所用で近くまで来たので、再々訪しました。 : 更科堀井 立川店

平日の昼前に用事が終わり、行ったことのない店でとも思ったのですが、急に温度が上がり日差しの下で歩く気がなくなって駅への途中のこちらにしました。

12時少し前入店したときにはまだ半分以下の入りだったのですが、１２時まわるとお一人様中心に続々と入店され、５～６人の行列になったようでした。

注文したのはとりあえずノンアルコールビール（午後も仕事あるときなどノンアルコールビールはありがたいですね。）と、ちょい迷った上でセットものの十番膳（松）\1,337にしました。
以前来たとき、このセットについてくるもりそばとさらしながちょってへたっとしていたので印象は良くなかったのですが、てんせいろの気分でもなかったので、こちらにしました。

待つこと10分余りで写真のように出てきました。で、余り期待せずもり蕎麦からいただいてみると、うりっ、いけてます。さらしなも試しましたが、こちらも茹でたて感が残っていて悪くありません。このセットは一日限定30食ということですが、お蕎麦はヨーイドンでつくるので、遅い時間だとへたってくる、などの事情が有るのでしょうか。謎。
で、お供のほうはというと、一月にきたときと同じ鳥の焼き物、出し巻き卵と季節の煮物。いただいてみると、ふーむ、今日はこちらのほうが"冷たくなっている"感じでした。

評点は前回とほぼ同じでした。　本店のほうはさらにおいしいのでしょうね。

昨年冬、ムスメと来て高評価だったのですが、再び昭和記念公園で氷華探しをする機会があり、評価の確認をかねて再訪しました。

寒い平日の正午少しまえ、ちょうど満席になったところで、名前を書いて待つ最初の客になりました。幸い５分ほどで入れましたが、その後続々とお客さんが見えて程なく５人以上お待ちになったようでした。

丸いカウンター席についてメニューをチェック。更科(\918)は来る前に決めていましたが、そば前がちと悩みました。玉子焼きと思ったのですが、こちらでは４時以降のメニュー。では軽め天ぷら、と思ったのですが一人のお蕎麦のともには重そうだったのでパス。（実はテーブルの上の本日のお勧めにちょうど良いやつがあることを後から発見しまた。）で、豚の返し煮(\777)、と冷酒:グラス（明鏡止水,120ml,\540）にしました。
が、テーブルメニューの鳥焼の天婦羅(\540)の写真に惹かれて追加してしまいました。

まず、冷酒がソバの揚げ物がついて登場。3分ほどして豚返し煮が出てきたところでいただき始めました。白髪ネギのついた豚返し煮はとても軟らかく煮込んでありうまうま。すっきりした冷酒と大変あいました。^^)
ほどなく鳥焼の天婦羅が登場。こちらは柚子コショウとシオが添えられています。いただいてみると、こちらも滋味。少し薄めに下ごしらえした鳥のさくっとした食感がおいしくいただけました。
（食道楽向けボキャブラリーが少なくて、おいしさが伝わらないのが残念ですが。:-(）

食べ終わりそうなころあいで「更科お入れしますか？」と聞きにこられるタイミングもバッチリ。当たり前とはいえ、行列が出来る混雑の中では簡単にできることではないと思うので、お店の方の日ごろの心がけもしっかりしているのだと思われました。

食べ終わっるころあいで更科登場。昨年、柚子きりをいただいてその食感とお味の良さにびっくりしたもので、今回はあえて本家更科にしたわけですが、まずそのままいただいてみると、これぞ更科。するっとした舌触りと、細い繊細な見掛けによらぬ心地よいコシのあるのど越し。間違えありません。次にワサビでいただいてみても大変良好、ツケツユはというとやや甘めダシ強めですが、どっぷりつけなければお蕎麦のおいしさを十分堪能できるバランスでした。
ところが、半分ほど食べ進んだところで、うーむ、この味はどこかで食べたような、という気がしてきて、はたと気が付きました。揖保乃糸ですね。ハナがきくほうではないせいでしょうが、究極の更科は高級そうめんと相通じるものがあると感じました。ワタクシのような野人には、更科はもったいない、ぬき実の挽きぐるみ田舎そばがいいようですね。^^;)

評点ですが、お味は前回よりもややアップしましたがコスバはやや下がりめ、お酒もやや下がり目で全体としては四捨五入分やや下がりました。ここ一年、いろんなお店で食べて評価スケールがやや辛めになっているような気がしますが、こちらはハイク向け加点しなくてこの総合点なので、高評価であることにかわりありません。

次回は、桜の季節にかわりゾハをいただきに来るかな。^^)

西立川の昭和記念公園にムスメと散歩にいった帰りに立ち寄りました。（ムスメリクエストでシモバシラが出ているか探しに行ってみました。ぽかぽか陽気だめでした。）

ま、それはともかく、西立川の「手打ち蕎麦 萱草庵」再訪も考えたのですが、今日は今まできたことがないこちらのお店にしてみました。

日曜日だったので、昼すぎは行列ができるかなと、散歩を早めに切り上げて11時30分に到着したのですが、すでに３組お待ちでした。:-o　それでも、すでに食べ終えて出てくる方が多いようで10分ほどで入れました。

先週に続いて蕎麦前からスタート、鴨スジ煮込みとニシン棒煮を冷酒（明鏡止水120ml）でスタート。棒煮は軟らかく甘めに煮付けたタイプ、鴨スジ煮込みはしっかり煮込んであって柔らかくて大変美味で、あっという間に冷酒２杯目に突入しました。

メインはワタクシはかわりそば柚子きり、ムスメは十番膳（松）天ぷらなし版にしまして、待つこと10分少々、ちょうど良いタイミングでサーブされました。

十番膳には手打ちもりと更科がついていて、蕎麦はムスメとシェアしました。まず食べた十番膳のほうは、ふーん、という感じだったのですが、少し黄色がかった柚子きりは食べてびっくり。同じ更科とは思えないみずみずしさとのど越しで、打ちたて、ゆでたて感にあふれる絶品でした。:-o　（残念なことにそば前でよっぱらっちまって、みずみずしい柚子きり蕎麦の写真を撮りそこないました。^^;）

セットメニューとしてのコスパは膳が上ですが、お蕎麦がお好きな方は単品のせいろ「手打ちもり、更科、かわりそば」から選択させるほうが間違えないと思います。ちなみに、かわりそばはほとんど毎月かわるようです。（一月は正月が桜海老、その後が柚子きりのようでした。）

評価のほうは、「料理・味」は柚子きり、棒煮、鴨スジ煮込みを対象にして少し高めにしましたが、セットの十番膳単品はお味3.8、CP3.3くらいかなと思われました。ＪＲ立川駅からだと伊勢丹8Ｆまでの移動があるので、ハイク向け加点はないですが、それでも堂々の総合評価でした。

昭和記念公園散歩の散歩レコはこちら。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1050713.html