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駅から遠いが、ここにも「一茶庵」の流れに連なる佳店が
最近は夏場でも良質の牡蠣を出す店が増えたが、やはり量的にも口福感が味わえるのは、これからの時期である。
フライ・バター焼き・鍋など様々な楽しみ方があるが、今シーズンの口開けとして選んだのは、昔から定評のあるこちらの「天ぷら」である。
気持ちの良い好天のため、当初は保谷の駅から歩くつもりであったが、目の前の道路が完成して以来、平日でも混んでいる様子なのでバスを利用。
12時前に到着したため、先客はまだ一組と言う状況。
「牡蠣天」は時間が掛かるという掲示があり、これからの混雑を見越して注文は「牡蠣天せいろ」にし、合わせてビール(プレミアム熟撰)を頼む。
お通しの「お新香」を肴にグラスを空けるうちに、10分ほどでまずは「そば」が登場。
女将さんは'先に蕎麦だけをお楽しみください'の言葉を添えた。
香りと言い食感と言い、相変わらずの見事な仕上がりである。
次いで出された「天ぷら」は、大粒の牡蠣3個に、野菜は椎茸・茄子・南瓜という内容。
以前に比べ幾分色付きが淡くなったような気がするが、薄目の衣でしっかりと旨みが閉じ込められている。
塩が添えられており、最初の一口はこれで味わう。
こちらの「天せいろ」には、特に申し出が無ければ別に「天つゆ」は付かない。
この後は天ぷらを「そばつゆ」に浸し、蕎麦を絡めるようにして食べ進めるが実に美味い。
改めてこれが「天せいろ」の醍醐味で、味の相乗効果を生む、理にも適った食べ方であることを確認。
余分な手の加わっていない、サラッとした蕎麦湯で〆て満足感に浸る。
期待通りの快適な時間が流れた。
帰りは気分良く、駅までの道のりを徒歩で戻って来た。
(新規に6枚の写真を追加掲載)
≪2015年3月のレビュー≫
定期的に通いたい店ながら、随分と間が空いてしまった。
土曜日の昼に、このくらいなら空いているだろうと、保谷の駅からぶらぶらと歩いて1時半過ぎに到着。
しかしこの時間帯でも5卓のうち、3つのテーブルが塞がっている状況。
変わらぬ愛想の良さで心和む女将さんに促されて、奥のテーブルに通される。
まずは「瓶ビール」(アサヒ熟撰)をもらう。お通しは「お新香の小皿」。
品書きに目を通すと密かに期待していた「牡蠣天ぷら」は、2月一杯で終了のようだ。
しかしそれに替わってこの季節ならではの「白魚」「さより」の文字を目にして、ラッキーと言う思いが湧いてくる。
この際欲張って両方を試したかったので、女将さんにお願いして2つを含めた「盛り合わせ」にしてもらった。
暫しの後に運ばれた大皿には、「白魚かき揚げ」と開いた「さより」が各2個。
野菜は「蕗の薹・舞茸・椎茸・南瓜・しし唐・隠元」という、豪華なラインナップ。
塩と粗くおろされた「大根おろし」入りの天つゆで、これらを食べ進める。
相変わらず'蕎麦屋の天ぷら'としては納得の仕事。
「白魚」も「さより」も元々それ自体の味わいは繊細だが、天ぷらにすることによりしっかりとした旨みが感じられる。
途中で「日高見」を1合追加して、極めて充実した「蕎麦前」となった。
蕎麦はやはり「せいろ」と「十割」の両方が楽しめる「二色せいろ」にしてしまう。
天ぷらに劣らずこちらも上々の仕上がりで、特に「十割」は素晴らしかった。
かつては一つの笊に並べてあったが、今回は2つが時間差を置いて出される方式になっていたのも嬉しい。
「一茶庵」の流れが明らかな、バランスのとれた「つゆ」の美味さも揺るぎない。
自然体の蕎麦湯で〆て、後味はすっきり。
暫しの満腹感と満足感に浸る。
こちらも開店から9年になるとのこと。
この店が出来た当時から一向に進まなかった店の前の道路整備は、あと数日でやっと開通の運びとなるそうだ。
駅から遠い辺鄙な所というイメージが強かったが、周囲の環境が整い、これからはますます人気に拍車がかかることが予想される。
≪2012年1月のレビュー≫
正月早々雑事に追われ蕎麦屋巡りもままならず、今年のレビューはこちらの再訪より開始させていただく。
この店もいつの間にか蕎麦屋部門で随分と上位にランクされるようになった。
今更ながら蕎麦好き人間がこの沿線には多いことを物語っている。
もちろんこの店自体の良心的な仕事振りとサービスの良さが主要因であることに違いはないのだが。
土曜日の1時過ぎ。「保谷」の駅からバスに乗ろうと思ったが、本数も少ないため寒風の中を歩いて到着。
丁度客が退けた後だったようで、運良く空いていた。
まず岡山の「喜平」という銘柄を熱めの‘燗’で1合。
肴はやはりこちらでは「天ぷら」を選んでしまう。
季節の「牡蠣の天ぷら盛り合わせ」を多めと知りつつ、1人前で注文。
お通しの「お新香」でちびちびやっているうちに運ばれてきた皿を見て、思わず笑顔になる。
大粒の牡蠣が5個に、野菜は菜の花・南瓜・紫芋・椎茸・いんげん・しし唐といった豪華な内容。
相変わらず愛想の良い女将さんに‘熱いのでお気をつけ下さい’と言われて頬張った牡蠣は、まさに感涙物。
結構きつめの揚げ具合のしっかりとした食感だが、旨味が凝縮されている。
通常魚貝の揚げものに付き物のレモンの必要は全く無い。
塩と天つゆが添えられているが何も付けずにそのままを、粗めの大根おろしを合いの手に5個を一気に平らげてしまった。
もちろん野菜の出来も上々。
エキスが溶け出しやすい「牡蠣の天ぷら」をこれだけしっかりした揚げ方をしては、さぞかし油の痛みが早いと思われるが、その点の気の使い方にも抜かりは無いようだ。
追加で福島の「金澤屋」を‘冷や’で頼み、ゆるりとしたひと時を過ごす。
蕎麦は定番の「二色せいろ」にする。
清廉な「二八」、ややザラッとした「十割」、ともに香りも食感も見事。
出汁が上品に香り、きりっとした味わいの「つゆ」にも間然するところは無い。
注文が入るたびに女将さんが摺りおろす、山葵や大根も丁寧な仕事。
蕎麦湯は当然ながら自然体。
「蕎麦屋酒」をこういった蕎麦湯ですっきりと〆ると、流行り物のドロドロの蕎麦湯がいかに鬱陶しい存在であるかが改めて判る。
奥で淡々と仕事をこなす主人の腕の確かさには、今回も感心させられた。
最近の皆さんの高評価も頷ける。
誠に満足度の高い「蕎麦屋酒」で今年がスタート出来たことを嬉しく思う。
≪以下は2010年10月のレビュー≫
以前「大泉」に在った頃に一度、こちらに移転してからは2回目で2年ぶり。
陽気が良くなってきたので「保谷」の駅から散歩がてら、てくてく歩いてきたが20分は掛かった。
以前工事中だった周辺の道路はとっくに整備されていると思いきや、未だに完了していない。
こちらは池袋の「一栄」の出身。ということは「足利一茶庵」の片倉さんの孫弟子ということになる。
まだ若い主人夫婦が、2人で切り盛りしている。
一軒家の自宅の一階に組み込まれた小規模の店である。
内部は普通の食堂といった風情だが、「一栄」があまり足を向ける気になれない雰囲気であるのに対し明るく清潔感が漂う。
「天ぷら」は季節ものを交えて、種類が豊富。
「天ぷら盛り合わせ」は‘一人では多いかもしれません’と但し書きにあるとおり、大きめの「海老」2尾、丁寧に下処理された「烏賊」2切れ、それに野菜が7種類10個ほどが満載された皿が出てきた。一見して持て余しそうな分量だったが、きりっとした「天つゆ」と多めの「大根おろし」が添えられており、難なく完食してしまった。
出来は蕎麦屋本来の仕事であるが、普通に美味かった。
「酒」の品揃えに過不足なく、値段も手ごろ。
今回はビールで喉を潤した後、「黒龍」を選択して‘蕎麦前’をゆっくりと楽しむ。、
蕎麦は「二八」と「十割」があり、今回は両方を楽しめる「二色」を選択。
何れも中太でコシや香りもあり、茹で上げ、水切りに至る仕事もしっかりしている。
特に「十割」の粗引きの食感を残しながら、無骨すぎない出来栄えは秀逸。
「つゆ」はいかにも「一茶庵」の流れを感じさせる、すっきりとした味わい。
「薬味」もきちんとしており、「蕎麦湯」が小細工の無いナチュラルであることも好感。
「蕎麦」の盛りもまずまずで、全体的にこの内容であれば値段は極めて良心的である。
奥は主人一人であるため多少時間が掛かるが、女将さんの健気な応対ぶりに待たされても苦にならない。
この立地にもかかわらず、近隣の住民に支持される人気店のようだ。
「保谷」には「すゞ木」という名店が在るが、性格の異なるもう一つの蕎麦屋の存在は選択の幅ができて有難い。
改めてこの沿線の蕎麦屋の層の厚さを感ずる。
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蓼喰人
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店舗情報の編集
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店名 |
一喜(かずき)
|
---|---|
ジャンル | そば |
お問い合わせ |
042-444-8040 |
予約可否 |
予約不可 |
住所 |
このお店は「練馬区南大泉5-1-9」から移転しています。 |
交通手段 |
西武池袋線「保谷駅」南口から徒歩15分。 保谷駅から1,136m |
営業時間 | |
予算(口コミ集計) |
¥3,000~¥3,999
¥2,000~¥2,999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
18席 (テーブル5卓18席(4人掛け×4、2人掛け×1)) |
---|---|
個室 |
無 |
貸切 |
不可 |
禁煙・喫煙 |
全席禁煙 お店の前に灰皿が…喫煙所ありです。 |
駐車場 |
有 3台分あり。以前の場所から変更しています。お店で地図を渡されますが、地図もかなりわかりにくいです。泉町きつつき公園の北西隣の泉コーポ向かいの駐車場のうち3台分です。 |
空間・設備 | 落ち着いた空間 |
ドリンク | 日本酒あり、焼酎あり、日本酒にこだわる |
---|
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
ロケーション | 一軒家レストラン |
サービス | テイクアウト |
お子様連れ |
子供可 |
オープン日 |
2006年6月25日 |
初投稿者 | |
最近の編集者 |
|
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好天の日曜日の昼、急に思い立って出かけたのはこの沿線でも屈指の名店と知られたこちらの蕎麦屋。
お目当ては天ぷらに定評のあるこちらでも、これからの時期ならではの「牡蠣の天ぷら」である。
それほど間が空いたとは思っていなかったが、実に3年ぶりである。
保谷の駅からは歩けないことは無いが今回はバスで向かい、3つ目の「保谷庁舎」で降りて1.2分。
かつては好立地とは言えなかったが周辺はすっかり整備され、現在は広々とした道に面した遠くからでも目立つ店舗となっている。
5分前に到着すると、店頭に2組の待ち客の姿が見える。
定刻より少し前に女将さんにより暖簾が掛けられた。
その後にも6.7人の団体さんの入店が続き、すぐに満卓となってしまった。
最初はゆっくりしようと思っていたが、そんな雰囲気ではないのですぐに「牡蠣天せいろ」を注文。
それにビール(アサヒプレミアム熟撰中瓶)をもらう。
お通しには「お新香」の小皿が付いた。
ビールが半分ほど空いた頃に'二八'の「せいろ」が登場。
前回同様に女将さんから'先にお蕎麦をお楽しみ下さい'の言葉が添えられた。
その通りに先に蕎麦だけを2.3本啜ってみると、香り良く蕎麦自体の甘みも感じられる。
やや切りが不揃いながら歯触りも喉越しにも優れた、見事な仕上がりである。
こちらではついつい天ぷらの方に目が向くが、蕎麦もハイレベルであることを改めて確認。
次いで「牡蠣天ぷら」が登場。
大粒の牡蠣3個と野菜3品(茄子・南瓜・椎茸)の組み合わせで、揚げの技術も上々。
熱々を塩とつゆで食べ進めるが、実に美味い。
加算すれば別に天つゆが添えられるが、天せいろの趣旨は蕎麦と天ぷらをつゆを仲立ちにして一体として味わうことにあるため、これは敢えて必要ない。
つゆも相変わらずの美味さだが、徳利で出されるのであればもう少し量が欲しい。
薬味の山葵は上質のおろし立てがたっぷり。
蕎麦湯は釜湯のままの自然体で、時流に迎合しない姿勢は好感。
見返すと前回と全く同じ注文内容だったが、味の面での満足度は変わらない。
忙しくとも、遜色のない仕事ぶりが貫かれていることには感心。
11時半に入店して、今回の滞在時間は30分ほど。
店内の入り口脇にも表のベンチにも待ち客が居る状況に、早々に席を立つ。
最近はますます人気に拍車がかかっている様子。
以前はそれほど立て込まなかったが、休日の昼は避けた方が無難のようだ。
これからは専ら平日の少しずらした時間帯に寄ることにしたい。