1番人気は激辛つけ麺！ 辛いけどな〜。何で？ : 仁王

「マスター久しぶり！ 元気だった？」
「あーっ！ お久しぶりです！ 音楽やってますか？」
「秋にライブやるよ〜！ 見にくる？」
「行きます！ 私、本当に行きますから〜マジ、
誘われてると行くんですから！いつも」

飲んで帰ると、何故かマスターと話をしたくなる。
「マスター ビールね〜エビスビール！あと
つけ麺の小ね〜」

待っている間、店内観察。 お客様 10人。
リア充3組 女子体育大生 1組 おっさん2人。(^^)
10時過ぎ。カウンターには片付け前の丼が3つ
なんか、人気店になって来たんじゃないの〜？

お店に入って、お客様が沢山いると嬉しい。
この、人懐っこいマスターが好きなのだ！客は
一気に入って来たみたいで、マスターは慌ただしく
作業している。邪魔はできない。 ビールをチビチビ
飲みながら、リア充たちの話に耳を傾ける。
「私、結構辛いのが好きなのよね〜 そうそう！
マスター、いつもより少し辛めにしてねー！」

な〜にぃ〜？ いつもより辛めだと？

少し年配のリア充の女性 いつもより辛めとは
恐れ入る。ここの激辛はめっちゃ辛いのに！
ハバネロだよ〜ハバネロ！辛いよ〜。めちゃ辛。

でも、いつもより辛めって事は、普段あの激辛を
食べているという事だよな〜本当に食べれるのか？
彼氏と付き合いの長さはわからないが、辛いもの得意
アピールは何のプラスにもならんからやめときーて
と、頭で考えながら、私とほぼ同時に着丼した
激辛つけ麺の様子を見ながらつけ麺をいただく。

マスター！美味いよ。やっぱりここのつけ麺は
美味いね〜。至福の時。彼女も澄ました顔で
食べている。あれ〜？おかしーなー。
激辛つけ麺が、1番人気って言ってたけど、
お茶目なマスターが、私にだけ特別辛いのを
作ったか？ いや、あの頃は然程親しくは無かった。
ならば、私の舌が特別にお子ちゃまって事か？

謎は深まるばかり。
なんで？ なんで？ 「やだ！から〜い」
なんて言うかと、少しは期待していたのに…
面白くも何ともない展開に急に白けてしまった。

次回、もう一度チャレンジせねばなるまいよ。
ご馳走さまでした！

「マスター随分長い正月休みだったね〜」
「いや、やってましたよー遅い時間に来られた
んじゃないですか？あんまり遅くはやらないので」

そうか〜私の勘違いか〜。でもやってて良かった。
飲んだ後このお店に来て、他のお客様が少ないとき
ちょっとマスターと話をしながらビールを飲んで
ラーメンかつけ麺を食べるのが好きだ。

日本酒は飲んでないけど、食べに来てしまった。

でも激辛のつけめんは懲り懲りだ。普通につけ麺の小
とビールを注文する。 エビスの瓶が来た。

飲みながらマスターと少し話をしていると、若い
リア充がやって来た。同じ職場だろうか？
仲が良さそうだ。 彼氏がマスターに聞く。

「激辛って辛いんですか？」
「辛いですよー。」とマスター。
何これ？デジャヴ？前回の私と同じパターンじゃん。
マスターの引きのトークが始まる。

「好みですよねー、かなり辛くしてますが、
うちでは1番人気ですし、女性でも平気な方も
いて、ペロッと普通に食べる人います。」

いかん！彼女連れでマスターの挑発に乗っちゃいかん

飲んでたので、私も余計な口を挟んでしまった。
「辛いですよ。 こないだ食べたけど、このお店の名前
（仁王）みたいな顔して食べたもの。」

彼氏は一応笑って聞いていたものの怯まずに
激辛つけ麺を注文。

私は心の中で ‥‥オッ〜やる気だね。辛いよ！
ちょっと助け船出してあげたのに！
ハバネロだよ！普通のつけ麺にしときなさいって。
ほら、こんなに美味いよこのつけ麺。
激辛はマジ辛かったからやめときゃいいのに〜。
お気の毒‥‥まっ知らんけどと思って、
自分のつけ麺をちびちび食べる。

彼氏の激辛つけ麺が来た。大胆にリフトし
豪快につけ汁につけて食べる彼氏。

おいおい！そんなに沢山一気に大丈夫か？
心配そうに覗き込む彼女。
マスターもちょっと心配して覗き込む

「美味しいです！」マスターに爽やかに伝える彼氏。
話し方も笑顔も完璧だ！

ク〜ッ‥‥カッコいいじゃねーの！
惚れたぜ 乾杯！（完敗）
ご馳走様でした。

「仁王」さんで

「激辛つけ麺」小 （800円）いただきました！


「マスター、激辛って辛いの？」

「辛いですよ」「お客さん辛いのお好きですか？」

「特別、好きじゃないよ なんで？」

「Mが多いから凄く辛いの結構出るんですけど、
山椒と一味唐辛子とハバネロも入れてますから、
好きじゃなきゃやめといた方がいいすよ。」

「まー意外とそうでもないよねって人もいるし、
女の子もぺろっと普通に食べてるし、好みですよね。」

なんかもう、絶妙な引きのトーク。

Mが多い？ やめといた方がいい？ 女の子でも？

そんな風に言われると、どんだけ辛いのか

食べてみたくなるじゃないの‥‥

とりあえずビールを頼んで待ってると 来ました激辛。

見た目は辛そうでもない。 麺にレモンが乗ってる。

食べてみると うわーっ辛い、本当に辛い。

「マスター辛いよこれ、せめて辛みつけ麺
位にすれば？」

「いや〜激辛って最初に作ってメニューに載せたら
たいして辛くないじゃんって叱られまして、
辛くてしてます。 でも結構出るんです。」

もう、食べ進むにつれて更に辛くなる。

たぶん顔 真っ赤にして凄い顔して食べてたと思う。

マスターが気にしてチラチラ見てる。

あれーっ？ちょっとー、仁王ってこれ？この事？

なんでお店が仁王なんかな？って思ったけど。

激辛食べてる客の顔？ まじかっ？ マスターがドSで？

‥‥‥日本酒頼んで舌を治しながら食べる。

食べなきゃいいんだけど、素の味は美味しいので

食べちゃうんだよな〜これが。食いしん坊の性。

素直に言う事聞けば良かった。

辛いのがお好きな方はどうぞ。

お子ちゃま舌って忘れてたわ。

TVドラマは嫌いです。まず見ないっすね。

でもたまたま「カルテット」ってドラマは全部見ちゃいました。

ドラマの中で、鳥の唐揚げにレモンをかけるか、かけないかってくだりがあるんです。

勝手にレモンはかけないで「レモンありますね。レモンあります。」って言って周りの人達が唐揚げにレモンをかけるのが好きか嫌いか様子を伺ってからかけるのがマナーだろ！ってとこ。笑えますよね‥‥

こちらのつけ麺にも麺の上に割と大きめのレモンスライスが置かれています。

ここではまず作り手がレモンをかけて欲しいからレモンが置いてあると察します。

そりゃそーすよね。

唐揚げとレモンは割と認知されていると思われますが、つけ麺にレモンはあまり認知されてないすよね。

でもつけ麺ですよ！つけ麺。スープ割を足したスープの味まで考えてしまうと、レモンかけるってどーよ？スープは？って考えますよね？

いつもならパスなんですが、今日は本当に穏やかな1日で誰も疑う気分でなく、作り手に任せてタップリレモンを麺にかけて食べて見ちゃいました。

すると！ちゃんと計算してるんですね。

つけ汁にレモンが合うんですよ。爽やかで、これは意外でしたね。ビックリして、レモンを更に麺に絞り切ってまず麺300グラムを完食。

そしておそるおそるスープ割を注文。いやー合うんですよこれも。

計算されてるんでしょうね。

スープ割が熱くないのもレモンを入れさせたからなんかな〜？とか考えさせられました。

以前、2回程食べに来た事あるけど正直残しちまってたもんな〜でも嬉しい驚き。

進化してるような気がします。

ここのマスターラーメンとかつけ麺大好きなんだろうなーって好感持てます。

また寄ります。ごちそうさまでした。