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待ってました!カレー風味の野菜餡掛け!!お安い上にボリューミィー過ぎて泣ける!!!
<2017.12> カレーソバ
町中華は「寄せ付けない雰囲気」も魔力的ですが、基本的には飲食業はこのようにありたい。暖簾を潜ると、一瞬にして人が良さそうな大将が、そそくさと仕込み等の仕事をこなされております。私の気配に気づくと、さっとお冷やを準備してさささーーーーっと運んでくれる。お盆の代わりに扇子をもたせたら、その流麗さは、ひょっとしたら野村萬斎といい勝負かもしれません。オレは「カレーソバ」と短く告げたところで、大将は180度向きを変え、また厨房へとさささーーーーっと帰ってゆかれました。
厨房へ戻ったら、すぐさま中華鍋がガチャガチャカチカチ唸る音が始まりました。カレーソバの展開とは思えなかったんですけど、とにかく連続する音に耳を傾けます。するとその間、奥様が仕入れから帰ってきたり、業者が食材を運んできて、一人で検収と支払いを済ませたりと、大将とても大変そうですが全部対応されてます。思わず「職人技だな・・・」とつぶやいてしまいますよ。すると後客が入ってきて、お次は麻婆豆腐セット(だったっけ?)をご注文。この忙しさは、ラーメン専門店の比ではありませんね。
<待ってました!カレー風味の野菜餡掛け!!お安い上にボリューミィー過ぎて泣ける!!!>
厨房でカチカチと音と立ててた中華鍋が突然鳴り止む。直後に水と竹のブラシで洗う音がジャーっと聞こえてしばらくしたところで、奥さんが恭しくも運んでくれたのがこの一杯、この麺顔です。
ついに出た!「餡掛け風カレー!」の醍醐味。待ってましたよこれこれこれ!っと頭の中はファンファーレが鳴りひびき、遭遇の喜びに震えてしまいます。やっと出た「中華餡掛け」と「カレー」のコラボ。こういうのを食べたかったのだわ!。ざっくり表現すると、「野菜餡掛けラーメン」に「カレー厚化粧」を施したらこんな感じになるのでしょうか。別にチャカしてませんが、そんな感じで美味かったのです。
レンゲを置いても直ぐには沈みません。そこを押し当てて汁を雪崩れこませてから掬い上げるという感じになります。野菜は結構多めで、もやしは小さいサイズでやや短めなのが食べやすかったです。半分透明になっててシャキシャキと言うよりは、半分くたった感じが餡とはコラボ良さそう。後意外にキャベツが多めで、他に人参とニラ、そしてキクラゲが入っており、独特なカレー感を醸し出しています。
また豚こま肉が旨い。カレー味と混じる前に、ちゃんと中華鍋で炒められてからカレーにまみれております。だから、最初の表面の味わいと、中盤以降噛み締めてからの「味わい」「香り」がまるで違います。「カレーが滲んだまま炒め上がる」のと「炒めた肉にカレーが混じる」のでは違う。後者なのですが、違いは伝わりますでしょうか・・・不安。
<熱ダレしそうで風味をキープ!カレーと熱にまみれて耐え抜く「多加水ストレート細中華麺」!>
きっとこの時点で、そこそこどんな麺でも相性良さそうと思っていたのですが、実際にこの麺を食うと「この相性が良い」と説得されてしまいます。普通の中華麺なのに、細くて熱には弱そうなのに、風味が残ってカレー餡と混じると旨いのです。やはり、カレーには白飯か小麦粉グルテンの味わいが、相性良い。
前歯に力を加えると、スカスカプチプチと千切れて、どこか晩秋初冬のアンニュイな気分に似ています。しかし、続けて奥歯へと運んで潰して食うと、風味がふわっと届いて、カレー印象が後から結びつくような印象。実はこのカレー餡はすごく熱くて蓄熱性に優れるから、時間経過で風味は消えて行きます。そこでその引き換えになるのが「しなやかさ」の増加。後半になるほどに、カレーと絡むようになるので、まさにカレー麺といった首尾一貫性は保たれる感じです。
<やっぱり餡掛けだけではなかった・・・ベーススープの存在>
一応短くコメント残します。当初、「野菜餡掛け風」と思っていたから、ベーススープの存在なのないと思っていたのですが、後半以降に餡の粘度が急に緩みだした。だから、分厚いカレー餡の下にはベーススープが少し存在したのでは?と考え込んでしまいます。しかし、探しても分離したベーススープは探せなかったのだがね・・・。
総じまして、「一杯食っただけで凄みを語る町中華カレー麺!」と言う素直な気持ちです。ここは定期的に訪れてしまいそう・・・・思わずメニュー制覇したくなる気分です。ここは何を食っても旨いと思うのだけど、あまり○ベログなどでも評価はそこそこだし、ネット露出度は低め。FC東京の試合がある時などは、プチ打ち上げなどで盛り上がるかもだが、店の迷惑にならない程度に、宣伝部長をかって出ようかしら(ウソです)。ともあれ、すでに「肉ソバ」か「ねぎラーメン」に興味津々なのであります。こりゃ間違いなく年内にまた来るかも(笑)。とりあえず応援気分で、最後に詠って締めときます。
空腹も
小春日和で
心地よく
額汗かく
餡掛け中華
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!
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店名 |
長陽
|
---|---|
ジャンル | ラーメン、中華料理 |
予約・ お問い合わせ |
042-448-0100 |
予約可否 |
予約可 |
住所 |
このお店は「調布市小島町2-9-4」から移転しています。 |
交通手段 |
京王線 飛田給駅南口 徒歩2分 飛田給駅から146m |
営業時間 | |
予算 |
~¥999 ~¥999 |
予算(口コミ集計) |
¥1,000~¥1,999
~¥999
|
支払い方法 |
カード不可 電子マネー不可 |
席数 |
16席 (テーブル4人×3席、カウンター3席) |
---|---|
個室 |
無 |
禁煙・喫煙 |
全席喫煙可 2020年4月1日より受動喫煙対策に関する法律(改正健康増進法)が施行されており、最新の情報と異なる場合がございますので、ご来店前に店舗にご確認ください。 |
駐車場 |
無 近隣にコインPあり |
空間・設備 | カウンター席あり |
利用シーン |
こんな時によく使われます。 |
---|---|
初投稿者 | |
最近の編集者 |
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<2017.12> ねぎラーメン
チャリで遠出して気分転換しようということで、今回はクルマを選んだのですが、これがまた各所で道路工事に遭遇してばかりです。ツマラナイ渋滞に巻き込まれてしまいましたので、早々に近場でラーメン活動することに切り替えました。そんなわけで、先日食した「カレーソバ」の印象が良くてまた来てしまいましたよ・・・飛田給。狙うは「中華 長陽」さん。こちらで「ねぎラーメン」があるのをちゃんと確認してましたのも訪問理由の一つです。
しかし、飛田給駅のスッキリ整然とした駅前は、青空が広く見えて非常に清々しい。再開発されたばかりで、また人も少なく、何処となく長閑なんだけど、ここは東京都調布市。寂しくもなく、スタジアムも近くにあり、空には飛行機が間近に見えます。近くのローソンでタバコをふかしてから、悠々と再訪問させてもらいました。入店するなり「ねぎラーメン」を速攻で注文です。
<作り置き感のない丁寧な辛味ねぎ!細かい千切りでサクサクと感じる>
慌てなくても混まないから楽な店です。先客は丁度来たばかりの2名。相当な老人とその息子さんらしき組み合わせで、親子昼飯なんだなと和やか気分。何を注文するのかと別に気にしてなかったのですが、瓶ビールを注文した後、がっつりメニューを4品目ぐらいオーダーしておられ、全部食えるのかと思わず心配になる。まあ余計なお世話ということで、あしからず・・・と思っていたところで、店の大将の奥さんが運んでくれましたのが、この麺顔です。
うん!実に攻撃的でない町中華の顔をしております。通常のラーメンに辛葱が乗っただけというシンプルな構成。これでいいんですこれでいいんです。実はねぎラーメンを注文した後、調理場でトントントントン・・・と響く包丁の音が聞こえまして、ねぎを刻み始めたのが手に取るように分かりました。作り置きしてないところが嬉しい。こういうトッピングは、下準備程度で冷蔵庫でストックしていることが多いのですが、少し冷えた感じが興ざめするところ。そういう不安がないことだけでも好印象です。山盛りの標高は高くないが、質感が高そうな辛葱という感じです。
この辛葱が嬉しいのは、葱の千切りがとても細かいので、上品に思えるところ。ザクザクと前歯で潰し切る間隔もいいのですが、繊維が細かく刻まれてサクサクと上品に切れ込むのもまた良いわー。チャーシューは混ざらないタイプですが、その代わり一枚スライスのチャーシューがそばに控えています。
味付け的には、豆板醤の辛さが先行するイメージでしょうか。辣油もありますが、少しばかりの発酵感がありいい感じです。辛葱と一口で言っても、辣油・赤唐辛子・豆板醤等の強弱が店によっても変わりますから、違いを楽しむのもラーメン活動の面白いところかもです。
チャーシューはロース部位のよくあるタイプ。大判ですがやや薄めで、一口で食べきった方が美味しく感じると思います。タレなどの塩気も強くなく普通にあっさりとした味わいで柔らかく食えます。辛葱と麺を巻いて食って楽しみました。メンマは深い色をしていますが塩気は強くなく、くたっとした歯応えでライト間隔でさらっと食えます。青菜は、小松菜で茎の部分の淡い苦味が、辛葱とは違った清涼感を与えてグッドです。
<マットであっさりな醤油清湯にじわじわ滲む豆板醤と辣油の辛味>
トッピングの味が滲む前に、ベーススープを味わいましたが、かなりあっさりめでは?と感じました。動物系の旨味は、色気を感じるというより、淡白でマットなイメージ。昔ながらの王道な東京醤油麺と感じさせる分かりやすい味わいがいい。華やかさより、マットな仕上げで安定感ありと感じます。
二口目からじわじわと辛葱の味浸透が始まります。辣油の攻撃性は低めで、また赤唐辛子のパンチも控えめ。しかし豆板醤の風味は前へ前へと広がりまして、酢とは違った発酵感からくる仄かな酸味が辛さと共にやってくる感じ。後から辣油のような油の味が分かるという運びで食い進めました。ただ・・・・一言添えるなら、今回はもう少しだけ、熱量が欲しかったかも。
<滑らかでソフティーなモチモチ感が快感を誘う中華麺>
スープの熱量の感じ方もあって、熱ダレもなさそうです。以前感じたように、多加水らしいモチモチした感覚が楽しめますが、密度感がそれほど高くもなく、汁を吸い込む部分もあってソフティーな歯ごたえ感覚です。前歯がとてもリズミカルにスパスパと切れ込みましたし、また奥歯ではクチリとあっけなく磨り潰される。そこに微妙に細ねぎが絡むから、また楽しくもなります。
喉越しについては、全く問題ない滑らかさで、ズボボボボボーーと一気にすすれます。葱の引っ掛かりも気にせずにすすれます。辛葱なのにむせません。マイルドな豆板醤が貼り付いただけですから。
総じまして、「町中華のプチご褒美を感じる優しい辛葱麺」と言う感じでしょうか。690円という価格設定も嬉しい限りで、町中華の心意気すら覚えます。ここはまた来るつもり。ねぎラーメンの隣に書いてあった「鳥あんかけソバ」というのがとても興味をそそりますし、当分飽きさせませんねー。スタジアムでイベントがない週末を狙って来ようと思います(近隣コインPの料金が飛躍的に上がるため)。ということで、平日のモヤモヤ感が和らいだところで・・・とっとと最後に詠って締めることとしますー。
冬晴れが
仕事憂鬱
打ち消して
軽やか気分で
軽やか葱麺
お粗末!と言うことで家族にも感謝しながら合掌!!今日も本当にごちそうさまでした!!!