【限定】カカカカカカオ。 : パパパパパイン

そいやあバレンタインデーが近づいてるじゃん！
と１年ちょっとぶりに行ってみましたよ、
パパパパパインに。
ご自分へのご褒美チョコらーめんに
興味を覚える方もいらっしゃるかと思いました！

西荻窪で一世風靡したらーめん店。
町田のターミナルプラザにお店を構えたのは
２０１７年１２月２８日。
拙者はそのオープン日に行き、
割と気に入り、でも中毒性はなかったことも
覚えています。
だから、間が空いた。

現・貝ガラ屋の場所に昔、クラー軒がありました。
https://tabelog.com/kanagawa/A1407/A140701/14050804/
オープンは２０１３年５月１９日。
拙者はその１週間後に訪問し、
チョコ担々麺を頂き、心が躍ったことがあります。
なんだこれは？！ウマーウマー！！って。
中には、こんなの食べられるか！！
みたいな酷評もあり(笑)、直きお店はなくなった(^^)。

クラー軒のチョコ担々麺の場合は、動物系のお出汁に
チョコと何かを溶いて、仕上げに山椒オイルが回しかけられ、
蓮華でスープをひと口、とても気分が上がったことを
覚えています。
でも、２回目は初回ほどには楽しめなかった。

さて、今日はバレンタインデー前にカカカカカカオ。
閉店したクラー軒まで含めたら、今度
パパパパパインと同じまちだターミナルプラザ内に
４つ目のお店をオープンさせることになっている
倉田氏がそこに暫くいらしたので、
少しだけお話を伺えば、この新しいバージョンの
チョコ担々麺では、動物系ではなく、
パパパパパインの基本のスープである
昆布＆煮干出汁を使っているそうで、山椒はなし。

■カカカカカカオ　９５０円(税込)
いやぁ、しっかりと旨かったですよ～！
素直に美味しいと思えたし、やっぱり中毒性は
なかったので、２回目も食べたいかと問われれば、ノン(笑)、
同じ千円を使い他のお店の何か未知の味を探ってみたいですが、
とろみがあるのかと思えば、さらさらとしたスープで、
ビター感はないチョコレートが和風出汁とマッチしています。

その強くはないけどしっかりとした甘み、
そしてパイナップル果汁の
少しだけ酸味の感じられる甘みと
超粗挽きで何かの醤(ジャン)が少し効かされているっぽい
挽肉の味と合わさると、とても、までは行かずとも、
素直に、美味しいなあ！と思えましたね。

麺は細めの低加水のもの。
レギュラーのパイナップル海老塩ラーメン等と共通のもの
と思われ、１玉150gとのこと。
何も言わずとも今風のかための茹で上がりで、
パツっポキっとするストレート麺はチョコレートスープを
とても良く纏いました。

まあまあ食のレンジが広いと自負している
僕の感覚だと別に奇抜でもないし、
甘ったるくないスープはなかなか楽しめたし、
チグハグな味わいにはなっていない、
その意味でお料理にはなっていたので、
新しいものや未知のものを食べてみて、
食のレンジを広げたい方などは、
お食べになれば、結構楽しめるかも知れません。

指名しておくと、さぁにゃいさん、アビーさんと
pureberryさんにはぜひ食べてみて欲しいな(^^)。
食数限定なのかは未確認ながら、
２月末までは用意するそうですよ。

※同じターミナルプラザ内のはるたんの跡に出来る
(クラー軒を除けば)３号店は、
お店を任されていた方にお聞きすれば、
「そうですね、４月中には」オープンしたいとのこと。
「ぜひ！(来て下さい)」と言っていました。

食いしん坊なら名前くらいは聴いたことがありますよね。
行ったことがなかったので、繁盛店だったのかは知りませんが、
西荻窪でとても有名になったパイナップルラーメン屋さん。
cf.西荻窪時代の食べログページ

店主である倉田氏のおうちは町田にあるそうで、
今回晴れて移転オープンとなりました。
本日１２月２８日(木)午前１１時にオープン。

スペースが余りなく断ったのか、お花関係は少なめ。
流行りのらーめん店の仕掛人として一世風靡した
渡辺樹庵さんからもパイナップルの木が届いていたし、
お店に顔を出しに来ていたのが
多分じゅあんさんじゃないかな。

系列のお店だと、どういう位置づけだったのか(１．５号店??)、
現・貝ガラ屋のところに以前クラー軒があり、
そこのレギュラーだった「チョコ担々麺」を食べた時に、
想定外の旨さに気分をとても上げられたことがあります。
どうやら、そのチョコ担々麺を考案したのが倉田氏。
因みに、チョコ担々麺は当時、
じゅあんさんにはダメ出しをされていました(笑)。

さて、新生パパパパパイン。
初日の今日は２号店である８１番のおふたりがヘルプで入っていた。

■海老塩ラーメンいっぱいん　１０５０円(税込)
開店祝いの積りで、+２５０円のいっぱいん＝特製を。
大盛(１．５玉のはず)は+１００円(１玉150g)。

西荻窪のお店を閉じた後、暫くしてから？８１番で
水曜日限定で出されていたパイナップルラーメンに関しては、
果汁の酸味が立ち、ちぐはぐな印象を受けたのですけど、
今日のものに関しては全然ちゃんと美味しい。

西荻窪時代(2011～)の当初は昆布と煮干を水出しするだけで、
スープは炊いていなかったそうですが、
今日の出汁感は水出しとは思えないほどの
しっかりとしたものだったので、
もしかしたら煮出すようにもしたのかも知れません。

蓮華でスープをひと口。
まずは甲殻類な海老の風味が過剰でなく上品に立ちます。
そして、苦味等はなく、旨味だけの出汁感。
塩だれは円やかで爽やかな味わいもするスープのうち
４分の１(80mlとのこと)も入っているという
パイナップル果汁の酸味は控えめ、
甘みは過ぎることなく、人を選ぶでしょうけど、
個人的にはしっかりと清湯スープに合っていました。
今日はちぐはぐな感じはなく、後味すっきりと爽快。

当初の狙いは、面白さ８に対して
美味しさ２みたいな感じだったようですが、
面白さ＝驚きは特にはなかった。
というのは、パイナップルラーメンをパパパパパインは
単独でとても有名にしましたからね。

細麺は、固くも柔らかくもなく、むっちり。
表面甘い黄色のパイナップル味玉までみな良かったですよ。
厚めのほろほろチャーシューにはしっかりと味付け。

らーめんへの固定観念が出来ちゃっている人よりは、
もしかしたら、らーめんは食べ慣れていなくて、
甘いお料理にも抵抗がない人の方が素直に楽しめるかも。
町田が定番の方は、ものは試しに
ターミナルプラザ２階の奥まで行ってみたら
気分を上げてもらえるかも知れませんね。

cf.西荻窪時代の倉田店主へのインタビュー記事