残念ながらさようならです。 : らぁ麺 はやし田 国立店

醤油スッキリ淡麗系のラーメンチェーン「はやし田」
我が家でも車で行けるラーメン屋としてルーティーンに入っていた。
とある日の夜、半年くらいぶりに夫婦で行ってみることにした。

入店すると店内は空席が多く、かつて行列が出来ていた感じとは違っていた。
日曜日の夜なのでそれなりにお客さんが入っていても良さそうだか。
私と妻は期間限定の煮干背脂ラーメン 800円を選択。
案内されたテーブル席に座った。

ところが、なかなか食券を取りに来ない。
とりあえず待つ間にテーブルにあった味玉プレゼントのスタンプアプリを入れる。
それでもなかなか来ないので、声をかけて食券を受け取ってもらった。

そしてラーメン到着。遅れてサービスの味玉も。
煮干背脂ラーメンは一口めはまぁまぁかと思ったが、
直ぐに味が濃すぎると思った。
丼が小さく麺がダマになってる。
スーブの量が少ないので背脂が溶けない。
何ともドイヒーラーメンだった。

私だけがそんな感想なのかと思ったら、
妻は更に半分以上残してた。
やっぱり味が濃いと思うのは私だけではなかった。

更に家族連れでも来やすいように広めのテーブル席と
中央にガチャガチャがあるのだが、
流石に幼児の奇声が響く中で
ドイヒーラーメンを我慢して食べられるほど
心が広くない。
私は何とか残さず食べたが、直ぐに帰ることにした。

普通の醤油ラーメンとのどぐろラーメン、つけ麺は美味しかったが、
この一杯と、サービスが微妙なスタッフと、店の環境に辛くなった。

多分もう行かない。
悲しいがさようなら。
また新しい選択肢を探さなければ。

3月の3連休初日。私と妻は食材の買い出しなどのため外出した。
昼食はラーメンで。そして近くて行きやすい日吉交差点のはやし田へ行った。

入店する前は魚系のラーメンにしようかなと思ったが、期間限定で担々麺があった。
私は担々麺 900円とイケないと思いながらもライス150を選んでしまった。
担々麺を見ると思わず注文してしまう。。

テーブル席に座ってしばらくしたら到着した担々麺がこちら。
ひと目見て「うぉおお！」と思う程美味しそうな見た目。
濃厚そうな芝麻醤のスープにマー油、辣油がかかっていて、
ナッツ類、玉ねぎ、青梗菜、唐辛子パウダーが乗っていた。

よーし、まぜまぜしていただくぜ。

おお！旨い！

かなり濃厚なスープ。ベースが鶏白湯なのかな。こってりしている。
結構辛い。いやぁ、これは担々麺を定番にしても良いくらいだな。
900円だけど十分価値がある一杯だった。
一方、ライスはダメって程では無いけど、全くつやが無いご飯が出てきた。
多分、米を磨ぎすぎなのか、適当になっているのか。
ラーメンにこれだけ丁寧さがあるならご飯もしっかりした方が良いだろう。
チャーハンにだって使うんだから。

久々に行ったはやし田だったが、休日の12時にも店内には空席がまだあった。
以前は行列が出来ていたが、最近な少し人気が落ち着いたのかも。
また店内中央には子供が喜ぶガチャガチャが4つも置いてあった。
それって外にあったほうが良いんじゃない？ｗ

とりあえず担々麺は美味しかった。
期間限定でなくてずっと出して欲しい。
またセットメニューなんかも出して良いかも。
結局車でいけるようなお店はボリュームを好む人も行くだろうから。

妻の要望で休日にはやし田へ行った。
車で行けるし、何より美味しい。
国分寺駅前でも美味しいラーメン屋はたくさんあるが、さくっと車で行けるのは大きい。
故に利用頻度は増えている。

この日は私も妻も醤油らぁ麺。妻は味玉入り。
私は禁断のハーフ炒飯をいただいた。

醤油らぁ麺はオープン当初に初来店していただいたが、鶏出汁（鴨も入っているようだ）が良い感じ。
醤油そのものが美味しい。味が深い。
そして今回初ものは炒飯。これがめちゃ旨！
ピンク色の質の良い卵としっかりと炒めた炒飯だ。味付けも良い。
これはフルサイズ炒飯をいただいても良いレベルだ。

お店は結構混んでいて、回転率が高いがほぼ満員。
でも空間に余裕があるので密防止になっている。
フランチャイズ店だが、本当に良く出来ていると思う。
やっぱり月1で通う店だな。

国分寺の富士本1丁目、日吉交差点にステーキのけんがあったが、
2ヵ月くらい前に閉店し、このラーメン店がオープンした。
12/16くらいにオープンようだが、行列が噂になっていた。

平日、妻が定期健診で病院へ行った後に昼食で行ってみたところ、
13時過ぎだったが3名くらい外に待っていた。
駐車場もほぼ満車だったが、１台分空いていたので入ってみることに。
私たち夫婦も少し待ったが、何とか入店で来た。

入店するとタッチパネル式の券売機。
ラーメンの種類は醤油ラーメン 800円、のどぐろラーメン（数量限定）1,000円、
つけ麺 850円、まぜそば 800円。あとトッピングも選べる。
味玉、チャーシューメンなども券売機で選択可能。
他、サイドメニューとして半チャーハン、ご飯も付けられるし、
鶏肉の肉焼売 2個250円～、唐揚げ 2個200円～もあった。
私は醤油ラーメン、妻はのどぐろラーメン。二人で肉焼売をシェアした。

さて、面白いと思ったが店内のレイアウト。かなり広々と使っている。
白木のカウンターに座ったが、奥行きがかなり長い。
おかげで割りばしと水がえらく遠かった。
パーティションも完備。コロナ禍でオープンしただけに密は完璧に避けられていた。
外の行列は密だったが。。

さあ、お味の件。
私の醤油ラーメンは鶏ベースのスープ。
とてもバランスが良く旨い。醤油がまた良い。かなり良くできたスープだ。
麺は全粒紛で張りがあるストレート細麺。これも旨い。
チャーシューは薄切りの豚チャーシューと鶏チャーシュー。
赤さが残るが柔らかさと旨味が絶妙。
大げさかもしれないが、今年1番のラーメンだと思う。
妻ののどぐろラーメンがこれまた旨い。
スープにのどぐろを使っていると思われるが、魚の臭みはなく、旨味だけがグッと入っている。
魚介系のラーメンは多いが、どこか極端なものが多い中、
良さだけを鶏スープに対しているところが素晴らしい。

また妻は味玉を付けていたが、この味玉も写真には載せてないが、
黄身が黄色く濃厚。すべての具材にこだわりを感じた。
こういうラーメンをロードサイドで出すんだと驚きを感じる。

オープンしたててでオペレーションは期待していなかったが、
導線が広いのでホールスタッフはそれなりに動けているように思う。
また規則性があるように思えた。
厨房のスタッフも集中しながら対応している。スープづくりまでカンターから見えた。
本当に恐れ入った。

はやし田をプロデュースしてる㈱INGSはCONAなどを手掛けている企業。
これまでのフランチャイズとまた違うスタイルをとっているようで、
今後も話題になると思う。

※ちなみに替え玉がある。豚骨じゃないけど。