン 百名店 2018 選出店

食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2018 選出店

ラーメン 百名店 2017 選出店

食べログ ラーメン TOKYO 百名店 2017 選出店

ジャンル ラーメン、担々麺
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予約可否

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住所

東京都八王子市万町34-1

交通手段

JR各線八王子駅南口 徒歩8分

八王子駅から596m

営業時間
  • 月・水・木・金・土・日

    • 10:40 - 15:00
    • 定休日

営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。

予算(口コミ集計)
¥1,000~¥1,999 ¥1,000~¥1,999

利用金額分布を見る

支払い方法

カード不可

電子マネー不可

席・設備

席数

6席

(カウンター6席)

個室

貸切

不可

禁煙・喫煙

全席禁煙

駐車場

近隣にCP有り

空間・設備

カウンター席あり

特徴・関連情報

利用シーン

一人で入りやすい

こんな時によく使われます。

ロケーション

隠れ家レストラン

公式アカウント
オープン日

2016年3月1日

初投稿者

あふダックあふダック(173)

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