中華屋さん風の定食屋さん兼ラーメン屋さん : 幸 春夏冬

　こんばんは、天反ぢいです。
　昨日は久しぶりに中河原の春夏冬さんに行ってきました。
　お店は中河原の改札を出て鎌倉街道を渡り、関戸橋方向に少し行ったところにあります。
　このお店、中華屋さんというほど中華に特化していないし、定食の種類も多くはなく、ラーメンの種類が一番多いです。でも、一番出るのは、ランチのセット物でしょう。
　ちなみに、お店の名前は「しゅんかとう」と読むようです。「あきない」などと読まなくてよいようですね。(メニューにふりがなが書いてある）

○2021年6月23日昼12時10分ごろ訪問
　この日のランチは

・定食：肉ニラもやし炒め　750円
・丼セット：ラーメン＋ミニ中華丼　900円

　でしたが、ワタクシはラーメンにします。

・みそラーメン　870円

　注文すると、やがて炒める音が聞こえてきます。ここの店主、炒めの腕は確かです。中華鍋を使って強火で炒めている感じです。
　やがてラーメンがやってキタ。

　みそスープの上にたっぷり目の野菜が載っています。
　もやし、キャベツ、ニラにきくらげ、上に太目の長ネギの輪切りがたっぷり載っています。肉はひき肉が入っています。白ゴマと黒ごまが少し掛けてあります。

　いただきます。
　スープは、味噌の味がしっかりしていますが、それに負けないくらいの旨味があります。と言っても、こだわりの味噌ラーメンのお店のような味でも、札幌ラーメン系の味でもありません。
　だしに何を使っているのかよくわかりませんが、鶏系のような気がします。この旨み量からするとうま味調味料も使っている感じがします。味噌ラーメンとしてはしっかりした味でおいしいです。
　麺はストレートに近い細麺ですね。札幌ラーメン系の加水率高めの縮れた弾力麺ではありません。ツルツルでもなく、なんか家系麺を細くしたみたいな。
　具の炒め方はやはり秀逸。でも、本格中華のような、しゃきしゃきじゃなく、少しやわ目の炒め方で、万人受けしそうです。でも十分に食べ応えがあります。ひき肉も少なく、肉系が寂しいのが不満と言えば不満ですけど。
　それから、唐辛子があります。これは少し湿っていて、入れるとすぐに辛くなります。その気になれば、いくらでも辛くできますね。一味じゃこうはいきません。これいいですね。

　というわけで、しごくまっとうにおいしい一杯でした。
　いやー、たまには街の食堂もいいですね。
　ではまた。


　

〇2017年6月24日(土)昼12時10分ごろ再訪

　この日も休出で、仕様のため早めに帰らなければならかったので、手近なここにしました。
1年ぶりくらいかと思ったら去年の10月にも来ていました。
　ここのラーメンはおいしいんですよね。どうしてなんだろうと考えてしまいますが。
メニューは、よく覚えてなかったので、考える間もなく以前食べておいしかったもやしラーメン(750円)に
しました。
　土曜日にもかかわらず、手狭な店内にはわりと人が入ってます。
中には、ホルモンにビールとかいう人もいました（うらやましい）
　厨房からは豪快に炒め鍋を振る音が聞こえてきます。時々火が上がります。

　待つことしばし、ラーメンの到着です。
　このスープ美味しいんですね。何でだしを取っているのかさっぱりわかりませんが、
鶏ガラベース＋αなんだと思います。化調臭さはみじんもありません。
アツアツで来るのもよいです。
　具は、もやしラーメンのくせに、キャベツもニンジンもニラもきくらげ入ってますし、
豚肉も入っています。上には胡麻が散らしてあります。よく見ると黒と白。
ダイナミックな炒めでしたが、今日はちょっと炒めすぎ。
　麺は、伝統的な細麺で（ちょっと太いかな）で、なかなか適度な弾力、モチモチ感、
あまり意識しませんでしたけどおいしかったです。よくあるラーメン屋さんよりは量が多いです。
でもたくさんというほどではありません。午後も仕事の私にはちょうど良い。
足りない方には中盛り(+100円)も大盛(+150円)もできます。
　例によって、辛さMAXの湿った唐辛子の瓶があります。結構辛いので入れ加減が難しい。

　ごちそうさまでした。またお世話になります。今度はどのラーメンにしようか、
それともおすすめの定食？

2015年2月10日（火）12時10分ごろ訪問
今度は「郎郎郎」の向かい側のこの店を訪問しました。
店内は狭くて雑然としていて、カウンターにテーブル2卓（2人用だったか）
統一メニューがならべてあるわけではありません。（ないわけでもない）
とにかくラーメン類を食べようとして入りました。壁のメニューを
見渡します。いろいろあります。オーソドックスな「ラーメン」とか
「塩ラーメン」、広東麺とか中華風、辛いのが「熊ラーメン」、
「ニララーメン」。どれにしていいのかわからないので、どなかかが
書き込んでいた「熊ラーメン」（税込み750円）にしました。
店内はほぼ満席になり、待つことしばし。ちなみにお冷はレモン汁が入ってます。
他のお客さんは定食を頼む人、ワンコインメニューを頼む人、
（店のおばちゃんは「わんこ一丁」とコール）この日は中華丼だった
ようです。（後で、店の張り紙で知った。どうりで中華丼の人が多いわけ）
それから、「クロラーメン」を頼む人が。メニューにそれらしきものが
ありません。（具だくさんでよさそうに見えましたが）
　とにかく待つことしばし、熊ラーメンが来ました。
（店のおじさんの手際は良い。たくさんのメニューをどんどんこなす）
スープは辛いですが、辛すぎることはなく、ちょうどよい感じです。
唐辛子を練ったような調味料（大瓶で）がありましたが使いませんでした。
何かわかりませんが、良いだしが出ています。
うれしいことに、ものすごく熱々です。
麺は細麺ですが、東京ラーメン風のツルツルではありません。
ちょっと柔らかめかな、と思いましたけど、あまりのびません。
量は普通です。東京ラーメンに比較すれば多い方かな。
具は、きくらげ、ブナシメジ、玉ねぎ、メンマ、ネギ
そういえばチャーシュー等肉系はなかったかな。
卓上にニンニクがあることに気が付き、入れました。
（ちょっと入れすぎました）
おいしゅうございました。なぜ「熊」なのかわかりませんでしたけど。
（でも少し高いかな。今度はオーソドックスな「ラーメン」（税込み600円）にしてみよう）

○2015年10月6日（火）13時10分ごろ？再訪
結構時間がたってしまいましたが、いよいよ「ラーメン」（税込み630円）を
注文しました。消費税の波が来ているのですね。
これが大当たり。おいしかったです。
複雑な作りのカウンタで、厨房の前の最後の席をget。調理の様子が
見えます。
中華鍋で、具材（もやし、ネギ）を炒めている間に、麺を煮て
丼にしょうゆだれを入れて、だし汁を張ります。そこへ、麺を投入、
具材を載せます。具はチャーシューとメンマと、もやし、ネギと
海苔1枚。
だしは白濁していて、おそらく鶏ガラメインではないでしょうか。
（科学調味料もひょっとしたら使っているかも）。
とにかくしょうゆだれに負けないパンチががあります。
チャーシューはちょっと硬いけど、肉の味が堪能出来て
Goodです。（できればもう少し軟らかく）
麺はおそらく前の「熊」と同じです。今度はちょうどいい固さ。
もやしは普通の東京ラーメンには入ってませんが、
シャキシャキです。（もう少し入れてくれてもいいのに）
ごちそうさまでした。恐れ入りました。
（加点しておきました）

○2016年5月1日(日)昼12時20分ごろ再訪
　この日は日曜日、近くの中華屋のランチも休日価格。
そこで、ラーメンがおいしかったこの店にしました。
この日は、広東麺(税込み780円)を注文しました。
　日曜にもかかわらず、結構お客さんでいっぱいです。
カウンターは2席のみ空いてました。カウンターのほとんどの
人がラーメンを食べてます。
　やがて、具を炒める音がして、作り始めたようです。
店員さんは、いつものおじさん、おばさんではなかったですが、
なかなか皆腕はよいようです。
　やがて着丼。餡かけの具がいっぱいです。炒め竪熱々です。
具には、白菜、たけのこ、タマネギ、人参、きくらげに、
豚肉です。熱々の餡にからめられていて、ちょいと唇がやけどに。
案自体の味付けもなかなかおいしい。ちょっと甘い感じもよいです。
上には、ゆで卵のスライスが乗っています。
　餡が多くて、麺を引き出すのに最初は苦労。麺はいつもの
麺だと思いますが、ちょいツルツル、ちょいもちもちのいい感じです。
固さも適度。
　下のスープもおいしいです。醤油味ですが、何かわかりませんが
いい出汁が出ています。ちょっと中華系のような味もします。
　調味料に、ニンニク(業務用のものがそのまま)と、唐辛子
(一味を水につけたようなもの）がありました。
　この唐辛子は、カプサイシン抽出済みという感じで、1匙で
辛くなります。雑味もなくいい感じです。これをちょっと入れて
おいしくいただきました。
　ごちそうさまでした。

○2016年5月5日(木)(子供の日)12時半ごろ再訪
　この日も休日、美味しいラーメンを食べたくて再訪です。
　今日は結構空いてます。いつものおじさんとおばさんです。
何にしようか迷いましたが、もやしラーメン(税込み750円)を
注文しました。
　やがて作り始めます。フライパンに具を入れて炒め始めます。
よくは見えませんが、具にいろいろと調味料を入れているようです。
最後にはスープも投入したようです。丼に移して出来上がり。
　丼はやはり熱々でした。もやしラーメンのはずですが、
具はいろいろ入っています。もやしよりキャベツの方が多そう。
他にもニラ、人参、豚肉も入っているようです。上には胡麻が
掛けてありました。
　このラーメンも期待にたがわずおいしかったです。
　麺はいつもの麺、スープも広東麺とほとんど同系統でした。
ニンニクと例の唐辛子を入れて、美味しくいただきました。
　ごちそうさまでした。

○2016年10月6日(木)午後1時少し前再訪
　この日は昼休みに用事があり、少し遅い昼食になりました。
さすがにこの時間はかなりすいています。
　何かラーメンをと思い、今回は「辛」印のニララーメン(780円)に
しました。やがて5分くらいで着丼。
　麺はいいですね。ちょうどいいです。どちらかというと細麺ですが、
かん水の効いたツルツル麺ではなく、小麦感のある、それでいて
腰のある麺です。
　スープは、とっても旨みが出ていておいしいです。醤油系でも
なくて、味噌系に近い感じもありますが、ざらざら感はなく、
独自の麺です。やはり辛いです。私にとってはちょうどいい
くらいですが、人によっては激辛と言うかもしれません。
　具は、韮ともやしと玉ねぎを炒めたものだけ。肉系なしです。
　ちょっと炒めすぎか、スープで煮込みすぎか、やわらかすぎの
感じがあります。でもそれなりに乗っていて、食べた感があります。
でも、もやしラーメンの方が安くて具が多くてお得に感じますが。
　そういえば、作っているのは以前のおじさんではありませんね。
　とにかくごちそうさまでした。