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店名 |
閉店
枉駕(オウガ)
|
---|---|
ジャンル | 四川料理、薬膳、オーガニック |
住所 | |
交通手段 |
東久留米駅から278m |
営業時間 |
営業時間・定休日は変更となる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
予算(口コミ集計) |
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 |
席数 |
20席 |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
可 (20人以下可、20人~50人可) |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 |
駐車場 |
無 周辺にコインパーキングあり |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | 焼酎あり、ワインあり |
---|---|
料理 | 野菜料理にこだわる |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 隠れ家レストラン |
ホームページ | |
オープン日 |
2000年8月 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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追記:
このお店は、「中華」と考えてはいけない。
聘珍樓・福臨門流の高級中華とはぜんぜん系統がちがう。
一応四川料理にインスパイアされてはいるが、四川飯店とは似ても似つかぬものだ。
このお店に、ジャンルを当てはめるのは無粋ですらある。
あえて、いま流行の言葉でいえば、
いさぎよいまでに<フード左翼>のためのお店だ。
(客層がみごとなまでにそうなのだなコレが。)
波乱万丈の諸事情のため去年末で閉店するはずだったのだが、
聞きつけた隠れ常連で連日引きも切らぬ混雑になってしまい、
店じまいの機会が遠のいたというところに、
このお店を密かに愛する人の裾野の広さに驚きましたハイ。
(といって、明日閉まってもなんらおかしくないんですが…。)
お金と時間に余裕があるならば、
おまかせコース(六千円~)なんかがステキ。
単品のみだとあまり力量(≒すさまじいテマヒマ)が分からないとおもわるる。
どうしても単品でいきたいならばぜひ酢豚をめしませ。
子ども・おとなの野菜嫌いを直したいならこのお店はすごくおススメ。
***************************
うちの近くで、「どこか良い中華料理屋ない?」と言われたら、
ちょっと迷ったうえで、まちがいなく、このお店を挙げる。
素材の鮮度がいい。おいしい。安い。サービスが良い。
銀座あたりだったら、まちがいなく三倍から五倍の値段を取る水準が、
二人あわせて七千円以下なのだから、
コストパフォーマンスという意味でいえば、最強に近い。
特に海老はおおぶりでありながら、
身が詰まって、締まっていて、弾力もあり、おいしい。
絶妙に「はなざんしょう」が効き、
引き出された挽肉の旨みがあふれるマーボードーフは、
「これは、マーボーじゃない!」
と叫ばずにはいられない。
まったく別の料理だ。
忘れてはいけない。
野菜達も、とても吟味されていて、甘みがあり、
塩とも、黒酢とも、とても相性がいい。
数少ないお客のいるお店のなかは、
いつも、客の感嘆の声が、こそこそと、あふれている。
「なんというおいしさだろう。」
「どうやってつくったのだろう。」
どのお客さんも、気恥ずかしげに、ニコニコしている。
そして、なんといってもうれしいのは、
味を事前に、はっきりと調整できること。
素材の味をひきだした薄味にもできるし、
四川の辛みを前面に出した激辛(でも後味さっぱり)にもできる。
ご主人は、もともと四川料理の調理人であった人が、
後になってオーガニック(自然食品)に凝りはじめたらしい。
(いうまでもなく、お店の名前はオーガニックからついている)
というわけで、双方の極端がちゃんとできてしまう。
味があわなければ、いろいろと足したり引いたりを、
注文する形でできてしまう。
しかも、料理+気分に応じて、一品一品、事前に好みを指定できる。
当日その場でも指定できる。
まったく、ワガママの極みだ。
そして、必ず、
「お味はいかがでしたか?」と、
たった一人しかいない料理長みずから「お伺い」にいらっしゃる。
そしてワガママを聞いて、個別の客にあわせた味を
次回には作り上げてくる。
どうみても、一人四千円弱の店でやるサービスではない。
これだけ書くと、完璧な店だ。
しかし、珠には傷がいくつもある。
まず、お店の外装・内装に統一感がない。
特に外装は、ひどい。
手書きの龍が「KINEN」の珠を抱えたままウロウロしていて、
外からみると、いったい何をやっているのか、
さっぱりわからないお店に見える。
外に「オーガニック」で、と書いているが、
中では四川系中華料理なので、
一見の人は混乱するにちがいない。
そして、内装。
一応調度品も含めて、
四川系で統一しようとしているのだけれども、
なんともはんぱで、落ち着かない。
お皿と料理がてんであっていないことがあるのも、
このお店のふしぎなところ。
辛みのあるマーボードーフに、
緑や青をあわせて、ほんとうにどうしたいのか。
(追記:その後、お皿は、かなり統一感のあるものが
出てくるようになりました。
※「見立ての冒険」はやめちゃったみたいです。)
このお店は、一度来て、
その味にどんぴしゃりにはまった人は、
もう、何を食べても美味しいとおもう。
しかし、その一度が、不幸な出会いであれば、
そして、味を調整できるということを知らなければ、
たぶん、もう訪れることはないだろう。
このお店を上手にプロデュースしてくれる人がいたら、
このカイワイでは、完全に独走できちゃうようなお店。
(そういうお店としては、
ジャンルはちがうけれど、ロートンヌとかだろう)
でも、そうならないで、
ツゴウの良い不器用な隠れ家で、
ずっといてほしい気もするのです。
たぶん、この店を使っているひとは、
多かれ少なかれ、みんな、こういうワガママな欲を、
持っているのだろうなぁ。