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店名 |
ますや
|
---|---|
ジャンル | うどん、カレーうどん |
お問い合わせ |
042-393-9481 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 | |
交通手段 |
東村山駅から1,070m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
17席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
駐車場 |
有 店舗の右隣の駐車場に3,4台分 |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
サービス | テイクアウト |
ホームページ | |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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東所沢駅から清瀬金山緑地公園と柳瀬川を通り、秋津を通過して東村山駅方面まで歩いてきた。
府中街道から久米川辻と言う交差点を入ったところにうどん屋さんを発見する。
エミュウ 本店でしっかりしたパンを一つ食べたが、小腹が空いたのでうどんを食べてみようと思って、
民家風のお店の暖簾をくぐってみた。
「いらっしゃい」
私はのけぞってしまった。
戸を開けて待ち構えていたのは、田舎のおばあちゃんち、そのものだった。。
土間、奥に神棚があって畳の座敷、火鉢もある。
そこに集うまるで親戚のようなおじいちゃん、おばあちゃん達。
あと私より少し上のお姉さん方、まるで従妹や親戚のおばさんみたい。
私は心の中で偉いところへ来てしまったと思いながらも「す、座って良いですか?」と聞きながら
厚みのある座布団が敷いてあるカウンター席に座った。
カウンターには野菜の天ぷらが出来上がって置いてある。
「はじめてかい?」と店主のおばあちゃんに聞かれ、
「はい。宜しくお願い致します。」と言ってみた。
カウンターの上にお品が書いてありますと言われて色ちゃけた写真を見てみる。
肉汁うどん 700円があったのでそちらを注文してみた。
(店内全体がセピア色にも見えた)
うどんを注文した後に火鉢の横にある年季の入った夜間からお茶が提供され、
私も入店した瞬間から親戚の子供のような存在になりつつあった。。
「清瀬から歩いてきました」と言うと6人くらいいる親戚のような方たちに
「え!!!!」と一斉に驚かれ、盛り上がってしまった。
でも衝撃はそれだけではなかった。
私のうどんが提供される光景が目の前で確認できる。
すでに茹で上げしてそこそこ時間が経ったうどん、
少し手水がかけられた状態でざるに盛られで、お盆に乗せられる。
私の目の前にある野菜の天ぷらが皿に盛られ、最後にお椀にお汁が入って出来上がり。
お、おおお。。こ、これはまさに
子供の頃に小金井のおばあちゃんが作ってくれたうどんだ。。
嘗て私の母の実家は武蔵小金井にあり、正月や盆に帰ると母方の祖母はうどんを打って食べさせてくれた。
子供の私は祖母のうどんに対して少し違和感があった。お店で食べるうどんと違うなと。
昨今は武蔵野うどんブームで肉汁うどんが好きになっていった。
でもボリュームや腰の強さで満足する武蔵野うどんは子供の頃に食べたうどんとは違う。
そう、このお店のうどんこそまさに子供の頃の味だった。
そう思うと、うるっと来た。
うどんはコシが抜けてふやけているが、何か優しい食感で、お汁も美味しい。
天ぷらは冷めているのにサクサク。これもお汁につけて食べると美味しかった。
少しアクセントで胡麻でも振ってみるかと思ったが、汚れててふたが開かない。。
笑顔であきらめ、勧められたかんずりのような赤い柚子胡椒を入れて食べてみた。
ぴりっと辛く柚子の香りがしてとても美味しかった。
うどんをゆっくり味わってみたかった、何かここには長居してはいけないという動物的感が働く。
もしかしたら自分もこのお店の一部になってしまいそうな温かみを感じてしまったのだ。
あっ、それよりも何か変だなと思ったら、皆さんマスクしてない。。
だから余計に家族のように思ってしまったのか。。
3分もしないうちに食べ終わった私に、店主のおばあちゃんは「足りた?」と聞かれ、
「はい。胸いっぱいです。」と訳の分からない返しをしてしまった私だった。
祖母は数年前に他界し、元気だった頃も遠い記憶になっていたが、
このお店に来たことで、大切な光景を思い出した。
店内にはおばあちゃんが受賞したたくさんの賞状があった。
多摩の風景や花などの写真が飾ってあり、その表彰やお店の表彰のようだ。
東村山市が見守る遺産があるなら、ここもその一つだろう。
どうかこれからも残って欲しい。